シャネル銀座ビルディングの・・・
4階にあるシャネル・ネクサス・ホールに行ってきました。
こちらでは、9月26日まで “ピエール ポラン – デザインフォーエバー” という展覧会が開催されています。
ピエール・ポラン (1927~2009) は、フランスを代表するプロダクトデザイナーの一人。
もし彼の名前にピンと来なくとも、彼がデザインした 《リボンチェア》 や、
《タンチェア》 は、
オシャレなカフェやインテリアショップ等々で、目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなピエール・ポランを日本で初めて紹介する本格的な展覧会。
タイトルが、 “デザインフォーエバー” と、
ダサ・・・もとい、あまりにストレートなので、実はそんなに期待していなかったのですが (笑)
今回のピエール・ポラン展の展示空間を手掛けていたのは、
『建築界のノーベル賞』 とも呼ばれるプリツカー賞を受賞したばかりの世界的建築家の坂茂氏。
しかも、照明を手掛けていたのは、世界で活躍する照明デザイナー・石井リーサ明理氏でした。
ピエール・ポラン×坂茂×石井リーサ明理
この3人の天才がコラボして、スゴい空間が生まれないわけがないです。
期待していなかった自分が愚かでした (←?)
ピエール・ポランのデザインした椅子の数々を、シルエットで浮かび上がらせたり、
実際に 《タンチェア》 に座って体感できるインスタレーションがあったり。
単なるデザイン展の枠を越えたスタイリッシュな展覧会でした。
シャネル銀座ビルディングの中に入って、
シャネルの売り場を通過してエレベーターに乗るという心理的ハードルはありますが (笑)
それをクリアするだけの価値はある展覧会です。
しかも無料。
ちなみに。
会場には、大阪万博のフランス館で発表され、
当時話題となった 《アンフィス》 が、44年ぶりに展示されています。
(注:画像はイメージです。会場に展示されているのは、日本の国旗をイメージした白と赤からなる 《アンフィス》 です)
こちらも、座ることが可能でした。
3つの長いクッションで構成されているだけなのですが、座り心地は抜群。
一度座ったら最後、しばらく腰が上がりませんでした。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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ピエール ポラン – デザインフォーエバー
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