大東京お笑い建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
2012年一発目の舞台は、 『新宿』 。
アルタに、ルミネに、高島屋タイムズスクエアに。
思い浮かぶ建築は、数々あれども、
大東京お笑い建築ツアー的に注目した建築とは、一体?
東口エリアと西口エリアで、全く表情が違うのも、新宿という街ならでは。
そんな新宿建築ツアーは、新宿駅から始まります。
<新宿・西口エリア>
01 新宿駅西口広場/坂倉準三
東京都新宿区西新宿
ここに注目!
○ロータリーを建築家が手掛けた稀有な例
○人工地盤による3層の立体都市にすることにより、人と車の行き来を分離している
○南北から突き出た換気塔が、新宿駅西口広場のアイコンになっている
[とに~の呟き]
「新宿駅西口は、東口と比べて、待ち合わせがし辛い!
その原因を作ったのが、坂倉さんだったのですね。」
02 モード学園コクーンタワー/丹下都市建築設計
東京都新宿区西新宿1-7-3
ここに注目!
○コクーン (繭) をイメージした外観
○新宿西口の新たな顔となっている
[とに~の呟き]
「インパクトは大。
ただ、建築的には、 “・・・。” らしい」
03 東京都新都庁舎/丹下健三
東京都新宿区西新宿2-8-1
ここに注目!
○“建築界の天皇” 丹下健三の最後の大作
○ゴシック建築であるノートルダム大聖堂をモチーフソースにしている
○外観は、格子戸とIC (集積回路) をイメージしている
[とに~の呟き]
「45階の展望台には、無料で登ることができます (月曜休館)
建築的には、建築界でも賛否両論だそうですが、
登ってしまえば、見えないので、問題はないですね」
04 新宿ワシントンホテル/坂倉建築研究所
東京都新宿区西新宿3-2-9
ここに注目!
○細胞のように細かい白いタイルが、外観をギッチリと埋めている
○目地の色を変えることで、窓のように見せている箇所がある
[とに~の呟き]
「のっぺりと見えましたが、よく見ると、仕事の細かい建築でした。
こんな建築のホテルならば、サービスも細かいに違いない」
05 あいおい損保新宿ビル (旧 大東京火災新宿ビル)/槇文彦
東京都渋谷区代々木3-25-3
ここに注目!
○槇文彦の高層建築第1号
○足元の広場には、モニュメントのガラス・ピラミッドが配置されている
[とに~の呟き]
「今まで何度もこのビルを目にしていましたが、槇さんのビルだったとは。
まぁ、槇さんっぽいと言われれば、槇さんっぽい気も (屋上辺りが?)」
<新宿・東口エリア>
06 歌舞伎町プロジェクト 林原第5ビル/リチャード・ロジャース
東京都新宿区歌舞伎町2-1-5
ここに注目!
○リチャード・ロジャースお得意のハイテク建築
○足元のガラス張りのアトリウムが特徴的
○アトリウムのガラス屋根を支えるのは、ヨットのマストの構造を応用したもの
[とに~の呟き]
「いかにも歌舞伎町という街並みの中に、突如として現れたメカニカルなビル!
ゾイドみたいな建築です」
07 吉本興業グループ東京本部/荒木信雄
東京都新宿区新宿5-18-21
ここに注目!
○DOCOMOMO100選にも選ばれている旧四谷第五小学校を、オフィスビルとしてリノベーション
○全部を新しくするわけではなく、要所要所を押さえたリノベーション (教室は、そのまま事務室になっている)
[とに~の呟き]
「吉本興業に関しては・・・ノーコメントで」
というわけで、最後は、まさかの吉本興業東京本部 (笑)
中に入る機会があれば、是非、改修の具合をご覧くださいませ。
吉本芸人になれば、間違いなく目にすることが出来るはずです (笑)
美術ブログランキングにご協力をお願いします
↧
建築も眠らない街 ~新宿編vol.1~
↧