今現在もしくは過去に、目黒区に住んでいたことがある作家で構成された現代アート展、
“メグロアドレス―都会に生きる作家” が、4月1日まで開催中です。
場所は、もちろん目黒区美術館。
出展作家は、
青山悟+平石博一、今井智己、須藤由希子、長坂常、南川史門、保井智貴
の6組。
目黒区に住んでいる (もしくは、住んでいた) なんて、羨ましい生活ですなぁ。
それはさておき。
今回の美術展に関しては、写真撮影が可能。
目黒区美術館でも、画期的な試みなのだそうです。
では、写真を交えながら、
“メグロアドレス―都会に生きる作家” をご紹介いたしましょう。
展示会場は、2階とのこと。
そう言われて、階段を上がっていくと、
踊り場にキャプションを発見! (2階…ではないですよね?)
キャプションがあるということは、
この辺りに、建築家・長坂常さんの作品があるはずなのですが・・・見当たりません。
ふと、踊り場から身を乗り出して、
死角となっている1階部を覗いてみました。
すると、こんな光景が。
作家:長坂常
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
この物置のような空間が、長坂常さんの作品とのこと。
確かに、白いペンキが塗られているので、
作家の手が加わっていることは、間違いないのですが、う~ん、、、
ちなみに、2階にキャプションもなくポツンと置かれていたテーブル。
作家:長坂常
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
こちらも、長坂常さんの作品とのこと。
う~ん、、、 (←本日2回目)
面白い面白くないは、観る人の感性でしょうから、それぞれとしましても。
この作品を発表したことで、
長坂常さんに建築の依頼が増えるかどうかは、はなはだ疑問 (笑)
続いて、展示室Aへ。
そこでは、妙に存在感がある女性像が待ち受けていました。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
保井智貴さんの 《calm》 という作品です。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
現代風の女性ですが、よく見ると、服の柄が琳派風。
琳派のデザインは、洋服の柄にしてもオシャレなんですね。
森ガールや山ガールに次いで、琳派ガール誕生なるか?
保井智貴の作による女性は、もう一人。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
こちらの板野友美風の女性も、やはり存在感がハンパじゃないです。
展示室脇にいる監視員の方よりも、生きてる感じがしました (←?)
おそらく、その理由の一つとして、
これらの彫刻は、乾漆で作られているということが挙げられると思います。
漆を使った伝統的な彫刻技法・乾漆は、あの国宝・阿修羅像にも使われている技法。
確かに、保井智貴の彫刻には、阿修羅像と通ずるオーラが感じられます。
ちなみに、保井智貴のカワイイ彫刻も。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
保井智貴という彫刻家を知れただけでも、今回の美術展に来た甲斐がありました。
ただ、全体的な感想としては、
「・・・で?目黒区在住のアーティストと、他の区在住のアーティストの違いは??」
結局、この展覧会を通じて、
“メグロアドレス” なるものは、わかりませんでした。
たぶん、 “メジロアドレス” ってタイトルだったとしても、
観る側には、何の変化もなかったことでしょう。
最後に、もう1組の作品をご紹介。
展示室Bすべてを使ってインスタレーションを展開している青山悟+平石博一のお二人です。
作家:青山悟+平石博一
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
これまでには、写真のような (?) 刺繍作品を作ってきた青山悟さん。
今回は、楽譜にチャレンジです。
作家:青山悟+平石博一
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照明の落とされた展示室に浮かび上がる、刺繍による楽譜。
そして、一心不乱にミシンをかけ続ける青山悟さんの手元の映像。
さらに、平石博一さんによる宗教チック (?) な音楽。
危うく、トリップしかけました。
これから行かれる皆様は、要注意!
シナガワアドレスのとに~氏は、美術ブログのランキングに挑戦中です
“メグロアドレス―都会に生きる作家” が、4月1日まで開催中です。
場所は、もちろん目黒区美術館。
出展作家は、
青山悟+平石博一、今井智己、須藤由希子、長坂常、南川史門、保井智貴
の6組。
目黒区に住んでいる (もしくは、住んでいた) なんて、羨ましい生活ですなぁ。
それはさておき。
今回の美術展に関しては、写真撮影が可能。
目黒区美術館でも、画期的な試みなのだそうです。
では、写真を交えながら、
“メグロアドレス―都会に生きる作家” をご紹介いたしましょう。
展示会場は、2階とのこと。
そう言われて、階段を上がっていくと、
踊り場にキャプションを発見! (2階…ではないですよね?)
キャプションがあるということは、
この辺りに、建築家・長坂常さんの作品があるはずなのですが・・・見当たりません。
ふと、踊り場から身を乗り出して、
死角となっている1階部を覗いてみました。
すると、こんな光景が。
作家:長坂常
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
この物置のような空間が、長坂常さんの作品とのこと。
確かに、白いペンキが塗られているので、
作家の手が加わっていることは、間違いないのですが、う~ん、、、
ちなみに、2階にキャプションもなくポツンと置かれていたテーブル。
作家:長坂常
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
こちらも、長坂常さんの作品とのこと。
う~ん、、、 (←本日2回目)
面白い面白くないは、観る人の感性でしょうから、それぞれとしましても。
この作品を発表したことで、
長坂常さんに建築の依頼が増えるかどうかは、はなはだ疑問 (笑)
続いて、展示室Aへ。
そこでは、妙に存在感がある女性像が待ち受けていました。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
保井智貴さんの 《calm》 という作品です。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
現代風の女性ですが、よく見ると、服の柄が琳派風。
琳派のデザインは、洋服の柄にしてもオシャレなんですね。
森ガールや山ガールに次いで、琳派ガール誕生なるか?
保井智貴の作による女性は、もう一人。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
こちらの板野友美風の女性も、やはり存在感がハンパじゃないです。
展示室脇にいる監視員の方よりも、生きてる感じがしました (←?)
おそらく、その理由の一つとして、
これらの彫刻は、乾漆で作られているということが挙げられると思います。
漆を使った伝統的な彫刻技法・乾漆は、あの国宝・阿修羅像にも使われている技法。
確かに、保井智貴の彫刻には、阿修羅像と通ずるオーラが感じられます。
ちなみに、保井智貴のカワイイ彫刻も。
作家:保井智貴
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
保井智貴という彫刻家を知れただけでも、今回の美術展に来た甲斐がありました。
ただ、全体的な感想としては、
「・・・で?目黒区在住のアーティストと、他の区在住のアーティストの違いは??」
結局、この展覧会を通じて、
“メグロアドレス” なるものは、わかりませんでした。
たぶん、 “メジロアドレス” ってタイトルだったとしても、
観る側には、何の変化もなかったことでしょう。
最後に、もう1組の作品をご紹介。
展示室Bすべてを使ってインスタレーションを展開している青山悟+平石博一のお二人です。
作家:青山悟+平石博一
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
これまでには、写真のような (?) 刺繍作品を作ってきた青山悟さん。
今回は、楽譜にチャレンジです。
作家:青山悟+平石博一
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照明の落とされた展示室に浮かび上がる、刺繍による楽譜。
そして、一心不乱にミシンをかけ続ける青山悟さんの手元の映像。
さらに、平石博一さんによる宗教チック (?) な音楽。
危うく、トリップしかけました。
これから行かれる皆様は、要注意!
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