古代ギリシャをテーマにした史上最大空前絶後の展覧会、
“特別展 古代ギリシャ ―時空を超えた旅―” が、東京国立博物館で開催されています。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
これまでにも古代ギリシャをテーマにした展覧会は、何度も開催されていますが。
その際に紹介されていた作品は、いわゆる 「ローマンコピー」 が多かったそうです。
(ローマンコピー・・・古代ローマ時代に作られた、古代ギリシア時代彫刻のコピー品)
しかし、今回の展覧会には、ローマンコピーは一切なし!
全てギリシャ国内からの出品。
40カ所以上の国立博物館群から厳選した325件で構成された、純度100%の古代ギリシャ展なのです。
また、新石器時代からローマ時代まで、
実に約7000年にも及ぶ壮大な古代ギリシャ文明の歴史をたどれるのも、今回の古代ギリシャ展の見どころ。
《アルテミス像》 のように、
《アルテミス像》 前100年頃 アテネ国立考古学博物館蔵
©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
古代ギリシャと聞いて、僕らが一般的にイメージするようなものだけでなく。
サントリーニ島から奇跡的に発掘された色鮮やかな 《漁夫のフレスコ画》 や、
《漁夫のフレスコ画》 前17世紀 テラ先史博物館蔵
©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
ミノス文明の祭具の逸品である 《牛頭形リュトン》 、
《牛頭形リュトン》 後期ミノスⅠB期(前1450年頃)
イラクリオン考古学博物館蔵 ©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
さらには、キュクラデス文明の 《スペドス型女性像》 など、
<font color="#336600">《スペドス型女性像》 初期キュクラデスⅡ期 (前2800~前2300年)
キュクラデス博物館蔵 ©Nicholas and Dolly Goulandris Foundation- Museum of Cycladic Art, Athens, Greece
古代ギリシャの人にとっても、古代の品々が多数展示されていました。
こんなにもバラエティ豊かな文明だったとは。
いい意味で、古代ギリシャのイメージが変わりました。
さて、展示品も、もちろん素晴らしかったのですが、
それに加えて、展示空間の演出が本当に素晴らしかったです!
紹介する文明ごとに、展示空間のイメージがガラッと変わります。
そのおかげで、次はどんな空間が待っているのかと、最初から最後までワクワクしっぱなし。
本国ギリシャの博物館に、
「こういう展示がオススメですよ!」 と教えてあげたくなるくらいの展示空間でした。
文句なしの3ツ星。
この夏イチオシの展覧会です。
・・・・・いや、あえて、一つだけ苦言を呈するならば。
「入浴剤 湯かげんエーゲー」 と 「ギリシャーペン」 。
ダジャレの展覧会オリジナルグッズが、若干スベっていたことくらいでしょうか (笑)
ちなみに、個人的に一番インパクトを受けた展示品は、
写真奥に映っている 《カマレス式嘴形注口水差し》 (前1750~前1700年)です。
なんとなく、きゃりーぱみゅぱみゅを連想してしまいました。
もしもし原宿(通常盤)/ワーナーミュージック・ジャパン
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
これまでにも古代ギリシャをテーマにした展覧会は、何度も開催されていますが。
その際に紹介されていた作品は、いわゆる 「ローマンコピー」 が多かったそうです。
(ローマンコピー・・・古代ローマ時代に作られた、古代ギリシア時代彫刻のコピー品)
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また、新石器時代からローマ時代まで、
実に約7000年にも及ぶ壮大な古代ギリシャ文明の歴史をたどれるのも、今回の古代ギリシャ展の見どころ。
《アルテミス像》 のように、
《アルテミス像》 前100年頃 アテネ国立考古学博物館蔵
©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
古代ギリシャと聞いて、僕らが一般的にイメージするようなものだけでなく。
サントリーニ島から奇跡的に発掘された色鮮やかな 《漁夫のフレスコ画》 や、
《漁夫のフレスコ画》 前17世紀 テラ先史博物館蔵
©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
ミノス文明の祭具の逸品である 《牛頭形リュトン》 、
《牛頭形リュトン》 後期ミノスⅠB期(前1450年頃)
イラクリオン考古学博物館蔵 ©The Hellenic Ministry of Culture and Sports- Archaeological Receipts Fund
さらには、キュクラデス文明の 《スペドス型女性像》 など、
<font color="#336600">《スペドス型女性像》 初期キュクラデスⅡ期 (前2800~前2300年)
キュクラデス博物館蔵 ©Nicholas and Dolly Goulandris Foundation- Museum of Cycladic Art, Athens, Greece
古代ギリシャの人にとっても、古代の品々が多数展示されていました。
こんなにもバラエティ豊かな文明だったとは。
いい意味で、古代ギリシャのイメージが変わりました。
さて、展示品も、もちろん素晴らしかったのですが、
それに加えて、展示空間の演出が本当に素晴らしかったです!
紹介する文明ごとに、展示空間のイメージがガラッと変わります。
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本国ギリシャの博物館に、
「こういう展示がオススメですよ!」 と教えてあげたくなるくらいの展示空間でした。
文句なしの3ツ星。
この夏イチオシの展覧会です。
・・・・・いや、あえて、一つだけ苦言を呈するならば。
「入浴剤 湯かげんエーゲー」 と 「ギリシャーペン」 。
ダジャレの展覧会オリジナルグッズが、若干スベっていたことくらいでしょうか (笑)
ちなみに、個人的に一番インパクトを受けた展示品は、
写真奥に映っている 《カマレス式嘴形注口水差し》 (前1750~前1700年)です。
なんとなく、きゃりーぱみゅぱみゅを連想してしまいました。
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