しばし休館が続いていた東京大学総合研究博物館が、
5月14日に “知の回廊” として、リニューアルオープンしたとのこと。
オープン日から少し時間は経ってしまいましたが、
どのようにリニューアルしたのか、探ってまいりました。
外観は、まったく変わっていません。
しかし、ひとたび中に入ると、目の前に現れたのは・・・
東京大学総合研究博物館のコレクションを収めた巨大なボックス!!
考古学的なものやら、生物学的なものやら、文化人類学的なものやら。
さまざまな 「知」 が、良く言えばハイブリッドに、
悪く言えばごった煮的でカオスに、展示されています。
何はともあれ、これまでに見たことがないタイプの展示方法です。
そのインパクトは絶大でした。
ちなみに、このごちごちゃのボックスの中で、特に興味を惹かれたのは・・・
ボリビアのティワナク遺跡から出土したという 《ピューマ文様彩文杯》 です。
ファミコン風のデザインが秀逸でした。
さて、この巨大なボックスで、いきなり先制パンチを食らったわけですが (←?)。
リニューアルした展示スタイルは、さらに続きます。
それが、こちら。
博物館の壁面一面が長い展示ケースとなっています。
展示されているのは、やはり考古学的なものやら、
生物学的なものやら、文化人類学的なものやら・・・のさまざまな 「知」。
まさに、「知の回廊」 です。
しかも、
引き出しをオープンすることも可能。
せっかくなので、引き出してみました。
「!!!」
(虫が苦手なので、引き出さなければよかったです。。。)
さらに、館内を進むと、虫以上の衝撃と出くわしました。
いきなりの巨大な馬&牛!!
・・・と、何故か間に挟まれたアルパカ。
明らかに、驚かす目的で、ここに展示されていました (笑)
東京大学総合研究博物館の中の人は、いたずら好きな方に違いありません。
この他にも、ユニークでインパクトある斬新な展示スタイルがたくさん。
さすが、東大。
発想が斜め上をいっています。
期待を裏切らないリニューアルオープンでした。
新鮮な驚きを感じられる上に、無料。
近くに寄った際には、是非訪れたい施設です。
最後に。
個人的に最も印象に残った展示品をご紹介いたしましょう。
それが、こちらの中国で発掘された瓦です。
ファンシーにもほどがあります。
こんなにもギャル風な瓦は見たことがありません (笑)
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知の回廊
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