本日も青森より。
念願だった青森県立美術館も訪れてきました。
ただ、訪れるタイミングを約1か月間違えてしまったらしく (←?)、
特別展はちょうど準備中。。。
この日見られるのは、常設展示だけでした。
常設の目玉は何と言っても、シャガールによるバレエ 「アレコ」 の舞台背景画3点。
美術館の中心に位置するアレコホールという立方体の展示空間に展示されています。
驚くべきは、その大きさ。
縦9メートル!
そして、横15メートル!
サイズに関しては、現在、六本木に来日中のミュシャの 《スラヴ叙事詩》 よりも大きいです。
(注:大人の都合で画像を紹介することはできません。あしからず)
ちなみに、「アレコ」 の舞台背景画はもう1点存在しており、
現在は、アメリカのフィラデルフィア美術館が所蔵しています。
なんと、その1点が青森県立美術館にやってくるそうで、4月25日から向こう4年間展示されるとのこと。
あぁ、やっぱり訪れるタイミングを約1か月間違えてしまったようです。
と、展示に関しては、やや残念な感じではありましたが。
その分、青木淳さん設計の青森県立美術館の建物を、存分に味わってきました。
外観からはそう高さを感じませんが・・・
実は、地下は2階分あります。
意外と深い。
青森県立美術館のマスコットキャラクターとでもいうべき、
奈良美智さんの 《あおもり犬》 のサイズが、まさにその深さ分に当たります。
(注:奈良さんの作品も大人の都合で画像を紹介することはできません。あしからず)
さてさて、地下に広がる展示空間は、不思議な形をしています。
実は、この展示空間は、このすぐ近くにある三内丸山遺跡をイメージし、
トレンチ (遺跡の発掘現場で見られる土の大きな溝) を模しているとのことでした。
なるほど、だから土っぽい壁&土っぽい床なのですね。
そのトレンチ状の展示空間を、上から大きな白い箱でカポッと覆ったのが青森県立美術館の建物。
(カポッと覆った感を演出するために、壁と床が切り離されている部分が要所要所に。実際に浮いているわけではありません!)
なので、外観から想像がつかないほど、内部はなかなか複雑な間取りをしていました。
必然的に、あっちに行ったりこっちに行ったりすることになります。
これこそが、青森県立美術館の建築の狙い。
遺跡の空間を冒険する。
インディー・ジョーンズの気分が味わえました。
そうそう。建物も面白かったですが、
グラフィックデザイナーの菊地敦己さんが手掛けたVI (ヴィジュアル・アイデンティティ) も面白かったです。
菊地さんが青森県立美術館のために制作したオリジナルフォントは、
すべての文字が、水平・垂直・斜め45度同幅の直線のみで構成されています。
そんなオリジナルフォントが、キャプションにロッカーに時計に、
美術館のいたるところに使われていました。
徹底的に。いや、執拗なくらいに。
曲がったことが嫌いなのでしょう。
ちなみに、入口に掲げられたシンボルマークも、菊池さんのデザイン。
「aomori」 の 「a」 が、木の形になっているのだそうです。
ネオン管で出来ているので、暗くなると光ります。
青色に。
ん?木が集まっているということは、森??
つまり、青い森。
あぁ、青森!!
おあとがよろしいようで。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
念願だった青森県立美術館も訪れてきました。
ただ、訪れるタイミングを約1か月間違えてしまったらしく (←?)、
特別展はちょうど準備中。。。
この日見られるのは、常設展示だけでした。
常設の目玉は何と言っても、シャガールによるバレエ 「アレコ」 の舞台背景画3点。
美術館の中心に位置するアレコホールという立方体の展示空間に展示されています。
驚くべきは、その大きさ。
縦9メートル!
そして、横15メートル!
サイズに関しては、現在、六本木に来日中のミュシャの 《スラヴ叙事詩》 よりも大きいです。
(注:大人の都合で画像を紹介することはできません。あしからず)
ちなみに、「アレコ」 の舞台背景画はもう1点存在しており、
現在は、アメリカのフィラデルフィア美術館が所蔵しています。
なんと、その1点が青森県立美術館にやってくるそうで、4月25日から向こう4年間展示されるとのこと。
あぁ、やっぱり訪れるタイミングを約1か月間違えてしまったようです。
と、展示に関しては、やや残念な感じではありましたが。
その分、青木淳さん設計の青森県立美術館の建物を、存分に味わってきました。
外観からはそう高さを感じませんが・・・
実は、地下は2階分あります。
意外と深い。
青森県立美術館のマスコットキャラクターとでもいうべき、
奈良美智さんの 《あおもり犬》 のサイズが、まさにその深さ分に当たります。
(注:奈良さんの作品も大人の都合で画像を紹介することはできません。あしからず)
さてさて、地下に広がる展示空間は、不思議な形をしています。
実は、この展示空間は、このすぐ近くにある三内丸山遺跡をイメージし、
トレンチ (遺跡の発掘現場で見られる土の大きな溝) を模しているとのことでした。
なるほど、だから土っぽい壁&土っぽい床なのですね。
そのトレンチ状の展示空間を、上から大きな白い箱でカポッと覆ったのが青森県立美術館の建物。
(カポッと覆った感を演出するために、壁と床が切り離されている部分が要所要所に。実際に浮いているわけではありません!)
なので、外観から想像がつかないほど、内部はなかなか複雑な間取りをしていました。
必然的に、あっちに行ったりこっちに行ったりすることになります。
これこそが、青森県立美術館の建築の狙い。
遺跡の空間を冒険する。
インディー・ジョーンズの気分が味わえました。
そうそう。建物も面白かったですが、
グラフィックデザイナーの菊地敦己さんが手掛けたVI (ヴィジュアル・アイデンティティ) も面白かったです。
菊地さんが青森県立美術館のために制作したオリジナルフォントは、
すべての文字が、水平・垂直・斜め45度同幅の直線のみで構成されています。
そんなオリジナルフォントが、キャプションにロッカーに時計に、
美術館のいたるところに使われていました。
徹底的に。いや、執拗なくらいに。
曲がったことが嫌いなのでしょう。
ちなみに、入口に掲げられたシンボルマークも、菊池さんのデザイン。
「aomori」 の 「a」 が、木の形になっているのだそうです。
ネオン管で出来ているので、暗くなると光ります。
青色に。
ん?木が集まっているということは、森??
つまり、青い森。
あぁ、青森!!
おあとがよろしいようで。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!