現在、サントリー美術館で開催されているのは、“京都・醍醐寺展 -真言密教の宇宙-”。
京都の山科盆地にある醍醐寺の至宝を一挙公開する展覧会です。
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実は、一昨年、中国の上海と西安で、醍醐寺の至宝を公開する展覧会が開催されました。
その来場者数が、なんとのべ80万人を超えたのだとか。
その大ヒットを記念して開催される展覧会とあって、
大盤振る舞いにも、国宝36件、重要文化財60件を含む貴重な寺宝約120件が公開されています。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
仏像や仏画など、仏教美術の名品はもちろん、
「醍醐の花見」 に関する作品や、俵屋宗達による絵画、
歴史上の人物との深い関わりを示す書状など、さまざまなジャンルが展示されています。
まさに日本美術の醍醐味が味わえる展覧会。
今年の芸術の秋、マストの日本美術展です。
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数ある展示品の中で今回の目玉となるのは、
やはり何と言っても。国宝 《薬師如来および両脇侍像》 でしょうか。
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もともとは、上醍醐薬師堂の本尊で、
2001年より下醍醐の霊宝館に鎮座された仏像です。
大きな鼻、分厚い唇、パンパンに張った胸板。
姿や雰囲気だけでなく、すべてのパーツが堂々としていました。
ただ、左手に持っている薬壺だけは小さめ。
タイガーバームのように見えました。
なお、サントリー美術館史上、過去最大級の展示物とのこと。
サントリー美術館の中に、どうやって 《薬師如来および両脇侍像》 を入れたのでしょうか?
それ考えると夜も眠れなくなります。
それと、今回のメインビジュアルにも使われている 《如意輪観音坐像》 も目玉作品の一つ。
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重要文化財「如意輪観音坐像」 平安時代 醍醐寺蔵 画像提供:奈良国立博物館 撮影:森村欣司
日本全国に数多くある如意輪観音像の中でも屈指の名品とされる一作です。
リラックスムード全開の実に優美なお姿。
「ふふふーん♪」 というハミングが聞こえてくるようです。
左手をよく見ると、指の上に如意輪が!
なんとも絶妙なバランスで乗っています。
こんなことを軽々とこなしてしまうなんて、さすが仏です。
ちなみに、展覧会上では、《如意輪観音坐像》 の背後に巨大な球体が設置されていました。
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満月?オーラ?元気玉??
何をイメージしていたのかは、よくわかりませんでしたが。
過去に出逢ったことがない斬新な展示スタイルでした。
今回出展されていた仏像の中で個人的にイチオシなのは、《五大明王像》。
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重要文化財「五大明王像のうち不動明王」 平安時代 醍醐寺蔵
五体とも、最上級に怒りの表情を浮かべているのですが。
見開きすぎた目がどこか漫画っぽく、逆にユーモラスな印象となっています。
特に、大威徳明王に関しては、乗っている牛が可愛すぎ。
まるで、ヤンキーがマーチに乗っているかのようです。
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相手は怒っているので、笑ってはいけない。
そう思えば思うほど、ニヤニヤしてしまいます。
彼らの背後にある火に油を注いでしまうこと必至です。
ちなみに、会期中、作品の入れ替えがあります。
鎌倉仏画の傑作とされる国宝の 《文殊渡海図》 は、後期に出展予定!
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国宝「文殊渡海図」 鎌倉時代 醍醐寺蔵 画像提供:奈良国立博物館 撮影:佐々木香輔
(展示期間:10月17日~11月11日)
前後期どちらも合わせて楽しみたい展覧会です。
┃会期:2018年9月19日(水)〜11月11日(日)
┃会場:サントリー美術館
┃http://daigoji.exhn.jp/
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “京都・醍醐寺展 ” 展の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、10月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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京都の山科盆地にある醍醐寺の至宝を一挙公開する展覧会です。
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その来場者数が、なんとのべ80万人を超えたのだとか。
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大盤振る舞いにも、国宝36件、重要文化財60件を含む貴重な寺宝約120件が公開されています。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
仏像や仏画など、仏教美術の名品はもちろん、
「醍醐の花見」 に関する作品や、俵屋宗達による絵画、
歴史上の人物との深い関わりを示す書状など、さまざまなジャンルが展示されています。
まさに日本美術の醍醐味が味わえる展覧会。
今年の芸術の秋、マストの日本美術展です。
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やはり何と言っても。国宝 《薬師如来および両脇侍像》 でしょうか。
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もともとは、上醍醐薬師堂の本尊で、
2001年より下醍醐の霊宝館に鎮座された仏像です。
大きな鼻、分厚い唇、パンパンに張った胸板。
姿や雰囲気だけでなく、すべてのパーツが堂々としていました。
ただ、左手に持っている薬壺だけは小さめ。
タイガーバームのように見えました。
なお、サントリー美術館史上、過去最大級の展示物とのこと。
サントリー美術館の中に、どうやって 《薬師如来および両脇侍像》 を入れたのでしょうか?
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それと、今回のメインビジュアルにも使われている 《如意輪観音坐像》 も目玉作品の一つ。
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重要文化財「如意輪観音坐像」 平安時代 醍醐寺蔵 画像提供:奈良国立博物館 撮影:森村欣司
日本全国に数多くある如意輪観音像の中でも屈指の名品とされる一作です。
リラックスムード全開の実に優美なお姿。
「ふふふーん♪」 というハミングが聞こえてくるようです。
左手をよく見ると、指の上に如意輪が!
なんとも絶妙なバランスで乗っています。
こんなことを軽々とこなしてしまうなんて、さすが仏です。
ちなみに、展覧会上では、《如意輪観音坐像》 の背後に巨大な球体が設置されていました。
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何をイメージしていたのかは、よくわかりませんでしたが。
過去に出逢ったことがない斬新な展示スタイルでした。
今回出展されていた仏像の中で個人的にイチオシなのは、《五大明王像》。
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重要文化財「五大明王像のうち不動明王」 平安時代 醍醐寺蔵
五体とも、最上級に怒りの表情を浮かべているのですが。
見開きすぎた目がどこか漫画っぽく、逆にユーモラスな印象となっています。
特に、大威徳明王に関しては、乗っている牛が可愛すぎ。
まるで、ヤンキーがマーチに乗っているかのようです。
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相手は怒っているので、笑ってはいけない。
そう思えば思うほど、ニヤニヤしてしまいます。
彼らの背後にある火に油を注いでしまうこと必至です。
ちなみに、会期中、作品の入れ替えがあります。
鎌倉仏画の傑作とされる国宝の 《文殊渡海図》 は、後期に出展予定!
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国宝「文殊渡海図」 鎌倉時代 醍醐寺蔵 画像提供:奈良国立博物館 撮影:佐々木香輔
(展示期間:10月17日~11月11日)
前後期どちらも合わせて楽しみたい展覧会です。
┃会期:2018年9月19日(水)〜11月11日(日)
┃会場:サントリー美術館
┃http://daigoji.exhn.jp/
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住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
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なお、〆切は、10月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
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