愛知県・小牧市にあるメナード美術館へ行ってきました。
メナード美術館の 「メナード」 とは、もちろん、あの 「メナード」 。
「フェイシャルサロン月2回 メナード」 の 「メナード」 です。
メナード美術館は、日本メナード化粧品株式会社の創業者夫妻が、
約20年に渡って蒐集した美術品を展示公開するために、夫妻の出身地である小牧市に開館した美術館。
来年で、ちょうど開館30年を迎えるそうです。
外観から想像するに、大きくもなく小さくもなく、
ちょうどいいサイズ (?) の美術館といった印象を受けました。
なので、美術館コレクションも、スゴくもなくショボくもなく、
それなりのレベルのコレクションなのだろうと、高を括っていたのですが・・・
いい意味で、予想が裏切られました!!!
ゴッホの 《一日の終わり(ミレーによる)》 をはじめ、
モネ、ルノワール、マティス、ピカソ、マグリットといった西洋美術のビッグネームの作品が勢ぞろい。
さらには、アンソールの代表作 《仮面の中の自画像》 も。
そのコレクションの質の高さには、驚きを禁じえませんでした。
高を括っていたことを、心よりお詫び申し上げますm(__)m
さて、そんな西洋美術コレクションが充実しているメナード美術館ですが。
現在開催されている “和のかたち” という展覧会では、
メナード美術館の日本美術コレクションのほうに焦点が当てられていました。
「花鳥風月」 「うたを楽しむ」 「日本の伝統色 紅白」 の3章仕立てで、約60点の作品が紹介されています。
日本美術コレクションも、西洋美術コレクションに負けず劣らず充実。
俵屋宗達の 《伊勢物語・墨田川図》 をはじめ、
俵屋宗達 《伊勢物語・墨田川図》
17世紀(江戸時代初期) 紙本金地彩色 24.3×20.7 メナード美術館蔵
速水御舟、安田靭彦、前田青邨など、日本美術のビッグネームの作品が勢ぞろいしています
。
中でも特筆すべきコレクションが、葛飾北斎の娘・応為の 《夜桜美人図》 。
世界に現存する葛飾応為の作品は、たったの10点余りと言われています。
そのうちの貴重な一枚を、まさかメナード美術館で拝めるとは!
メナード美術館へのアクセスは、なかなかに面倒だったのですが (←今だから言いますがw)
葛飾応為の 《夜桜美人図》 と遭遇した瞬間に、その苦労は一瞬にして吹き飛びました。
それくらいに観るべき価値のある一枚。
闇と光の対比の表現が秀逸です。
程よいサイズ、程よいスケールの美術館ですが、コレクションの見応えは十分すぎるほど。
近くにあったら、何度でも通いたくなるはず。
もちろん月2回ペース。
ちなみに、展覧会には、大場松魚の 《平文光彩箱》 を含め、
大場松魚 《平文光彩箱》
1986(昭和61) 漆工 22.4×14.4×11.9 メナード美術館蔵
漆工作品がいくつか紹介されていました。
メナード美術館のコレクションということもあって、
どの作品も、化粧箱やコスメのような印象を受けます。
ただ、そのうちの一つに、赤い椿がデザインされた 《平文椿平棗》 という作品が!
メナードではない、某化粧品メーカーを連想せずにはいられませんでした!
きっと僕以外にも、そのように連想した人は少なくないはず。
メナード美術館、器の大きな美術館です。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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メナード美術館の 「メナード」 とは、もちろん、あの 「メナード」 。
「フェイシャルサロン月2回 メナード」 の 「メナード」 です。
メナード美術館は、日本メナード化粧品株式会社の創業者夫妻が、
約20年に渡って蒐集した美術品を展示公開するために、夫妻の出身地である小牧市に開館した美術館。
来年で、ちょうど開館30年を迎えるそうです。
外観から想像するに、大きくもなく小さくもなく、
ちょうどいいサイズ (?) の美術館といった印象を受けました。
なので、美術館コレクションも、スゴくもなくショボくもなく、
それなりのレベルのコレクションなのだろうと、高を括っていたのですが・・・
いい意味で、予想が裏切られました!!!
ゴッホの 《一日の終わり(ミレーによる)》 をはじめ、
モネ、ルノワール、マティス、ピカソ、マグリットといった西洋美術のビッグネームの作品が勢ぞろい。
さらには、アンソールの代表作 《仮面の中の自画像》 も。
そのコレクションの質の高さには、驚きを禁じえませんでした。
高を括っていたことを、心よりお詫び申し上げますm(__)m
さて、そんな西洋美術コレクションが充実しているメナード美術館ですが。
現在開催されている “和のかたち” という展覧会では、
メナード美術館の日本美術コレクションのほうに焦点が当てられていました。
「花鳥風月」 「うたを楽しむ」 「日本の伝統色 紅白」 の3章仕立てで、約60点の作品が紹介されています。
日本美術コレクションも、西洋美術コレクションに負けず劣らず充実。
俵屋宗達の 《伊勢物語・墨田川図》 をはじめ、
俵屋宗達 《伊勢物語・墨田川図》
17世紀(江戸時代初期) 紙本金地彩色 24.3×20.7 メナード美術館蔵
速水御舟、安田靭彦、前田青邨など、日本美術のビッグネームの作品が勢ぞろいしています
。
中でも特筆すべきコレクションが、葛飾北斎の娘・応為の 《夜桜美人図》 。
世界に現存する葛飾応為の作品は、たったの10点余りと言われています。
そのうちの貴重な一枚を、まさかメナード美術館で拝めるとは!
メナード美術館へのアクセスは、なかなかに面倒だったのですが (←今だから言いますがw)
葛飾応為の 《夜桜美人図》 と遭遇した瞬間に、その苦労は一瞬にして吹き飛びました。
それくらいに観るべき価値のある一枚。
闇と光の対比の表現が秀逸です。
程よいサイズ、程よいスケールの美術館ですが、コレクションの見応えは十分すぎるほど。
近くにあったら、何度でも通いたくなるはず。
もちろん月2回ペース。
ちなみに、展覧会には、大場松魚の 《平文光彩箱》 を含め、
大場松魚 《平文光彩箱》
1986(昭和61) 漆工 22.4×14.4×11.9 メナード美術館蔵
漆工作品がいくつか紹介されていました。
メナード美術館のコレクションということもあって、
どの作品も、化粧箱やコスメのような印象を受けます。
ただ、そのうちの一つに、赤い椿がデザインされた 《平文椿平棗》 という作品が!
メナードではない、某化粧品メーカーを連想せずにはいられませんでした!
きっと僕以外にも、そのように連想した人は少なくないはず。
メナード美術館、器の大きな美術館です。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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