先日は、アクセサリーミュージアムへ。
4月26日まで開催中の企画展 “アンティークストッキングの世界” を観てまいりました。
会場には、アンティークストッキングがいっぱい。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
アンティークなストッキングの展覧会と聞いて・・・
「とに~さんって、そんな趣味があったのね。。。(;¬_¬)」
と思われていたら、心外です!
今回展示されているのは、女性のストッキングだけに非ず。
男性用のストッキングも展示されています。
というか、もともとストッキングは、男性のはきものだったのだとか!
壁に仲良く並んでいる、こちらの3足のストッキングは、すべて男性用。
特にセンターに飾られているのは、300年以上も昔に作られた超貴重なアンティークストッキングです。
男性がストッキングを履いていたという事実に、まず驚きすぎてしまいましたが。
よくよく考えてみれば、300年以上も昔に作られたストッキングが、綺麗に残っているということも相当の驚き!
自分が履いているユ●クロの靴下なんて、1年ももてば、良い方です(笑)
しかし、まぁ、本当に、どれも新品のように綺麗に残っていますね。
・・・・・と思っていたら、中には、補修に補修を重ねたストッキングも。
やはり、今も昔も、消耗品であることは変わらないようです。
こんなにもツギハギだらけのストッキングを履いていて、恥ずかしくないのかと疑問に思ったのですが。
西洋は、靴を脱がないので、よほどのことが無い限り、見られる心配はないとのこと。
ストッキングは、下着に近い感覚で身に着けていたようです。
さてさて、数々の展示されていた中で、
もっとも衝撃的だったのが、こちらの写真パネルで紹介されていた事実。
なんと、その昔、男性は、ふくらはぎにパットを入れていたのだとか!
「ふくらはぎが逞しい=カッコいい」 という風潮があったらしく、
ふくらはぎに自信が無い男性は、パットを入れることで、力強く見せていたのだそうです。
なんだか、同じ男として、なんか切ない気持ちになってきました。
普通に、鍛えろよ!
ちなみに、パットの歴史 (?) としては、女性の胸パットよりも古いとのことです。
何はともあれ、知られざる世界が垣間見えて、とても有意義な展覧会でした。
これから、西洋画の全身像を見るたびに、
「ふくらはぎにパットが入っているのでは?」 と疑ってしまいそうです (笑)
さてさて、今回紹介されている貴重なアンティークストッキングは、すべて鴇田章さんのコレクション。
鴇田章さんは、あのルーズソックスの発案・命名者として知られる人物でもあります。
そんな鴇田さんご本人によるギャラリートークが、4月13日と26日に予定されているとのこと。
ディープな話が期待できそうです。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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アンティークストッキングの世界
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