現在、川崎市岡本太郎美術館で開催されているのは、
“街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界” という展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
自分の作品が個人の所有物となることを毛嫌いした岡本太郎は、
その生涯で、誰でもいつでも見ることの出来るパブリックアート作品を数多く制作しました。
日本全国津々浦々、その数は、なんと70ヵ所140点以上に及びます。
そんな岡本太郎のパブリックアート作品の数々を、
今回の展覧会では、原型や原画、スケッチ、写真などを交えて紹介。
今年リニューアルオープンしたばかりの 《太陽の塔》 や、
渋谷駅でお馴染みの巨大壁画 《明日の神話》 はもちろん、
残念ながら今は無きパブリックアート作品や、
おそらく地元民しか知らないローカル岡本太郎作品も余すことなく紹介されていました。
ちなみに、上の写真に映っているのは、
浦安市運動公園にあるパブリックアート作品 《躍動の門》 と 《五大陸》 の原型です。
一時期、浦安のホテルでバイトをしていた時代があるのですが、
そのお昼休憩時間に、バイトメンバーでこの公園で野球して遊んでましたっけ。
この作品を目にした瞬間に、そんな10年以上も前の記憶が瞬時に蘇りました。
パブリックアート作品には、記憶に残る、記憶を呼び起こす力があるのですね。
今回紹介されていた岡本太郎のパブリックアート作品は、どれも魅力的。
それだけに、どれも実物を観に訪れてみたくなりました。
特に印象的だったのは、長野県の安曇野の松川村役場にあるという陶板のレリーフ。
「松川村」 だから、「松」 と 「川」。
そして、松の樹の下には、男女が一組。
少し離れてみると、それらが顔に見えるという作品です。
岡本太郎はパッションで作品を制作しているイメージが強いのですが。
こういう知的ユーモアみたいな作品も残していたのですね。
知的ユーモアといえば、こちらの作品も。
銀座の数寄屋橋交差点のすぐそばの公園にある 《若い時計台》 です。
胴体部分からニョキニョキ伸びている腕 (ツノ?) ばかりに目が行ってしまっていましたが。
実は、顔の文字盤にも、岡本太郎のユーモア溢れるこだわりがあるそうです。
それは、時間によって、時計の針が眉毛になったり、ヒゲになったりするというもの。
11時5分頃は、機嫌が悪くなるようです。
その時間を見計らって、足を運んでみようと思います。
また、他に印象的だった作品に、
旧国鉄神田駅構内にあったという3点のタイル画 《遊ぶ/駆ける/花ひらく》 があります。
《駆ける》 が表しているのは・・・
遅刻ギリギリに駆けて出勤するサラリーマンの姿とのこと。
そう言われてみたら、そう見えるような。
画面の上で舞っているのは、ネクタイでしょうか。
ただ、駆け込み乗車はダメ。ゼッタイ。
ちなみに、パブリックアートをテーマにした展覧会なので、
会場内のいたる所に設置されたスピーカーは、気にならない程度に環境音が流されています。
美術館の中にいるのに、まるで外にいるかのようでした。
涼しく快適に、パブリックアート巡り。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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“街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界” という展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
自分の作品が個人の所有物となることを毛嫌いした岡本太郎は、
その生涯で、誰でもいつでも見ることの出来るパブリックアート作品を数多く制作しました。
日本全国津々浦々、その数は、なんと70ヵ所140点以上に及びます。
そんな岡本太郎のパブリックアート作品の数々を、
今回の展覧会では、原型や原画、スケッチ、写真などを交えて紹介。
今年リニューアルオープンしたばかりの 《太陽の塔》 や、
渋谷駅でお馴染みの巨大壁画 《明日の神話》 はもちろん、
残念ながら今は無きパブリックアート作品や、
おそらく地元民しか知らないローカル岡本太郎作品も余すことなく紹介されていました。
ちなみに、上の写真に映っているのは、
浦安市運動公園にあるパブリックアート作品 《躍動の門》 と 《五大陸》 の原型です。
一時期、浦安のホテルでバイトをしていた時代があるのですが、
そのお昼休憩時間に、バイトメンバーでこの公園で野球して遊んでましたっけ。
この作品を目にした瞬間に、そんな10年以上も前の記憶が瞬時に蘇りました。
パブリックアート作品には、記憶に残る、記憶を呼び起こす力があるのですね。
今回紹介されていた岡本太郎のパブリックアート作品は、どれも魅力的。
それだけに、どれも実物を観に訪れてみたくなりました。
特に印象的だったのは、長野県の安曇野の松川村役場にあるという陶板のレリーフ。
「松川村」 だから、「松」 と 「川」。
そして、松の樹の下には、男女が一組。
少し離れてみると、それらが顔に見えるという作品です。
岡本太郎はパッションで作品を制作しているイメージが強いのですが。
こういう知的ユーモアみたいな作品も残していたのですね。
知的ユーモアといえば、こちらの作品も。
銀座の数寄屋橋交差点のすぐそばの公園にある 《若い時計台》 です。
胴体部分からニョキニョキ伸びている腕 (ツノ?) ばかりに目が行ってしまっていましたが。
実は、顔の文字盤にも、岡本太郎のユーモア溢れるこだわりがあるそうです。
それは、時間によって、時計の針が眉毛になったり、ヒゲになったりするというもの。
11時5分頃は、機嫌が悪くなるようです。
その時間を見計らって、足を運んでみようと思います。
また、他に印象的だった作品に、
旧国鉄神田駅構内にあったという3点のタイル画 《遊ぶ/駆ける/花ひらく》 があります。
《駆ける》 が表しているのは・・・
遅刻ギリギリに駆けて出勤するサラリーマンの姿とのこと。
そう言われてみたら、そう見えるような。
画面の上で舞っているのは、ネクタイでしょうか。
ただ、駆け込み乗車はダメ。ゼッタイ。
ちなみに、パブリックアートをテーマにした展覧会なので、
会場内のいたる所に設置されたスピーカーは、気にならない程度に環境音が流されています。
美術館の中にいるのに、まるで外にいるかのようでした。
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