第十五話 国宝ハンター、キレる!
~前回までのあらすじ~日本全国に散らばる全ての国宝を、その目に焼き付ける。 そんな無謀とも言える企画にチャレンジしている人間国宝ならぬ国宝人間・とに~。 彼は、今日も、国宝を求めて旅をする!!国宝ハンターとしての自覚が、急速に沸いてきた僕。(その理由は、 「国宝ハンター、楽しみにしてますよ」...
View Articleウメサオタダオ展-未来を探検する知の道具-
日本における文化人類学のパイオニアであり、大阪にある国立民族学博物館の初代館長を務めた “知の巨人” こと、梅棹忠夫 (1920~2010) 。その代表的な著書 『知的生産の技術』 は、現在に至るまで、88刷の増版を重ねるベストセラーです。知的生産の技術 (岩波新書)/梅棹 忠夫¥798Amazon.co.jpちなみに、コレクト 京大式カード C602 B6 100枚¥525楽天俗に、...
View Articleルドンとその周辺―夢見る世紀末
「三菱一号館美術館に、一体、何があったの (笑) ?!」そんな衝撃なポスターが発表されたのは昨年のこと。それ以来、気になっていた “ルドンとその周辺―夢見る世紀末”...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号58
皆様は、覚えているでしょうか?原美術館のミュージアムショップで見つけた素晴らしきゴミ袋のことを。(その時の記事は、こちら)その名は、POPET (189円)...
View Articleメグロアドレス―都会に生きる作家
今現在もしくは過去に、目黒区に住んでいたことがある作家で構成された現代アート展、“メグロアドレス―都会に生きる作家” が、4月1日まで開催中です。場所は、もちろん目黒区美術館。出展作家は、青山悟+平石博一、今井智己、須藤由希子、長坂常、南川史門、保井智貴の6組。目黒区に住んでいる (もしくは、住んでいた)...
View Articleさかざきちはるの世界展
市川市芳澤ガーデンギャラリーで、“さかざきちはるの世界” を観てきました。「・・・さかざきちはる?どちらさま??」と思われた方も、多いはず。実際、僕も、この方のお名前は存じ上げませんでした。が!彼女が生み出したキャラクターは、絶対に知っているはず。例えば、こちら↓JR東日本のSuicaのキャラクターペンギンを生み出したのが、何を隠そう、イラストレーターのさかざきちはる (坂崎千春) さん。...
View Article望郷―TOKIORE(I)MIX
先週末は、ふらっとメゾンエルメスへ。…と言っても、買い物をするわけではなく。素敵な商品には目もくれず、エレベーターに乗って、メゾンエルメス8階フォーラムへ。こちらでは、現在、“望郷―TOKIORE(I)MIX” という美術展が開催中。今最も注目される現代美術作家の一人・山口晃さんの新作個展です。ちなみに、タイトルの 『TOKIORE(I)MIX』...
View ArticlePR: 広告・Webの求人情報・転職支援はマスメディアン
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View Article第15回文化庁メディア芸術祭
今年も、この季節がやってまいりました!そう、文化庁メディア芸術祭です。この文化庁が主催しているアートとエンターテインメントの祭典も、すっかり定着して( 『メ芸』 と略すらしい) 、今年で15回目を迎えました。前回、前々回同様に、会場は、国立新美術館です。会期は、3月4日まで!平成23年度の文化庁メディア芸術祭の受賞作品が、一挙に、しかも無料 (!)...
View Article第十六話 国宝ハンター、凡ミす!
~前回までのあらすじ~ 「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 東ニ国宝アレバ 行ッテソノ目ニ焼キ付ケ 西ニ国宝アレバ ヤハリ行ッテソノ目ニ焼キ付ケ 世ノ中ニアル全テノ国宝ヲ ソノ目ニ焼キ付ケル サウイフ国宝ハンターニ...
View Article徳利と盃
この可愛らしいチラシに誘われて。来館初となる石洞美術館へと、向かいました。降り立った駅は、京成線の千住大橋駅。千葉に住んでいた頃は、かなり京成線ユーザーでしたが、それでも千住大橋駅に降り立ったことは、皆無。アートテラーをしていると、いろんなところに足を運べるものですねぇ (←しみじみ)さてさて、駅から歩くこと、3分。何やら怪しげな建物が見えてきました...
View Articleザ・タワー ~都市と塔のものがたり~
緊急ニュースです。江戸東京博物館発の謎のユニットが誕生しました。その名も、えどはくタワーズ。この 『こんにちはタワー』 以外に、『高いぞタワー』 と 『高いのが存在意義』 の2曲を発表している模様です。この謎のユニットは、現在開催中の “ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~” という展覧会のPRキャラバン隊。毎週土日は、江戸東京博物館のあちこちでパフォーマンスを披露しているのだとか...
View ArticleBook:8 『国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ』
いつぞやは、喜多川歌麿を描いた小説を紹介しましたが。今回は、最近人気急上昇中のあの浮世絵師を描いた小説をご紹介。国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ (小学館文庫)/河治 和香¥560Amazon.co.jp■国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ 作者:河治和香 出版社:小学館 発売日:2007/5/10 ページ数:288ページ前作 「笹色の紅」...
View Article茶会への招待―三井家の茶道具―
三井記念美術館で開催中の “茶会への招待―三井家の茶道具―” へ。こちらは、三井各家 (北三井家・新町三井家・室町三井家) 所蔵の茶道具の名品を紹介する美術展。それも、ただ茶道具を並べるだけでなく、茶事や茶会を再現することで、その “取り合わせ” の妙味を味わおうというもの。茶道の世界に明るい方には、興味深いのでしょうが、そうでもない方にとっては、そうでもない美術展。。。ただ、 “取り合わせ”...
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