開館50周年という節目の記念イヤーに、スペシャルな展覧会をリレー形式で開催してきた山種美術館。
そのフィナーレを飾る展覧会が、いよいよ開幕いたしました!
その名も、“【開館50周年記念特別展】山種コレクション名品選Ⅳ 日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―”。
会期は、4月16日まで。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
横山大観に菱田春草に安田靫彦に平山郁夫にエトセトラに。
東京画壇で活躍した日本画の巨匠の名品たちが、会場にズラリと勢ぞろい。
『笑っていいとも!』 のグランドフィナーレにも勝るとも劣らない祝祭ぶりです。
ヤマタネさんこと創立者の山﨑種二氏のホームグラウンドは東京。
それだけに東京画壇の画家たちとの交流は多く、
今回の 『東京編』 では、彼らとのエピソードの数々にもスポットが当てられていました。
例えば、こちらの横山大観の 《心神》。
横山大観 《心神》 1952(昭和27)年 絹本・墨画淡彩 山種美術館
コレクターとして横山大観と交流が深かったヤマタネさん。
ある日、大観から、こう言われたのだとか。
「金もうけされるのも結構だが、この辺で世の中のためになるようなこともやっておいたらどうですか」
その一言で、美術館設立を決意。
「美術館をつくるなら」 という条件で、大観から購入を許されたのが、この 《心神》 なのだそうです。
個人的には、“いや、そこは太っ腹にプレゼントしちゃえよ!” と、大観に言いたい。
ちなみに、修復後初公開となるこちらの小林古径の 《清姫》 は、
左)小林古径 《清姫》 のうち 「日高川」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
右)小林古径 《清姫》 のうち 「寝所」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
美術館の設立を決意したヤマタネさんに、小林古径本人から譲られた作品とのこと。
よっ、太っ腹!
今回出展されていた作品の中で、個人的に一番印象に残ったのは、落合朗風の 《エバ》 です。
落合朗風 《エバ》 1919(大正8)年 紙本・彩色 山種美術館
明らかに、アンリ・ルソーを意識している作品ですが。
明らかに、アンリ・ルソーの作品と比べると、何か一味足りない。
アンリ・ルソーのそっくりさん、といったところ。
ちなみに、もう1点印象に残っているのが、橋本雅邦の 《日本武尊像》 です。
橋本雅邦 《日本武尊像》 1893(明治26)年 紙本・彩色 山種美術館
実に勇ましい日本武尊像。
威風堂々としています。
しかし、そこはかとなく誰かに似ているような・・・。
あっ、桑マンだ!!
トランペット、吹いてそう。
箸の持ち方、独特そう。
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ヤマタネさんこと創立者の山﨑種二氏のホームグラウンドは東京。
それだけに東京画壇の画家たちとの交流は多く、
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例えば、こちらの横山大観の 《心神》。
横山大観 《心神》 1952(昭和27)年 絹本・墨画淡彩 山種美術館
コレクターとして横山大観と交流が深かったヤマタネさん。
ある日、大観から、こう言われたのだとか。
「金もうけされるのも結構だが、この辺で世の中のためになるようなこともやっておいたらどうですか」
その一言で、美術館設立を決意。
「美術館をつくるなら」 という条件で、大観から購入を許されたのが、この 《心神》 なのだそうです。
個人的には、“いや、そこは太っ腹にプレゼントしちゃえよ!” と、大観に言いたい。
ちなみに、修復後初公開となるこちらの小林古径の 《清姫》 は、
左)小林古径 《清姫》 のうち 「日高川」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
右)小林古径 《清姫》 のうち 「寝所」 1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
美術館の設立を決意したヤマタネさんに、小林古径本人から譲られた作品とのこと。
よっ、太っ腹!
今回出展されていた作品の中で、個人的に一番印象に残ったのは、落合朗風の 《エバ》 です。
落合朗風 《エバ》 1919(大正8)年 紙本・彩色 山種美術館
明らかに、アンリ・ルソーを意識している作品ですが。
明らかに、アンリ・ルソーの作品と比べると、何か一味足りない。
アンリ・ルソーのそっくりさん、といったところ。
ちなみに、もう1点印象に残っているのが、橋本雅邦の 《日本武尊像》 です。
橋本雅邦 《日本武尊像》 1893(明治26)年 紙本・彩色 山種美術館
実に勇ましい日本武尊像。
威風堂々としています。
しかし、そこはかとなく誰かに似ているような・・・。
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トランペット、吹いてそう。
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