現在、国立歴史民俗博物館で開催されているのは、“ニッポンおみやげ博物誌” という展覧会。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
そのタイトルといい、ポスターのビジュアルといい、2時間枠のバラエティ番組感が溢れています。
(↑『秘密のケンミンSHOW』 の類似番組っぽい印象です)
・・・と、それはさておき。
こちらは、旅につきものの 「おみやげ」という、
ニッポン独自の贈答文化を、さまざまな角度から掘り下げた展覧会。
ニッポンの各地には、どのようなおみやげがあるのか?
ニッポン人は、なぜ、おみやげを買うのか?
約1300点 (!) という膨大な資料を通じて、徹底検証した展覧会です。
訪れれば、きっと何かしらの土産話を持ち帰れることでしょう。
まず、展覧会の冒頭で紹介されていたのは、江戸時代のおみやげ事情。
江戸時代、参勤交代や伊勢参りなどにより、旅行はポピュラーなものに。
それに伴い、日本各地におみやげが誕生したのだとか。
このコーナーで特に興味深かったのが、江戸時代の旅行ガイドブックです。
どこを訪れたら、何を食べたらいいとか。
何を買うなら、あのお店がオススメだとか。
事細かに記載されていました。
今も昔も、ニッポン人の旅には、ガイドブックが欠かせなかったのですね。
続いて紹介されていたのが、明治から現代にかけての観光地のおみやげ。
ペナント。提灯。通行手形。
この3種類が、展覧会場には、やたらと登場します (笑)
僕は一度も買ったことがないですし、欲しいとすら思ったことがないですが。
そういえば、おじいちゃん家やおじさん家には、
ペナントや提灯、通行手形が壁に飾ってあった気がします。
なぜ、旅先でこんなダサ・・・もとい、独創的なおみやげを買いたくなってしまうのか。
その真相は、今回の展覧会では、明らかにされていませんでしたが。
代わりに、おみやげに関するとある興味深い事実が指摘されていました。
かつては、「国立公園」 がおみやげ界におけるキラーワードだったのですが、
ある時期を境に、「国立公園」 という言葉の効力が失われてしまったという事実です。
「国立公園」 に取って代わった新たなキラーワードは、「世界遺産」。
確かに、「国立公園」 でも 「世界遺産」 でもある観光地で、
現在販売されているおみやげのパッケージには、「国立公園」 の文字はありません。
昭和のおみやげには、「国立公園」 と書いてありがち。
意外な “おみやげあるある” でした。
ちなみに、展覧会では他にも、
いろんな “おみやげあるある” を見て取ることができます。
例えば・・・
方言がいっぱい書かれたおみやげ、ありがち。
また、例えば・・・
興奮しすぎない程度にエッチなおみやげ、主に温泉街にありがち。
(ここだけは、18禁コーナーとなっていました。ピンクの照明が当てられていますw)
極めつけは・・・
おみやげで貰ったキーホルダー、お菓子の缶にしまいがち。
ちなみに、こちらの蕎麦ぼうろの缶に入っているキーホルダーは、歴博の関係者の私物。
お子様が二人いらっしゃるようで、旅先でいつもおみやげのキーホルダーを2個買っていたのだとか。
なので、缶の中には、同一のキーホルダーが2個ずつ収納されていました。
そういえば、父も出張先で、僕と弟の分のキーホルダーをよく買ってきてくれてましたっけ。
そんなことをふと思い出し、妙にしんみり温かい気持ちになりました。
きっと僕だけでなく、誰もがおみやげにまつわるエピソードが1つ2つはあるはず。
会場に展示されたおみやげを見て、それらを思い出して、ほっこりできることでしょう。
また、それと、同時に、展示されているおみやげのほとんどが、
あまりにもダサ・・・もとい、独創的すぎて、こそばゆくなることでしょう
旅先でテンションが上がると、なんでこんなものを人は買ってしまうのだろうか、と。
今回紹介されていた数々のおみやげのなかで、
特にダサ・・・もとい、独創・・・いや、ダサかった (←言い切った!) おみやげがこちら↓
プラスチック製の金色の姫路城というだけでも、十二分にダサいのですが。
その横に、『根性』 の2文字。
こんなおみやげを、部屋に飾り続ける。
それは、確かに根性が必要。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
そのタイトルといい、ポスターのビジュアルといい、2時間枠のバラエティ番組感が溢れています。
(↑『秘密のケンミンSHOW』 の類似番組っぽい印象です)
・・・と、それはさておき。
こちらは、旅につきものの 「おみやげ」という、
ニッポン独自の贈答文化を、さまざまな角度から掘り下げた展覧会。
ニッポンの各地には、どのようなおみやげがあるのか?
ニッポン人は、なぜ、おみやげを買うのか?
約1300点 (!) という膨大な資料を通じて、徹底検証した展覧会です。
訪れれば、きっと何かしらの土産話を持ち帰れることでしょう。
まず、展覧会の冒頭で紹介されていたのは、江戸時代のおみやげ事情。
江戸時代、参勤交代や伊勢参りなどにより、旅行はポピュラーなものに。
それに伴い、日本各地におみやげが誕生したのだとか。
このコーナーで特に興味深かったのが、江戸時代の旅行ガイドブックです。
どこを訪れたら、何を食べたらいいとか。
何を買うなら、あのお店がオススメだとか。
事細かに記載されていました。
今も昔も、ニッポン人の旅には、ガイドブックが欠かせなかったのですね。
続いて紹介されていたのが、明治から現代にかけての観光地のおみやげ。
ペナント。提灯。通行手形。
この3種類が、展覧会場には、やたらと登場します (笑)
僕は一度も買ったことがないですし、欲しいとすら思ったことがないですが。
そういえば、おじいちゃん家やおじさん家には、
ペナントや提灯、通行手形が壁に飾ってあった気がします。
なぜ、旅先でこんなダサ・・・もとい、独創的なおみやげを買いたくなってしまうのか。
その真相は、今回の展覧会では、明らかにされていませんでしたが。
代わりに、おみやげに関するとある興味深い事実が指摘されていました。
かつては、「国立公園」 がおみやげ界におけるキラーワードだったのですが、
ある時期を境に、「国立公園」 という言葉の効力が失われてしまったという事実です。
「国立公園」 に取って代わった新たなキラーワードは、「世界遺産」。
確かに、「国立公園」 でも 「世界遺産」 でもある観光地で、
現在販売されているおみやげのパッケージには、「国立公園」 の文字はありません。
昭和のおみやげには、「国立公園」 と書いてありがち。
意外な “おみやげあるある” でした。
ちなみに、展覧会では他にも、
いろんな “おみやげあるある” を見て取ることができます。
例えば・・・
方言がいっぱい書かれたおみやげ、ありがち。
また、例えば・・・
興奮しすぎない程度にエッチなおみやげ、主に温泉街にありがち。
(ここだけは、18禁コーナーとなっていました。ピンクの照明が当てられていますw)
極めつけは・・・
おみやげで貰ったキーホルダー、お菓子の缶にしまいがち。
ちなみに、こちらの蕎麦ぼうろの缶に入っているキーホルダーは、歴博の関係者の私物。
お子様が二人いらっしゃるようで、旅先でいつもおみやげのキーホルダーを2個買っていたのだとか。
なので、缶の中には、同一のキーホルダーが2個ずつ収納されていました。
そういえば、父も出張先で、僕と弟の分のキーホルダーをよく買ってきてくれてましたっけ。
そんなことをふと思い出し、妙にしんみり温かい気持ちになりました。
きっと僕だけでなく、誰もがおみやげにまつわるエピソードが1つ2つはあるはず。
会場に展示されたおみやげを見て、それらを思い出して、ほっこりできることでしょう。
また、それと、同時に、展示されているおみやげのほとんどが、
あまりにもダサ・・・もとい、独創的すぎて、こそばゆくなることでしょう
旅先でテンションが上がると、なんでこんなものを人は買ってしまうのだろうか、と。
今回紹介されていた数々のおみやげのなかで、
特にダサ・・・もとい、独創・・・いや、ダサかった (←言い切った!) おみやげがこちら↓
プラスチック製の金色の姫路城というだけでも、十二分にダサいのですが。
その横に、『根性』 の2文字。
こんなおみやげを、部屋に飾り続ける。
それは、確かに根性が必要。
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