“東京” と聞いて思い浮かべる街は、どこでしょうか?
おそらく、
新宿、銀座、渋谷、上野、池袋、六本木、品川、新橋、秋葉原、丸の内
あたりでは、ないでしょうか。
しかし、都心部だけが、東京に非ず。
「世田谷区をお忘れじゃないですか??」
というのが、世田谷文学館で現在開催中の・・・
“都市から郊外へ―1930年代の東京” という展覧会。
自らを、 『郊外』 と認識する、その心意気や潔しです (←?)
さてさて、田園調布や成城学園前などの高級住宅地や、
三軒茶屋や下北沢などの “住みたい街” が多いことから、
ベッドタウン的な印象の強い世田谷区ですが。
実は、1930年代に、この世田谷区から、たくさんの芸術が生み出されたのです。
その大きな要因となったのが、1923年に発生した関東大震災。
復興渦中の東京で、多くの文学者や美術家が、
新たな生活と創造の拠点を求めて郊外へと移り住んだのだとか。
今回の展覧会では、
世田谷文学館ながら、「文学」にとどまらず。
「版画」 のジャンルあり、
(稲垣知雄 《芝生》)
「写真」 のジャンルあり、
(桑原甲子雄 《渋谷駅前》)
絵画/彫刻、映画、音楽、住宅、広告あり。
計8ジャンルにも及ぶ “東京の郊外” ならではの文化が紹介されています。
それを面白いと思えるかどうかは、別として、
“相当に気合いの入っている展覧会だなぁ” というのは、伝わりました。
重ね重ねになりますが、面白いと思えるかどうかは、別として (笑)
個人的に、印象的だったのは、
1930年代に流行した音楽が聴けるコーナー。
タワレコのような視聴機が用意されており、
CDを選択して、好きな曲を聴くことが出来ました。
せっかくなので、会場にレコードとジャケットが展示されていた曲を、片っ端から聴いてみました。
『丘を越えて/藤山一郎』 は、イントロ長すぎ (笑) !
『二人は若い/ディック・ミネ、星玲子』 は、歌詞が意味不明 (笑) !
このコーナーを堪能できただけでも、結構満足かも。
また、郊外の新開地にアトリエを構えた画家として、
難波田龍起の絵が何点も紹介されていました。
そのうちの1枚 《月と豹》 が、僕個人的に、どストライク!
思わず、ボケ~っと長い間眺めてしまいました。
↑実物は、この画像の10倍は、素敵です!
この作品mに出会えただけでも、
芦花公園という東京郊外まで足を運んだ甲斐がありました (←芦花公園の人に失礼!)
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新宿、銀座、渋谷、上野、池袋、六本木、品川、新橋、秋葉原、丸の内
あたりでは、ないでしょうか。
しかし、都心部だけが、東京に非ず。
「世田谷区をお忘れじゃないですか??」
というのが、世田谷文学館で現在開催中の・・・
“都市から郊外へ―1930年代の東京” という展覧会。
自らを、 『郊外』 と認識する、その心意気や潔しです (←?)
さてさて、田園調布や成城学園前などの高級住宅地や、
三軒茶屋や下北沢などの “住みたい街” が多いことから、
ベッドタウン的な印象の強い世田谷区ですが。
実は、1930年代に、この世田谷区から、たくさんの芸術が生み出されたのです。
その大きな要因となったのが、1923年に発生した関東大震災。
復興渦中の東京で、多くの文学者や美術家が、
新たな生活と創造の拠点を求めて郊外へと移り住んだのだとか。
今回の展覧会では、
世田谷文学館ながら、「文学」にとどまらず。
「版画」 のジャンルあり、
(稲垣知雄 《芝生》)
「写真」 のジャンルあり、
(桑原甲子雄 《渋谷駅前》)
絵画/彫刻、映画、音楽、住宅、広告あり。
計8ジャンルにも及ぶ “東京の郊外” ならではの文化が紹介されています。
それを面白いと思えるかどうかは、別として、
“相当に気合いの入っている展覧会だなぁ” というのは、伝わりました。
重ね重ねになりますが、面白いと思えるかどうかは、別として (笑)
個人的に、印象的だったのは、
1930年代に流行した音楽が聴けるコーナー。
タワレコのような視聴機が用意されており、
CDを選択して、好きな曲を聴くことが出来ました。
せっかくなので、会場にレコードとジャケットが展示されていた曲を、片っ端から聴いてみました。
『丘を越えて/藤山一郎』 は、イントロ長すぎ (笑) !
『二人は若い/ディック・ミネ、星玲子』 は、歌詞が意味不明 (笑) !
このコーナーを堪能できただけでも、結構満足かも。
また、郊外の新開地にアトリエを構えた画家として、
難波田龍起の絵が何点も紹介されていました。
そのうちの1枚 《月と豹》 が、僕個人的に、どストライク!
思わず、ボケ~っと長い間眺めてしまいました。
↑実物は、この画像の10倍は、素敵です!
この作品mに出会えただけでも、
芦花公園という東京郊外まで足を運んだ甲斐がありました (←芦花公園の人に失礼!)
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