国立新美術館で開催中の “至上の印象派展 ビュールレ・コレクション” に行ってきました。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、スイスの大実業家にして、世界的な美術コレクター、
エミール・ゲオルク・ビュールレ (1890~1956) の約600点のコレクションの中から、
日本初公開となる作品を半数以上含む、選りすぐりの64点を紹介する展覧会です。
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展覧会の見どころは何と言っても、ルノワールの 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》。
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ピエール=オーギュスト・ルノワール 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》
1880年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
絵画史上、最も有名な少女像ともいわれる一枚です。
数年前に、秋葉原に行って、アキバ系と思しき100人に、
「ルノワールのどの絵が一番萌えるのか?」 をアンケートをしたことがあるのですが。
《団扇を持つ若い女》 や 《ジュリー・マネの肖像》 といった並みいる強豪を差し置いて、
見事46票という圧倒的強さで第1位を獲得したのが、イレーヌを描いたこの作品だったのでした。
少女を描いた絵画は、世の中に星の数ほどありましょうが。
タイトルに、「可愛い」 というキラーワードが入るのは、おそらくこの絵画くらいなもの。
とは言え、タイトル負け (?) は決してしておらず、ちゃんと可愛かったです。
『1000年に1人の逸材』 として話題となった橋本環奈の 「奇跡の一枚」 に似ている気がしました。
また、展覧会のもう一つの見どころが、モネ晩年の大作 《睡蓮の池、緑の反映》 です。
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クロード・モネ 《睡蓮の池、緑の反映》 1920/26年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
こちらは、日本初公開。
というよりも、スイス国外で初公開という超貴重な作品です。
横幅は、何と4メートル越え。
あまりの巨大パノラマゆえ、絵画を観ているというよりも、
もはや広大な池そのものを眺めているかのような印象を受けました。
心なしか、水面が揺れていたような。
ちなみに、この作品に関しては、写真撮影が可能とのこと!
インスタ映えすること請け合いです。
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「いくつあんだよ!」 と、そろそろツッコまれそうですが、
さらに、展覧会の見どころと言えるのが、セザンヌの最高傑作とも称される 《赤いチョッキの少年》 です。
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ポール・セザンヌ 《赤いチョッキの少年》 1888/90年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
特徴的なのは、何と言っても、その長すぎる二の腕。
その愁いを帯びた表情は、「あー、腕、長い。」 と落ち込んでるようにも見えます。
ちょうどいい感じの袖の長さの服になかなか出会えない。
そんな理由で悩んでいるのかもしれません。
あ、だから、チョッキを着ているのか。
さてさて、こちらの 《赤いチョッキの少年》 は、2008年に盗難に遭い、2012年に発見されたという経緯を持つ絵画。
ちなみに、《赤いチョッキの少年》 が盗まれた際には、
同じ犯人によって、ファン・ゴッホやドガ、モネの作品も盗難の被害に遭っています。
今回の展覧会には、そんな受難の4点すべてが来日。
見つかって良かった、来てくれた良かった。
2つの意味で有難かったです。
言えば言うほど、有難みが薄れる気はしますが。
展覧会の見どころは、他にも多々あります。
例えば、展覧会のタイトルこそ “至上の印象派展” ですが、
ドラクロワや19世紀絵画や、ピカソやロートレックら20世紀絵画の名品も充実しています。
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ビュールレ・コレクションの中でも特に充実しているゴッホの作品群が一室まるまる展示されています。
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他にも・・・って、挙げればキリがないので、これくらいにしておきますが。
何より嬉しかったのは、それら珠玉の名品の数々をゆったりとしたスペースで鑑賞できたこと。
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作品そのものも素晴らしい。
鑑賞の環境も素晴らしい。
ノーストレス展覧会でした。
ここ最近、意外とご無沙汰だった “王道の美術展” を観たなァというのが、素直な感想。
「そうそう、美術展って、こういうのだよ!」
「こんな美術展を待っていたんだよ!」 と、快哉を叫びたくなりました。
![星]()
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、スイスの大実業家にして、世界的な美術コレクター、
エミール・ゲオルク・ビュールレ (1890~1956) の約600点のコレクションの中から、
日本初公開となる作品を半数以上含む、選りすぐりの64点を紹介する展覧会です。

展覧会の見どころは何と言っても、ルノワールの 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》。

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》
1880年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
絵画史上、最も有名な少女像ともいわれる一枚です。
数年前に、秋葉原に行って、アキバ系と思しき100人に、
「ルノワールのどの絵が一番萌えるのか?」 をアンケートをしたことがあるのですが。
《団扇を持つ若い女》 や 《ジュリー・マネの肖像》 といった並みいる強豪を差し置いて、
見事46票という圧倒的強さで第1位を獲得したのが、イレーヌを描いたこの作品だったのでした。
少女を描いた絵画は、世の中に星の数ほどありましょうが。
タイトルに、「可愛い」 というキラーワードが入るのは、おそらくこの絵画くらいなもの。
とは言え、タイトル負け (?) は決してしておらず、ちゃんと可愛かったです。
『1000年に1人の逸材』 として話題となった橋本環奈の 「奇跡の一枚」 に似ている気がしました。
また、展覧会のもう一つの見どころが、モネ晩年の大作 《睡蓮の池、緑の反映》 です。

クロード・モネ 《睡蓮の池、緑の反映》 1920/26年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
こちらは、日本初公開。
というよりも、スイス国外で初公開という超貴重な作品です。
横幅は、何と4メートル越え。
あまりの巨大パノラマゆえ、絵画を観ているというよりも、
もはや広大な池そのものを眺めているかのような印象を受けました。
心なしか、水面が揺れていたような。
ちなみに、この作品に関しては、写真撮影が可能とのこと!
インスタ映えすること請け合いです。

「いくつあんだよ!」 と、そろそろツッコまれそうですが、
さらに、展覧会の見どころと言えるのが、セザンヌの最高傑作とも称される 《赤いチョッキの少年》 です。

ポール・セザンヌ 《赤いチョッキの少年》 1888/90年 E.G.ビュールレ・コレクション財団、チューリヒ(スイス)
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland) Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)
特徴的なのは、何と言っても、その長すぎる二の腕。
その愁いを帯びた表情は、「あー、腕、長い。」 と落ち込んでるようにも見えます。
ちょうどいい感じの袖の長さの服になかなか出会えない。
そんな理由で悩んでいるのかもしれません。
あ、だから、チョッキを着ているのか。
さてさて、こちらの 《赤いチョッキの少年》 は、2008年に盗難に遭い、2012年に発見されたという経緯を持つ絵画。
ちなみに、《赤いチョッキの少年》 が盗まれた際には、
同じ犯人によって、ファン・ゴッホやドガ、モネの作品も盗難の被害に遭っています。
今回の展覧会には、そんな受難の4点すべてが来日。
見つかって良かった、来てくれた良かった。
2つの意味で有難かったです。
言えば言うほど、有難みが薄れる気はしますが。
展覧会の見どころは、他にも多々あります。
例えば、展覧会のタイトルこそ “至上の印象派展” ですが、
ドラクロワや19世紀絵画や、ピカソやロートレックら20世紀絵画の名品も充実しています。

ビュールレ・コレクションの中でも特に充実しているゴッホの作品群が一室まるまる展示されています。


他にも・・・って、挙げればキリがないので、これくらいにしておきますが。
何より嬉しかったのは、それら珠玉の名品の数々をゆったりとしたスペースで鑑賞できたこと。

作品そのものも素晴らしい。
鑑賞の環境も素晴らしい。
ノーストレス展覧会でした。
ここ最近、意外とご無沙汰だった “王道の美術展” を観たなァというのが、素直な感想。
「そうそう、美術展って、こういうのだよ!」
「こんな美術展を待っていたんだよ!」 と、快哉を叫びたくなりました。



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