ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール…と、
街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??
気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!
東京都美術館の “マウリッツハイス美術館展” に。
国立西洋美術館の “ベルリン国立美術館展” に。
今、東京のアートシーンは、フェルメールの独断場と言っても過言ではありません。
そんな今だからこそ、こちらのコーナーでも、
フェルメールと名がついたお店をご紹介したいところ。
「・・・・・ん?フェルメールって喫茶店は、一度紹介しなかったっけ??」
と思った方は、かなりの “アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】” ツウ。
(いつもご愛読ありがとうございます!)
そう。実は、約1年前に、荒川区東尾久にある 『フェルメール』 をご紹介いたしました。
しかし、今回紹介するのは、そのフェルメールとは、また別のお店。
やはり美術界のスーパースターともなると、
同じ名前を持つ店は、1軒だけではないようです。
さて、今回紹介する 『フェルメール』 は、
清澄白河駅から徒歩5分の場所にありました。
東京都現代美術館へ向かう途中で、たまたま、この 『フェルメール』 に遭遇したのです。
もとい、 『ふぇるめーる』 に遭遇したのです (笑)
ひらがなで表記されると、何とも違和感を覚えますね。
字面を見ていると、どうにも “かもめ~る” を連想してしまいます。
東京都美術館のチラシを、巧みに (?) 利用した営業時間情報。
このエコ精神には、脱帽です。
さてさて、甘味処とあるだけに、メニューは、スイーツが中心。
そのラインナップは、かなり豊富!
今川焼きに、たい焼きに、たこ焼きに、あんみつに・・・と、
特にフェルメールとは関係がなさそうなメニュー展開となっています。
さらに、原宿ドッグも発売していますから、
地元の清澄白河に根付いたメニューを提供しているわけでもなさそうです。
とりあえず、小腹が空いていたこともあって、手ごろな値段の今川焼きをオーダー。
今川焼きは、つぶあん派なのですが、
少しでも、フェルメールの雰囲気に近づけようと (←?) 、カスタードをチョイスしました。
持ち帰りも可能ですが、6席ほどある店内で食べることもOK。
せっかくなので、店内で食べることにしました。
味は、まぁ、普通に美味しかったです・・・
と、ふと店内を見渡すと、あの少女と目が合いました。
何事かを言いたげな口元が、
「その今川焼き、一口ちょうだい」
と、言っているような気がしてなりませんでした。
「あげないよ。」
<お店情報>
甘味処 ふぇるめーる
住所:東京都江東区三好1-5-4
営業時間:10時~17時
定休日:???
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13140776/
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第9回 江東区三好でフェルメール
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