もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/ダイヤモンド社
2010年に 『もしどら』 が大ベストセラーになったことで、
再び注目を集めた 「マネジメントの父」 ことピーター・F・ドラッカー (1909~2005) 。
実は、彼は日本美術のコレクターだったのだそうです。
そんなドラッカーさんの日本美術コレクションが、現在、千葉市美術館で公開されています。
“ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美” は、6月28日まで。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
約200点にも及ぶその日本美術コレクションは、
ドラッカーさん自らによって 「山荘コレクション」 と名付けられています。
そんな 「山荘コレクション」 には、伊藤若冲や狩野探幽をはじめ、
与謝蕪村や長沢芦雪、
仙厓に白隠といった日本美術界のビッグネームの作品も多く含まれていますが。
コレクションの核となっていたのは、室町時代の水墨画です。
その中でも特に注目なのが、ポスターにも使われている雪村周継の 《月夜独釣図》 。
もしドラッカーの 《月夜独釣図》 が国内にあったら。
文化財に指定されているであろう名品中の名品とのことです。
若冲の作品群で知られる某アメリカ人の日本美術コレクションと比べてしまうと、
ドラッカーさんの日本美術コレクションは、圧倒的に地味でシブい印象を受けました。
しかし、それゆえに、決してミーハーなのではなく、
ドラッカーさんはガチで日本美術が好きだったことが伝わってきました。
また、会場のあちこちで、ドラッカーさんの言葉が紹介されています。
学者の言葉なので、多少 「ちょっと何言ってるか分からないw」 感は否めませんが。
言葉の端々から日本美術を深く理解していることが伝わってきました。
日本美術ファンはもちろん、ドラッカーさんのファンにも足を運んで頂きたい美術展です。
ちなみに、今回紹介されていたドラッカー・コレクションの中で、
特に個人的に印象に残っているのは、作者不詳の 《二十五菩薩来迎図》 です。
臨終の際、菩薩様が天から迎えに来てくれるとのこと。
大変有難いとは思いますが、正直なところ、25人は多すぎじゃないッスか??
こんなにワラワラと来られると、しんみり出来ません。
僕の時は、3菩薩くらいでいいです (←?)。
それともう1点印象に残っているのが、長沢芦雪の 《蓬莱山図》 。
飛んでる鶴が、ドローンにしか見えませんでした (笑)
余談ではありますが、
千葉市美術館の次々回の展覧会のタイトルがものすごく気になります。
僕、カラえもん。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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再び注目を集めた 「マネジメントの父」 ことピーター・F・ドラッカー (1909~2005) 。
実は、彼は日本美術のコレクターだったのだそうです。
そんなドラッカーさんの日本美術コレクションが、現在、千葉市美術館で公開されています。
“ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美” は、6月28日まで。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
約200点にも及ぶその日本美術コレクションは、
ドラッカーさん自らによって 「山荘コレクション」 と名付けられています。
そんな 「山荘コレクション」 には、伊藤若冲や狩野探幽をはじめ、
与謝蕪村や長沢芦雪、
仙厓に白隠といった日本美術界のビッグネームの作品も多く含まれていますが。
コレクションの核となっていたのは、室町時代の水墨画です。
その中でも特に注目なのが、ポスターにも使われている雪村周継の 《月夜独釣図》 。
もしドラッカーの 《月夜独釣図》 が国内にあったら。
文化財に指定されているであろう名品中の名品とのことです。
若冲の作品群で知られる某アメリカ人の日本美術コレクションと比べてしまうと、
ドラッカーさんの日本美術コレクションは、圧倒的に地味でシブい印象を受けました。
しかし、それゆえに、決してミーハーなのではなく、
ドラッカーさんはガチで日本美術が好きだったことが伝わってきました。
また、会場のあちこちで、ドラッカーさんの言葉が紹介されています。
学者の言葉なので、多少 「ちょっと何言ってるか分からないw」 感は否めませんが。
言葉の端々から日本美術を深く理解していることが伝わってきました。
日本美術ファンはもちろん、ドラッカーさんのファンにも足を運んで頂きたい美術展です。
ちなみに、今回紹介されていたドラッカー・コレクションの中で、
特に個人的に印象に残っているのは、作者不詳の 《二十五菩薩来迎図》 です。
臨終の際、菩薩様が天から迎えに来てくれるとのこと。
大変有難いとは思いますが、正直なところ、25人は多すぎじゃないッスか??
こんなにワラワラと来られると、しんみり出来ません。
僕の時は、3菩薩くらいでいいです (←?)。
それともう1点印象に残っているのが、長沢芦雪の 《蓬莱山図》 。
飛んでる鶴が、ドローンにしか見えませんでした (笑)
余談ではありますが、
千葉市美術館の次々回の展覧会のタイトルがものすごく気になります。
僕、カラえもん。
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