現在、日本橋髙島屋では、“ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展 ” が開催されています。
個人が収集したものとしては、世界一の規模を誇る称されるルートヴィヒ美術館のピカソコレクション。
その中から選りすぐられた計約120点のピカソ作品を紹介する美術展とのこと。
つい先日、愛知県にて、“ピカソ、天才の秘密” を鑑賞してきたばかりなので、こちらにも足を運んでみました。
“ピカソ、天才の秘密” では、
ピカソがピカソらしくなる以前の時代 (?) の作品がフィーチャーされていましたが。
“ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展 ” は、それとは対照的で、
ポスターに使われている晩年の作品 《銃士とアモール》 や、
「新古典主義の時代」 を代表する 《手を組んだアルルカン》 など、
ピカソがピカソらしくなった後の時代 (?) の作品で構成されていました。
その2つの作品以外にも、 《読書する女》 や、
《アトリエにて》 をはじめ、
ピカソらしさフルスロットルな作品が多数展示されています。
良くも悪くも、「あぁ、ピカソ観たなァ」 という印象しか残らない展覧会でした (笑)
また、国内中、世界中の美術館から作品を集結させた “ピカソ、天才の秘密” とは対照的に、
1つの美術館のコレクションだけで展覧会を構成していた “ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展 ”。
仕方がないのは重々承知ですが、出展作品のレベルにバラつきがあった感は否めませんでした。
上で紹介した作品以外の多くは、会場の賑やかしだったと言いましょうか。
陶芸作品や彫刻作品を多く展示することで、なんとか会場のスペースを埋めているような印象を受けました。
(もちろんピカソの陶芸作品や彫刻作品にも良品はありましたが)
特に気になったのが、マン・レイら著名写真家が撮影したピカソのポートレートを紹介したコーナー。
ピカソを被写体にした写真が、実に約40点。
そこまでピカソの姿には興味がないので、
個人的には、超どうでもよいコーナーでした (笑)
世の多くの人は、そこまでピカソのプロマイド写真みたいなものに興味があるのでしょうか?
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ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展
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