“マウリッツハイス美術館展” と同じくらいに、今年大注目の美術展に行ってきました。
上野の森美術館で開催中の…
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“ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~” です。
東京に先駆けて開催されていた大阪会場では、
約4か月の開催期間中に、93万3110人が来場したというモンスター級の美術展。
はてさて、東京会場では、最終日の12月9日までに、何万人の方が来場するのでしょうか。
その記録が、今から気になるところです。
僕の予想としては、きっと大阪会場と同じくらいに、来場者数が伸びるはず。
そう読んで、空いているうちにと、
まだ始まって1週間も経っていない今週火曜日 (=8/7) に、会場を訪れたのですが・・・。
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すでに、美術館の周りには、多くの人が!
始まって、間もなくでも、こんなに人気があるなんて。。。
ツタンカーメン人気、恐るべしです。
ちなみに、僕は13時半には、美術館に到着したのですが・・・
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その時、配布されていた整理券は、 「15時~15時15分」 のもの。
列に並ぶ手間が省かれるとは言え、
この時点で、実質、1時間半待ちが決定です。
仕方がないので (?)、トーハクで時間を潰してきます。
(その模様は、明日のブログ記事に!)
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Clik here to view.1時間半経過Image may be NSFW.
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時間になったので、上野の森美術館に帰還。
係員の方に整理券を渡し、ようやく列に並べることになりました。
そこから、約20分くらい並んで、
実際に、美術館に足を踏み入れたのは、15時25分のことでした。
というわけで。
これから行かれる皆様は、
到着時間+約2時間 (8/7現在) で、美術館に入れると思っておいた方が良いでしょう。
さてさて、そうして、ようやく中に入ることが出来たツタンカーメン展。
しかも、2700円という破格の入場料を支払って入ったツタンカーメン展。
(2700円は、平日価格。土日祝だと、3000円)
Wで期待が高まってしまったからなのでしょうか。。。
率直な感想としては、
「・・・・・・・・・えっ?これだけ??」
でした。
いや、勘違いしていた自分に、全面的に非があるのを認めますが。
“大阪では、93万3110人が来場” し、
“入場料を2700円も取る” 美術展なので、
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勝手に、《ツタンカーメンの黄金のマスク》 も来ているものとばかり思っていました。
しかし、上野の森美術館の隅から隅までを探したものの、
当然、 《ツタンカーメンの黄金のマスク》 は無く、
代わりに (?) 、展示されていたのは、
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ツタンカーメンの墓から出土したとされる 《黄金のカノポス容器》 でした。
(カノポス容器・・・ミイラを作る際に、体内から取り出した内臓を入れる容器)
今回のツタンカーメン展の宣伝で、大々的に取り上げられているのは、コレです。
内臓を内蔵するための容器なので、大きさは、マトリョーシカくらいのサイズ。
“思ったよりも、小っちゃ!” 感は、否めません。
そのことにも軽くガッカリしたのですが、
この後に、さらなる衝撃的なガッカリ事実を知ることになりました。
なんでも、このカノポス容器。
その顔が、あまりツタンカーメンに似ていないことから、
この容器は、おそらくツタンカーメンのために作られたものではないらしいとのこと。
「ツタンカーメン展のメインが、ほぼツタンカーメンに関係ないんかい!!」
もちろん、黄金に光り輝く豪華な装飾は、眩いくらいに美しかったですし。
実は、後ろから見ると、髪を束ねている姿が、
まるでドン小西のようだという、新鮮な発見 (←?) もあったのですが。
僕個人の感想としては、
「2700円は、やはり高い!」 というのが、率直なところ。
メインが、ツタンカーメンのマスクではなく、
《黄金のカノポス容器》 とわかっていたなら、行かなかったかもしれないです。
やはり、行く前に調べることって、大事ですね。
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2700円もあれば、先日紹介した “どうぶつ大行進” なら、
13回観賞しても、さらに、お釣りが100円却ってきますし (笑)
さてさて、個人的には、1ツ星を付けましたが。
エジプト文明が好きな方なら、間違いなく楽しめる美術展であることは確かです。
《ツタンカーメンの半身像》 や、
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《ツタンカーメンの銘入りガラス製枕》 をはじめ、
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王家の谷で発掘された貴重な出土品が、約120点ほど紹介されています。
それらの中には、考古的に貴重な品もありましたが、
考古ファンならずとも、思わず目を奪われる純粋に美しい品も数多くありました。
特に印象に残っているのは、 《有翼スカラベ付き胸飾り》 。
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「これぞ、エジプト!」 という造形が、これでもかと施されたアクセサリーです。
こんなゴージャスな胸飾りが似合うのは、レディー・ガガか叶姉妹くらいなものでしょう。
基本的に、 “はぁ~” と、その美しさと豪華さに、ため息連発すること必至ですが。
そんな装飾品に交じって、唯一、なんかホッとしてしまった品がありました。
それは、 《ライオンの飾りのついた化粧容器》
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お世辞にも、ライオンの出来が良くありません (笑)
昭和の初期に出回ったオモチャみたいな感じです。
(とてもエジプトから出土したとは思えません!)
舌を出しているのが、なんとも憎めない感じです。
しかし、何故に、化粧容器にライオンが乗っているのでしょうか?
“いつも暮らしの中に” ライオン、ということなのでしょうか??
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ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~
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