東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の展覧会、
‟カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、スウェーデンの画家カール・ラーションの、
日本においては、1994年以来24年ぶりとなる大々的な回顧展です。
不勉強ながら、カール・ラーションのことを知らなかったのですが。
カール・ラーションは、スウェーデンの国民的な人気を誇る画家とのこと。
現代のスウェーデンのインテリアに深い影響を与えた画家とのことです。
“画家なのに、インテリア?どういうこと??”
カール・ラーションの代表作とされるのが、『わたしの家』。
画集『わたしの家』 1899年刊 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
わたし (=カール・ラーション) の家での一家の暮らしぶりを描いた水彩画集です。
カール・ラーション一家は、夫妻と三男四女の大家族。
石田さんチとかビッグダディとか、いわゆる大家族モノ的なことで、
スウェーデンで国民的な人気を博しているのかと思いきや、さにあらず。
通称 「リッラ・ヒュットネース」 と呼ばれる家を入手し、
妻カーリンとともに、家具やテキスタイルをデザインしながら、
理想の家へ改装していったそのライフスタイルが人気を博したのだそうです。
展覧会の会場には、ラーション夫妻がデザインした家具やテキスタイルが、
『わたしの家』 の挿絵や 「リッラ・ヒュットネース」 の写真とともに紹介されていました。
さらに、スウェーデンのインテリアといえば、IKEA。
IKEAのコーディネートによる ‟現代版リッラ・ヒュットネースの居間” の再現展示もありました。
初めて目にするはずなのに、どこか懐かしい感じ。
なんかどこかで見たことがあるような・・・・・あっ!『徹子の部屋』 だ!!
世界各国で翻訳されているという 『わたしの家』。
カール・ラーションのライフスタイルは、『徹子の部屋』 にも影響を与えていたのかもしれません。
この花台やドレスの雰囲気なんて、ほぼ 『徹子の部屋』。
ここだけ見たら、“『徹子の部屋』 展” です (←?)。
もちろん展覧会ではインテリアだけでなく、
画家カール・ラーションの絵画作品も紹介されています。
個人的に印象に残っているのは、画面左の一枚です。
作品が目に飛び込んできた瞬間、画面中央で咲き誇る花の鮮やかな色彩に圧倒されました。
どことなくルドンの色彩を彷彿とさせるものがあります。
にもかかわらず (?)、タイトルは、《祖父》。
だったら、もっと祖父を目立たせろよ (笑)
ちなみに、妻のカーリンの絵画も紹介されていました。
結婚前は、女流画家として活動していた実力の持ち主。
画才はカールと比べても遜色はありません。
そんなカーリンに関して、一つ気になったことが。
展覧会で紹介されていたカーリンの帽子が、どれも薄かったのです。
よほど薄い帽子が好きなのかと思いきや、《大きな帽子のカーリン》 を描いた絵画も。
ジャストサイズの帽子は、かぶらない。
それがカーリン・ラーション。
┃会期:2018年9月22日(土)~12月24日(月・休)
┃会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
┃https://www.sjnk-museum.org/
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “カール・ラーション” 展の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、10月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
‟カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、スウェーデンの画家カール・ラーションの、
日本においては、1994年以来24年ぶりとなる大々的な回顧展です。
不勉強ながら、カール・ラーションのことを知らなかったのですが。
カール・ラーションは、スウェーデンの国民的な人気を誇る画家とのこと。
現代のスウェーデンのインテリアに深い影響を与えた画家とのことです。
“画家なのに、インテリア?どういうこと??”
カール・ラーションの代表作とされるのが、『わたしの家』。
画集『わたしの家』 1899年刊 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
わたし (=カール・ラーション) の家での一家の暮らしぶりを描いた水彩画集です。
カール・ラーション一家は、夫妻と三男四女の大家族。
石田さんチとかビッグダディとか、いわゆる大家族モノ的なことで、
スウェーデンで国民的な人気を博しているのかと思いきや、さにあらず。
通称 「リッラ・ヒュットネース」 と呼ばれる家を入手し、
妻カーリンとともに、家具やテキスタイルをデザインしながら、
理想の家へ改装していったそのライフスタイルが人気を博したのだそうです。
展覧会の会場には、ラーション夫妻がデザインした家具やテキスタイルが、
『わたしの家』 の挿絵や 「リッラ・ヒュットネース」 の写真とともに紹介されていました。
さらに、スウェーデンのインテリアといえば、IKEA。
IKEAのコーディネートによる ‟現代版リッラ・ヒュットネースの居間” の再現展示もありました。
初めて目にするはずなのに、どこか懐かしい感じ。
なんかどこかで見たことがあるような・・・・・あっ!『徹子の部屋』 だ!!
世界各国で翻訳されているという 『わたしの家』。
カール・ラーションのライフスタイルは、『徹子の部屋』 にも影響を与えていたのかもしれません。
この花台やドレスの雰囲気なんて、ほぼ 『徹子の部屋』。
ここだけ見たら、“『徹子の部屋』 展” です (←?)。
もちろん展覧会ではインテリアだけでなく、
画家カール・ラーションの絵画作品も紹介されています。
個人的に印象に残っているのは、画面左の一枚です。
作品が目に飛び込んできた瞬間、画面中央で咲き誇る花の鮮やかな色彩に圧倒されました。
どことなくルドンの色彩を彷彿とさせるものがあります。
にもかかわらず (?)、タイトルは、《祖父》。
だったら、もっと祖父を目立たせろよ (笑)
ちなみに、妻のカーリンの絵画も紹介されていました。
結婚前は、女流画家として活動していた実力の持ち主。
画才はカールと比べても遜色はありません。
そんなカーリンに関して、一つ気になったことが。
展覧会で紹介されていたカーリンの帽子が、どれも薄かったのです。
よほど薄い帽子が好きなのかと思いきや、《大きな帽子のカーリン》 を描いた絵画も。
ジャストサイズの帽子は、かぶらない。
それがカーリン・ラーション。
┃会期:2018年9月22日(土)~12月24日(月・休)
┃会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
┃https://www.sjnk-museum.org/
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “カール・ラーション” 展の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、10月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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