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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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続・無料で観れる 美術百選 《sequence MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)》

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2020年、宮下公園の跡地にオープンしたMIYASHITA PARK

渋谷の新たなランドマークです。

 

 

 

 

その屋上空間には、オシャレなスタバやスケート場、

ビートバレーやビーチサッカーができる砂のスポーツコートがあります。

さらには、渋谷らしい美術作品も。

 

 

 

作者は、赤い玉をリンゴの形にしたけん玉や、

まばたきした瞬間にシャッターが押される証明写真機など、

日常の見慣れたものをモチーフにユーモア溢れる作品を生み出すアーティスト・鈴木康広さん。

《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》 と題されたこの作品は、

渋谷区の形をした方位磁針型のベンチの上にハチ公が乗っているというもの。

渋谷駅前のとは違い、こちらのハチ公は星になった飼い主を見上げているそうです。

 

この作品を紹介して終わり。

・・・・・・・と行きたいところですが。

 

 

 

実は、鈴木康弘さんによる無料で観れる作品はすでに1度紹介済み。

この無料で観れる美術百選シリーズでは、

過去に紹介したアーティストの作品は再び取り上げないというルールがあるため、

別のアーティストの作品を紹介することにしましょう。

 

ということで、MIYASHITA PARKに隣接するホテル、

sequence MIYASHITA PARK (シークエンス ミヤシタ パーク) へ。

 

 

 

こちらは、「つながり」 とテーマとした公園直結という珍しいホテル。

その随所には、若手アーティストの作品が設置されています。

 

例えば、こちらはパンクな書家ハシグチリンタロウさんの作品。

 

 

 

zymotic electro plants。

訳すと、「発酵発電所」。

意味はよく分からないですが、

パンクなことは十分に伝わってきました。

ヒップホップの曲名のようです。

 

 

また例えば、こちらは独特のユーモラスな作風で注目を集める東慎也さんの作品。

 

 

 

タイトルは、《Humans》

落書きチックな謎のキャラクターが、

謎の存在感をどっしりと放っている作品です。

 

 

さらに、有名どころでは、ガガ様が愛用する靴、

ヒールレスシューズの作者としてもお馴染みの舘鼻則孝さんの作品もありました。

 

 

 

そんなsequence MIYASHITA PARKの数ある作品の中で、

個人的にもっとも印象に残ったのはロビーに設置されたこちらの作品です。

 

 

 

 

続・無料で観れる 美術百選 008  田村琢郎 Lovers

 

 

人目を気にせず (?)、イチャイチャする2基のカーブミラー。

昼間から堂々と絡み合っていました。

 

 

 

カーブミラーのくせに、完全に周りが見えていません。

君の顔に映るのは僕だけ・・・ってか!

けっ、リア充め。

 

 

<無料で観れる美術 データ>
sequence MIYASHITA PARK
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
アクセス:○JR 「渋谷駅」 より徒歩7分

      ○東京メトロ 「渋谷駅」 より徒歩3分

 

 

 

 

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