インタビュアー (以下:イ) 「放送席、放送席。
本日は、聖セバスティアヌスさんにお越し頂きました。」
聖セバスティアヌス (以下:セ) 「よろしくお願いします!」
イ 「聖セバスティアヌスさん、まさに命がけの奇跡でしたね。」
セ 「はい。とにかく自分でもビックリしています。」
イ 「そんな奇跡のプレーを、聖セバスティアヌス本人と振り返ってみたいと思います。」
セ 「はい。」
イ 「まずは、ディオクレティアヌス帝に、キリスト教徒であることがバレてしまいました」
セ 「そうですね。先にバレた友人が処刑されそうになっていたので・・・」
イ 「とっさに体が動いてしまった?」
セ 「その通りです。」
イ 「助けようと思った結果、聖セバスティアヌスさん自身にも、
ディオクレティアヌス帝から処刑命令がくだされてしまったわけですね。」
セ 「後先考えないタイプだと、よく言われます (笑)」
【本日のハイライトシーン】
アントニオ・デル・ポッライオーロ 《聖セバスティアヌス》
イ 「こちらがその瞬間の模様です。この時は、どんな感じでしたか?」
セ 「自分の人生が、それこそ走馬灯のように駆け巡りました (笑)
出来れば、弓矢が当って欲しくなかったのですが・・・」
イ 「そうはいかなかったわけですね?」
セ 「はい。もう刺さりまくりです。」
【本日のハイライトシーン】
アンドレア・マンテーニャ 《聖セバスティアヌス》
イ 「だいぶ刺さっていましたよね。痛そうで見てられませんでした」
セ 「黒ひげ危機一髪よりも刺さってますよね (笑)
脇腹に刺さっている弓矢なんか、一度貫通して、さらにもう一度刺さっていますからね。
どうなったら、こう刺さるんだろう??
この矢の刺さり方も、ある意味で奇跡ですよね。」
イ 「普通、これだけ弓矢が刺さったら、死んでしまうでしょう。
兵士の皆さんも、そう考えて、聖セバスティアヌスさんを放置して、いなくなってしまったわけですね」
セ 「ところが、実は、まだ生きてました。
めちゃめちゃ痛かったですけど (笑)
このあとに、イレーネという女性が来てくれて、看病してくれました。」
イ 「いやぁ、本当にスゴい奇跡です。
おっと、ここで、別の映像が届きました。観てみましょう。」
【本日のハイライトシーン】
イ 「か、完全に弓矢が顔を貫通していますね。」
セ 「ですね。。。」
イ 「これでも、死ななかったんですよね。」
セ 「さすがに、自分でも自分が怖くなってきました。」
イ 「以上、どこに矢が刺さっても死なない聖セバスティアヌスさんでした。放送席へお返しします。」
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在3位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
↧
矢が刺さっても死なないという奇跡。
↧