さて、はじまりました。
2015 ATK (アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】) 美術歌謡祭。
美術をテーマにした歌の数々をお届けいたします。
司会を務めるのは、私、とに彅剛です。
それでは、早速まいりましょう。
まずは、AKB48の姉妹グループNMB48で、『ドガとバレリーナ』 です。
作詞は、もちろん秋元康さんが担当されています。
ドガはバレリーナの絵を多く描いた画家。
そんな薄い知識だけで、一曲作詞してしまう手腕はさすがでしたね。
続いては、東方神起の弟分として期待を集める韓国の5人組ボーイズグループSHINeeに歌って頂きましょう。
曲は、『Picasso』 です。(歌詞はこちら)
カッコいい歌とダンスをありがとうございました。
「青の時代」 や 「キュビズム」、「アシンメトリー自画像」 など、
ピカソに関するワードが、歌詞の随所に散りばめられていましたね。
サビの 「鮮やかに描けよ Picasso どこまでもポジティブな Picasso」 というフレーズを聴いた時には、
世界的巨匠であるピカソに対して、どの立ち位置でモノをヒヤヒヤしましたが。
最後に 「ボクになれ」 とピカソに歌い放ったのを聴いて、
そこまで上から目線になれるSHINeeの皆さんの自信に、呆れを通り越して感心してしまいました。
続いては、すっかり大人の女優のイメージが定着した高岡早紀さんの登場です。
デビュー当時はアイドルだった高岡早紀さん。
今夜は、その時代の曲を歌って頂きます。
それではお聴きください、『セザンヌ美術館』。
“どんな恰好でもいいから、早く会いに行けよ!” と、ツッコみたくなる曲でしたね。
おそらく彼はセザンヌの絵の前で待っているはずですので。
お次は、『テニスの王子様』 に登場するキャラクター・幸村精市さんに、しっとりと歌って頂きます。
『ルノワールの画集』 です、どうぞ。
「そうさ君の名は Miss I 決して会えない OH Miss I」 や、
「横顔はまるで陶器 あまりにも有名な君の」 というフレーズがありましたから、
おそらく、ルノワールの 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》 への想いを歌っているのですね。
メロディラインが綺麗だったので、流して聴く分には、特に何も感じませんでしたが。
歌詞をよく味わうと、ちょっとだけ、ゾッとしますね。
続いては、ポップスの女王と賞され、
女性歌手日本歌謡史上最高の歌唱力と謳われた弘田三枝子さんのご登場。
歌って頂くのは、『ロダンの肖像』 です。
男女の切ない恋愛を歌い上げた素晴らしい曲でしたね。
僕はそこまでの恋愛を経験をしたことがないので、よくわからないのですが、
ロダンの名作 《接吻》 のような体勢のままで死んでしまいたいということなのでしょうね。
さて、他にも、布袋寅泰さんで 『さよならアンディ・ウォーホル』 や、
山本リンダさんで 『写楽』 、さだまさしさんで 『マグリットの石』 など、
ご紹介したい美術をテーマにした歌は、まだあったのですが、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
トリを飾って頂くのは、NHK紅白歌合戦でもトリを飾った経験がある石川さゆりさん。
曲は、『歌麿 -UTAMARO-』 です。
「嘘の雲母刷り」 とい歌詞がグッと来ました。
「仕掛け花火の私 まるでまるごと 歌麿」 というサビのラストのフレーズは、いまいち意味が解らなかったですね。
でも、なんかジーンと心に染み入ってしまったのは、
演歌が僕の中の日本人のDNAに刻み込まれているからなのでしょう。
2015 ATK美術歌謡祭は、いかがでしたでしょうか。
それでは、また来年お会いいたしましょう。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
2015 ATK (アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】) 美術歌謡祭。
美術をテーマにした歌の数々をお届けいたします。
司会を務めるのは、私、とに彅剛です。
それでは、早速まいりましょう。
まずは、AKB48の姉妹グループNMB48で、『ドガとバレリーナ』 です。
作詞は、もちろん秋元康さんが担当されています。
ドガはバレリーナの絵を多く描いた画家。
そんな薄い知識だけで、一曲作詞してしまう手腕はさすがでしたね。
続いては、東方神起の弟分として期待を集める韓国の5人組ボーイズグループSHINeeに歌って頂きましょう。
曲は、『Picasso』 です。(歌詞はこちら)
カッコいい歌とダンスをありがとうございました。
「青の時代」 や 「キュビズム」、「アシンメトリー自画像」 など、
ピカソに関するワードが、歌詞の随所に散りばめられていましたね。
サビの 「鮮やかに描けよ Picasso どこまでもポジティブな Picasso」 というフレーズを聴いた時には、
世界的巨匠であるピカソに対して、どの立ち位置でモノをヒヤヒヤしましたが。
最後に 「ボクになれ」 とピカソに歌い放ったのを聴いて、
そこまで上から目線になれるSHINeeの皆さんの自信に、呆れを通り越して感心してしまいました。
続いては、すっかり大人の女優のイメージが定着した高岡早紀さんの登場です。
デビュー当時はアイドルだった高岡早紀さん。
今夜は、その時代の曲を歌って頂きます。
それではお聴きください、『セザンヌ美術館』。
“どんな恰好でもいいから、早く会いに行けよ!” と、ツッコみたくなる曲でしたね。
おそらく彼はセザンヌの絵の前で待っているはずですので。
お次は、『テニスの王子様』 に登場するキャラクター・幸村精市さんに、しっとりと歌って頂きます。
『ルノワールの画集』 です、どうぞ。
「そうさ君の名は Miss I 決して会えない OH Miss I」 や、
「横顔はまるで陶器 あまりにも有名な君の」 というフレーズがありましたから、
おそらく、ルノワールの 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》 への想いを歌っているのですね。
メロディラインが綺麗だったので、流して聴く分には、特に何も感じませんでしたが。
歌詞をよく味わうと、ちょっとだけ、ゾッとしますね。
続いては、ポップスの女王と賞され、
女性歌手日本歌謡史上最高の歌唱力と謳われた弘田三枝子さんのご登場。
歌って頂くのは、『ロダンの肖像』 です。
男女の切ない恋愛を歌い上げた素晴らしい曲でしたね。
僕はそこまでの恋愛を経験をしたことがないので、よくわからないのですが、
ロダンの名作 《接吻》 のような体勢のままで死んでしまいたいということなのでしょうね。
さて、他にも、布袋寅泰さんで 『さよならアンディ・ウォーホル』 や、
山本リンダさんで 『写楽』 、さだまさしさんで 『マグリットの石』 など、
ご紹介したい美術をテーマにした歌は、まだあったのですが、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
トリを飾って頂くのは、NHK紅白歌合戦でもトリを飾った経験がある石川さゆりさん。
曲は、『歌麿 -UTAMARO-』 です。
「嘘の雲母刷り」 とい歌詞がグッと来ました。
「仕掛け花火の私 まるでまるごと 歌麿」 というサビのラストのフレーズは、いまいち意味が解らなかったですね。
でも、なんかジーンと心に染み入ってしまったのは、
演歌が僕の中の日本人のDNAに刻み込まれているからなのでしょう。
2015 ATK美術歌謡祭は、いかがでしたでしょうか。
それでは、また来年お会いいたしましょう。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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