ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール…と、
街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??
気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!
気づけば、すっかりご無沙汰していた、このシリーズ (笑)
2012年は、もっと積極的に、街中に潜む巨匠を見つけて行こうと思います。
というわけで。
今年一発目は、浅草にやってきました。
浅草と言えば、浅草寺。
その裏手側、言問通りのすぐ近くに、
レンブラント、ベラスケスと並んで三大肖像画家に評されるあの浮世絵界の巨匠がおりました。
香ばしく甘い。
とてもイイ匂いが、漂っています♪
そう。ここは、たい焼き屋さん。
その名も、たい焼 写楽。
『写楽』 の文字が、江戸っ子というよりは、なぜか貴族っぽい (笑)
お店には、たくさんの三世大谷鬼次の奴江戸兵衛。
たい焼きを手にした三世大谷鬼次の奴江戸兵衛もいます。
匂いにつられて、早速、1つ注文。
すると、
「2つで、280円ね!」
と、袋に2つのたい焼きを入れて、手渡してくる店主。
“え~、 「1つ。」 って言ったじゃん。でも、もう袋に詰められちゃったし・・・”
まさかの事態に困る僕。
しかし、結局。
「280円ちょうどあります。」
流れに負けた僕。
まぁ、たい焼き1つ食べるも2つ食べるも一緒です (←火サスの犯人の論理)
焼きたての温かいうちに食べちゃいましょう♪
手にした時点で、
「これは、絶対に美味しい!」
と確信。
持ち心地からして美味しいたい焼きです (←?)
では、一口かぷり。
「美味っ!!」
最中のような皮は、パリッモチッとした食感。
一匹一匹丁寧に焼かれているため、
少し焦げた部分があり、そこが味のアクセントとなっています。
中の餡は、少しトロッとしており、甘すぎず丁度いい味です。
皮のパリッモチッと、餡のトロッのハーモニー。
皮の少し焦げた部分のほろ苦さと、餡の甘さのハーモニー。
2つのハーモニーが、口の中いっぱいに広がります。
まさに至福。
・・・ハッ、気づけば、残すは、2匹目の尻尾のみ。
夢中で2匹を食べてしまっていました。
2つ買っておいて良かった~ (笑)
食べ始めてから、食べ終わるまで、あっという間。
まさに、写楽のごとく、すぐ消えました。
お後がよろしいようで。
<お店情報>
たい焼 写楽
住所:東京都台東区浅草3-9-10 キャピタルプラザ浅草1階
営業時間:11:00~18:00
定休日:月
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13045299/
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第7回 浅草で写楽
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