現在、目黒区美術館で開催されているのは、
“ヨーロッパの木の玩具―ドイツ・スイス、北欧を中心に” という展覧会。
こちらは、タイトルずばり、ヨーロッパの木製のおもちゃをテーマにした展覧会です。
幼稚園の創始者フリードリヒ・フレーベルの理論に基づいて、
作られたというフレーベル積木 大 デュシマ社 つみき/オズ
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そのデザイン性の高さからインテリアとしても人気が高いNaef/ネフ社 ネフスピール/Naef/ネフ社
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をはじめ、会場には木のおもちゃがいっぱい。
その数、なんと400点以上!
そこらへんのおもちゃ屋さんよりも、品揃えが充実しています。
一部のおもちゃは実際に手に取って遊ぶことも可能ですが、
実際に遊ばずとも、眺めているだけでも十分に楽しい展覧会でした。
子どもはもちろん、大人にもオススメ。
童心に返れること請け合いです。
・・・・・ただし、当たり前ですが、
展覧会場には値札が付いていなかったので、純粋に楽しんでいましたが。
帰宅後、展示されていたおもちゃたちのお値段を調べていて、目が覚めました (笑)
想像していた以上に、どのおもちゃもお高い。
ゲーム機と、そう大差ないお値段なのですね。。。
値段を知ってしまった以上、子供のように無邪気には遊べないです。
ちなみに、値段を考えないのであれば、
今回紹介されていた中で、一番欲しかったのは、このおもちゃ。
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ピタゴラスイッチごっこが出来そうです。
さてさて、今回の展覧会では、メーカー製のおもちゃだけでなく、
ドイツのエルツ地方の工房で作られている手作り感溢れる木のおもちゃも紹介されていました。
《煙出し人形 玩具売り》 ドイツ・エルツ地方
クリスチアン・ヴェルナー 《キャンドル立て 動物たち》 Reifendrehwerk Christian Werner /ドイツ・エルツ地方
個人的に一番興味を惹かれたのは、
ライフェンドレーエンという世界に類を見ないおもちゃ作りの技法です。
ライフェンは 「車輪」、ドレーエンは 「回しながら加工する」 の意味。
丸太を輪切りにし、木工用ろくろで回しながら成形していきます。
《ライフェンドレーエン 動物制作工程》 Reifendrehwerk Christian Werner/ドイツ・エルツ地方
出来上がったものをバームクーヘンをカットするように裁断し、
ノミで形を整えると、小さな動物のおもちゃがたくさん作れるという技法です。
・・・・・と、この説明で伝わる自信がないので、youtubeで動画を見つけました。
ちなみに、今年めでたく開館30周年を迎えた目黒区美術館。
それを記念して、展覧会の前半には、ライフェンドレーエンの第一人者を招いて、
実際にライフェンドレーエンの動物たちを作るスペシャルなワークショップを開催していたそうです。
それはちょっとやってみたかった。
開館30周年記念はまだ終わっていません。
今後どんなワークショップがあるのか、要チェックです。
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ヨーロッパの木の玩具―ドイツ・スイス、北欧を中心に
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