~前回までのあらすじ~
「文化庁はんぱないって。
アイツはんぱないって。
ノーマークの重要文化財めっちゃ国宝にするもん。
そんなん出来ひんやん、普通。」
と、心の底から泣き叫びたい国宝ハンター・とに~。
こうしている間にも、国宝の数は無情にも増えていく!
果たして、すべての国宝を目にする日は来るのだろうか?!
今回は、日本で一番短い市名でお馴染みの津にやってきました。
津駅から、さらに電車に乗って一駅。
「一身田」 へと降り立ちました。
『いっしんだ』 と読むのかと思い込んでいたのですが、正しくは、『いしんでん』 とのこと。
『だっふんだ』 みたいな感じで読んでしまって・・・なんか申し訳ありません。
そんな一身田は、高田本山専修寺を中心とした寺内町。
街のあちこちに風情が残っています。
高田本山専修寺は、いずこにあるのか。
「出てこいや!」 と思ったその矢先、専修寺が目に飛び込んできました。
予想外に立派な門構えです!
駅からここまで、良くも悪くも鄙びた感じでしたので、
てっきり専修寺自体も鄙びているのかと・・・なんか申し訳ありません。
さてさて、専修寺が所蔵する国宝は、全部で4件。
そのうちの 《西方指南抄〈親鸞筆/〉》 と、
《三帖和讃〈親鸞筆/〉》 は、すでにハンティング済です。
今回狙うのは、昨年、国宝に昇格したばかりの2件の建造物。
《専修寺如来堂》(ジャンル:建造物) と 《専修寺御影堂》(ジャンル:建造物) です。
まず、こちらが、《専修寺御影堂》。
全国に現存する木造建築の中でも5番目の大きさという巨大な堂です。
あちこちにドラゴンが彫り込まれていたり、
ドラクエに出てきそうな鎧を連想させる屋根飾りがあったり、
全体的に豪華絢爛、装飾多めな建造物でした。
どことなく、ヤンキーがカスタマイズした車のような印象です。
にもかかわらず、専修寺のHPでは、
「質素ではありますが落ち着いた外観を醸し出しております。」
と紹介されています。
・・・・・これでも質素、これでも落ち着いた外観なのですね。
自己評価は、だいぶ低めなようです。
そんな 《専修寺御影堂》 と通天橋で繋がっているのが・・・
もう一つの国宝建造物、《専修寺如来堂》 です。
《専修寺御影堂》 と比べると建築面積は、約半分ほどしかありませんが、
教義上としては、《専修寺如来堂》 のほうが、専修寺の本堂に当たるそうです。
しかし、先に 《専修寺御影堂》 を見てしまったため、どうにも地味な印象が拭えません。
正面から見ても地味。横から見ても地味。
ズームアップして見ても地味・・・・・じゃない!
ドラゴンだらけ!!
1匹、2匹のドラゴンなら、カッコイイのでしょうが、
こうもワラワラいると、生理的に受け付けないものがありました。
というか、そもそもドラゴンにも見えないような。
なんだかチンアナゴみたいに見えます。
ちなみに、手水舎にもドラゴン。
専修寺は、よっぽどドラゴンが好きなようです。
ちなみに。
専修寺の閉門時間は、17時半です。
それに余裕で間に合う、15時半に到着したのですが、
到着と同時に、《専修寺御影堂》 と 《専修寺如来堂》 の入り口が閉められてしまったのです。
「?!!」
なんと、閉堂時間は15時半とのこと。
ギリギリ間に合いませんでした。
ショック・・・。
専修寺にも、働き改革の波が?
今現在の国宝ハンティング数 974/1115
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今回は、日本で一番短い市名でお馴染みの津にやってきました。
津駅から、さらに電車に乗って一駅。
「一身田」 へと降り立ちました。
『いっしんだ』 と読むのかと思い込んでいたのですが、正しくは、『いしんでん』 とのこと。
『だっふんだ』 みたいな感じで読んでしまって・・・なんか申し訳ありません。
そんな一身田は、高田本山専修寺を中心とした寺内町。
街のあちこちに風情が残っています。
高田本山専修寺は、いずこにあるのか。
「出てこいや!」 と思ったその矢先、専修寺が目に飛び込んできました。
予想外に立派な門構えです!
駅からここまで、良くも悪くも鄙びた感じでしたので、
てっきり専修寺自体も鄙びているのかと・・・なんか申し訳ありません。
さてさて、専修寺が所蔵する国宝は、全部で4件。
そのうちの 《西方指南抄〈親鸞筆/〉》 と、
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今回狙うのは、昨年、国宝に昇格したばかりの2件の建造物。
《専修寺如来堂》(ジャンル:建造物) と 《専修寺御影堂》(ジャンル:建造物) です。
まず、こちらが、《専修寺御影堂》。
全国に現存する木造建築の中でも5番目の大きさという巨大な堂です。
あちこちにドラゴンが彫り込まれていたり、
ドラクエに出てきそうな鎧を連想させる屋根飾りがあったり、
全体的に豪華絢爛、装飾多めな建造物でした。
どことなく、ヤンキーがカスタマイズした車のような印象です。
にもかかわらず、専修寺のHPでは、
「質素ではありますが落ち着いた外観を醸し出しております。」
と紹介されています。
・・・・・これでも質素、これでも落ち着いた外観なのですね。
自己評価は、だいぶ低めなようです。
そんな 《専修寺御影堂》 と通天橋で繋がっているのが・・・
もう一つの国宝建造物、《専修寺如来堂》 です。
《専修寺御影堂》 と比べると建築面積は、約半分ほどしかありませんが、
教義上としては、《専修寺如来堂》 のほうが、専修寺の本堂に当たるそうです。
しかし、先に 《専修寺御影堂》 を見てしまったため、どうにも地味な印象が拭えません。
正面から見ても地味。横から見ても地味。
ズームアップして見ても地味・・・・・じゃない!
ドラゴンだらけ!!
1匹、2匹のドラゴンなら、カッコイイのでしょうが、
こうもワラワラいると、生理的に受け付けないものがありました。
というか、そもそもドラゴンにも見えないような。
なんだかチンアナゴみたいに見えます。
ちなみに、手水舎にもドラゴン。
専修寺は、よっぽどドラゴンが好きなようです。
ちなみに。
専修寺の閉門時間は、17時半です。
それに余裕で間に合う、15時半に到着したのですが、
到着と同時に、《専修寺御影堂》 と 《専修寺如来堂》 の入り口が閉められてしまったのです。
「?!!」
なんと、閉堂時間は15時半とのこと。
ギリギリ間に合いませんでした。
ショック・・・。
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