東京スカイツリーの・・・
足もとにあるソラマチタウン。
その9階に、今年3月1日にオープンしたのが、郵政博物館です。
実は、この郵政博物館。
昨年8月31日をもって惜しまれつつ閉館した逓信総合博物館がリニューアルオープンしたものなのです。
展示のメインは、やはり国内外の郵政に関する資料。
逓信総合博物館の展示の目玉の一つであった切手コレクション (約33万種!) も健在です。
逓信総合博物館時代は100円だった入館料が、300円になっており、
「えっ、3倍?!」 と驚きはしましたが (←むしろ、100円が安すぎたのです)
リニューアルしたことにより、3倍楽しく、3倍わかりやすい展示になっていた気がします。
“郵政に関する資料” と、字づらだけ見ると、退屈そうな気がしますが。
実際に展示物を目にしてみると、いろいろと興味を惹かれるものがありました。
その一部を紹介しますと、例えば、制帽あれこれ。
さまざまな制帽に交じって、なんと麦わら帽子の制帽が!
クーズビズ!!
かつて麦わら帽子を郵便配達夫が身に着けていたという事実以上に驚きだったのが・・・
かつて郵便配達夫は、郵便物を護るために、ピストルを所持していたという事実です。
現代以上に、現金書留が活用されていたようで、強盗に狙われる機会が多かったのだとか。
郵便配達夫が、そんな危険な仕事だったとは、知りませんでした。
さらには、こんなレコードも発見!
こちらは、幻のラジオ体操第3が収録されたレコードです。
どんな内容の体操なのか。
激しく興味が惹かれます。
また、体験型の展示が多かったのも、郵政博物館の大きな特徴です。
オススメは、 「君もポストマン!」 。
バイクでの郵便配達を疑似体験できるシミュレーションゲームです。
手前の椅子にまたがって、ゲームがスタート。
えっ、でも、何で操作するの?
実は、このゲーム。
バイクを運転するジェスチャーをすることで、
その動きをキャプチャーが感知してくれるハイテクなゲームなのです。
・・・・・ただ、ハイテクでスゴいのは確かなのですが、
椅子にまたがって、バイクに乗ったふりをしている人を傍から見ると、ちょっと滑稽なのが玉にキズです (笑)
もう一つオススメなのが、 『レッツエンジョイ ラジオ☆体操』 。
お馴染みのあの音楽に乗って、正しくラジオ体操を踊るゲームです。
正しく踊れると、画面内の自分がキラキラします (笑)
さてさて、意外なほど、常設展示が興味深くて、すっかり紙面を割いてしまいましたが。
新しく生まれ変わった郵政博物館は、逓信総合博物館以上に、企画展にも力を入れているようです。
最後に、その話題をチラリ。
郵政博物館開館記念特別展として開催されているのが、
“―少女たちの憧れ― 蕗谷虹児 展” という展覧会。
大正から昭和にかけて、少女雑誌の挿絵などで活躍した蕗谷虹児 (ふきやこうじ) をフィーチャーした展覧会です。
「蕗谷虹児と郵政には、何の関係が?」
1997年に発行され人気を博したふるさと切手 「花嫁」 の原画を描いたのが、蕗谷虹児。
今回の展覧会には、その原画も展示されています。
他にも、 《柘榴を持つ女》 をはじめ、
パリ留学時代の油彩画や水彩画も多数展示されており、
蕗谷虹児の挿絵画家以外の一面も紹介された見応えはたっぷり。
もちろん、挿絵作品も多数紹介されています。
《CUPIDを飼ふひと》
300円という価格設定から、企画展は、おまけ的なものかとナメていましたが。
いやいや、そんなことは全くなく、開館記念に相応しい気合の入った展覧会でした。
以後、ナメるのは、切手の裏面だけにします。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
足もとにあるソラマチタウン。
その9階に、今年3月1日にオープンしたのが、郵政博物館です。
実は、この郵政博物館。
昨年8月31日をもって惜しまれつつ閉館した逓信総合博物館がリニューアルオープンしたものなのです。
展示のメインは、やはり国内外の郵政に関する資料。
逓信総合博物館の展示の目玉の一つであった切手コレクション (約33万種!) も健在です。
逓信総合博物館時代は100円だった入館料が、300円になっており、
「えっ、3倍?!」 と驚きはしましたが (←むしろ、100円が安すぎたのです)
リニューアルしたことにより、3倍楽しく、3倍わかりやすい展示になっていた気がします。
“郵政に関する資料” と、字づらだけ見ると、退屈そうな気がしますが。
実際に展示物を目にしてみると、いろいろと興味を惹かれるものがありました。
その一部を紹介しますと、例えば、制帽あれこれ。
さまざまな制帽に交じって、なんと麦わら帽子の制帽が!
クーズビズ!!
かつて麦わら帽子を郵便配達夫が身に着けていたという事実以上に驚きだったのが・・・
かつて郵便配達夫は、郵便物を護るために、ピストルを所持していたという事実です。
現代以上に、現金書留が活用されていたようで、強盗に狙われる機会が多かったのだとか。
郵便配達夫が、そんな危険な仕事だったとは、知りませんでした。
さらには、こんなレコードも発見!
こちらは、幻のラジオ体操第3が収録されたレコードです。
どんな内容の体操なのか。
激しく興味が惹かれます。
また、体験型の展示が多かったのも、郵政博物館の大きな特徴です。
オススメは、 「君もポストマン!」 。
バイクでの郵便配達を疑似体験できるシミュレーションゲームです。
手前の椅子にまたがって、ゲームがスタート。
えっ、でも、何で操作するの?
実は、このゲーム。
バイクを運転するジェスチャーをすることで、
その動きをキャプチャーが感知してくれるハイテクなゲームなのです。
・・・・・ただ、ハイテクでスゴいのは確かなのですが、
椅子にまたがって、バイクに乗ったふりをしている人を傍から見ると、ちょっと滑稽なのが玉にキズです (笑)
もう一つオススメなのが、 『レッツエンジョイ ラジオ☆体操』 。
お馴染みのあの音楽に乗って、正しくラジオ体操を踊るゲームです。
正しく踊れると、画面内の自分がキラキラします (笑)
さてさて、意外なほど、常設展示が興味深くて、すっかり紙面を割いてしまいましたが。
新しく生まれ変わった郵政博物館は、逓信総合博物館以上に、企画展にも力を入れているようです。
最後に、その話題をチラリ。
郵政博物館開館記念特別展として開催されているのが、
“―少女たちの憧れ― 蕗谷虹児 展” という展覧会。
大正から昭和にかけて、少女雑誌の挿絵などで活躍した蕗谷虹児 (ふきやこうじ) をフィーチャーした展覧会です。
「蕗谷虹児と郵政には、何の関係が?」
1997年に発行され人気を博したふるさと切手 「花嫁」 の原画を描いたのが、蕗谷虹児。
今回の展覧会には、その原画も展示されています。
他にも、 《柘榴を持つ女》 をはじめ、
パリ留学時代の油彩画や水彩画も多数展示されており、
蕗谷虹児の挿絵画家以外の一面も紹介された見応えはたっぷり。
もちろん、挿絵作品も多数紹介されています。
《CUPIDを飼ふひと》
300円という価格設定から、企画展は、おまけ的なものかとナメていましたが。
いやいや、そんなことは全くなく、開館記念に相応しい気合の入った展覧会でした。
以後、ナメるのは、切手の裏面だけにします。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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