~前回までのあらすじ~
日本全国すべての国宝を目にするため、日本中を飛び回る国宝ハンター。
「世の中の国宝は多すぎて、全部観れないっ!」 と、
手元の資料 (?) を投げ出したくなるときもあったが、
なんとか堪え、これまでに976件の国宝をハンティング。
これもひとえに、「国宝、だぁ~いすき❤」 ゆえ。
ちなみに、国宝ハンターは、国宝はお尻で踏んだことはありません。
10月17日。
今回は、奈良の興福寺にやってきました。
この日は、1年に一度の南円堂の特別開扉の日。
こちらには、今年平成30年に、
国宝に指定されたばかりの 《木造四天王立像〈/(所在金堂)〉》 (ジャンル:彫刻) が安置されています。
実は、昨年トーハクで開催された “運慶展” で、すでに目にしているのですが。
その時は、まだ重要文化財。
国宝を目にして、はじめてハンティングしたことになるので、
“どうせ国宝にするなら、去年しておけよ” という気持ちをグッと呑み込んで、
興福寺の南円堂に足を運んできました。
彼ら4人は、長らく中金堂に安置されていたようですが、
調査により、もともとは南円堂に安置されていたことが判明。
トーハクでの “運慶展” の終了後、再び南円堂に戻ることとなったそうです。
四天王は、仏を守るガードマン。
久しぶりに、本来のシフトに戻って気合が入っているようでした。
興福寺をあとにし、電車とバスを乗り継いで、京都へ。
2012年のリベンジを果たすべく、神護寺を目指します。
(参照:第ニ十四話 国宝ハンター、壊れる!)
最寄りのバス停から、神護寺へ向かおうとしたところ、予想だにしないハプニングが!
まさかの通行止め。。。
どうやら迂回をせねばならないようです。
・・・・・・・めっちゃ迂回するじゃん。
本当なら2分ほどで行ける距離を、15分かけて迂回。
そして、そこから階段をひらすら上っていきます。
遠いよ。。。
神護寺まで足を運んでおきながら、
境内に入らないという奇行を起こした過去の僕。
しかし、あれから6年、大人になったので、今回はちゃんと境内へ。
本堂に安置されている・・・
《木造薬師如来立像(本堂安置)》 (ジャンル:彫刻) と、無事に対面を果たせました。
お顔は、まるで美輪明宏のよう。
太ももは、パンパンでスピードスケートのアスリートのようでした。
ちなみに、どうでもいいですが。
神護寺に向かう参道の途中に、団子や甘酒を売るちょっとした茶屋があったのですが。
なぜか、カウンターにシャンパンボトルが置かれていました。
参拝で疲れたら、甘酒よりもシャンパン。
今やそういう時代なのかもしれませんね。
続いて訪れたのは、京都府京都文化博物館。
レンガ造りの実に立派な建物です。
それもそのはず、元は日本銀行京都支店とのこと。
内部に入ってみると、その当時の雰囲気がちゃんと残されていました。
‟ん?あれっ?博物館スペースは??”
・・・と思ったら、展覧会などが開催されているのは、
この立派な建物の裏側に併設されている京都感も文化感もないこちらの建物のようです。
ちょっと肩透かしを食らいましたが、気を取り直して、
開催中だった “近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝8” にて、
《神楽和琴秘譜》 (ジャンル:書跡・典籍) をハンティング。
こちらは、現存する最古の神楽歌の譜。
ところどころに音楽記号みたいなものがあります。
「・・・・・・」 のところは、ハミングを表現しているのでしょうか。
ラストに訪れたのは、お馴染み京博。
こちらでは、現在、”京のかたな” という特別展が開催中です。
刀剣育成シミュレーションゲーム 『刀剣乱舞-ONLINE-』 の影響で、
展覧会場は、女子だらけ。
8割、いや、9割は女子でした。
どエラい時代になったなぁ。。。
とは言え、これだけ女子が集まるから、
これほど大々的な刀剣展が開催されるわけです。
刀剣女子さまさま。
『刀剣乱舞-ONLINE-』 さまさまです。
おかげさまで、個人像を含む未見の国宝刀剣・・・
・《太刀〈銘来国俊/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘来国次/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘来国光(名物有楽来国光)/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘吉光/〉》 (ジャンル:工芸品)
を4件ゲットしました。
余談ですが。
”京のかたな” を鑑賞中、展示室を進んでいると、
向こうの方から、刀剣女子とは明らかにオーラが違う男性2人組がやってきました。
間違いなく、本職。
刀剣を商売道具にしている人たちです。
気づけば、体が勝手に回れ右。
その人たちと出くわさないように、別のルートを進んでいました。
今日は迂回ばっかり。
今現在の国宝ハンティング数 983/1115
1位を目指して、ランキングに挑戦中!
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日本全国すべての国宝を目にするため、日本中を飛び回る国宝ハンター。
「世の中の国宝は多すぎて、全部観れないっ!」 と、
手元の資料 (?) を投げ出したくなるときもあったが、
なんとか堪え、これまでに976件の国宝をハンティング。
これもひとえに、「国宝、だぁ~いすき❤」 ゆえ。
ちなみに、国宝ハンターは、国宝はお尻で踏んだことはありません。
10月17日。
今回は、奈良の興福寺にやってきました。
この日は、1年に一度の南円堂の特別開扉の日。
こちらには、今年平成30年に、
国宝に指定されたばかりの 《木造四天王立像〈/(所在金堂)〉》 (ジャンル:彫刻) が安置されています。
実は、昨年トーハクで開催された “運慶展” で、すでに目にしているのですが。
その時は、まだ重要文化財。
国宝を目にして、はじめてハンティングしたことになるので、
“どうせ国宝にするなら、去年しておけよ” という気持ちをグッと呑み込んで、
興福寺の南円堂に足を運んできました。
彼ら4人は、長らく中金堂に安置されていたようですが、
調査により、もともとは南円堂に安置されていたことが判明。
トーハクでの “運慶展” の終了後、再び南円堂に戻ることとなったそうです。
四天王は、仏を守るガードマン。
久しぶりに、本来のシフトに戻って気合が入っているようでした。
興福寺をあとにし、電車とバスを乗り継いで、京都へ。
2012年のリベンジを果たすべく、神護寺を目指します。
(参照:第ニ十四話 国宝ハンター、壊れる!)
最寄りのバス停から、神護寺へ向かおうとしたところ、予想だにしないハプニングが!
まさかの通行止め。。。
どうやら迂回をせねばならないようです。
・・・・・・・めっちゃ迂回するじゃん。
本当なら2分ほどで行ける距離を、15分かけて迂回。
そして、そこから階段をひらすら上っていきます。
遠いよ。。。
神護寺まで足を運んでおきながら、
境内に入らないという奇行を起こした過去の僕。
しかし、あれから6年、大人になったので、今回はちゃんと境内へ。
本堂に安置されている・・・
《木造薬師如来立像(本堂安置)》 (ジャンル:彫刻) と、無事に対面を果たせました。
お顔は、まるで美輪明宏のよう。
太ももは、パンパンでスピードスケートのアスリートのようでした。
ちなみに、どうでもいいですが。
神護寺に向かう参道の途中に、団子や甘酒を売るちょっとした茶屋があったのですが。
なぜか、カウンターにシャンパンボトルが置かれていました。
参拝で疲れたら、甘酒よりもシャンパン。
今やそういう時代なのかもしれませんね。
続いて訪れたのは、京都府京都文化博物館。
レンガ造りの実に立派な建物です。
それもそのはず、元は日本銀行京都支店とのこと。
内部に入ってみると、その当時の雰囲気がちゃんと残されていました。
‟ん?あれっ?博物館スペースは??”
・・・と思ったら、展覧会などが開催されているのは、
この立派な建物の裏側に併設されている京都感も文化感もないこちらの建物のようです。
ちょっと肩透かしを食らいましたが、気を取り直して、
開催中だった “近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝8” にて、
《神楽和琴秘譜》 (ジャンル:書跡・典籍) をハンティング。
こちらは、現存する最古の神楽歌の譜。
ところどころに音楽記号みたいなものがあります。
「・・・・・・」 のところは、ハミングを表現しているのでしょうか。
ラストに訪れたのは、お馴染み京博。
こちらでは、現在、”京のかたな” という特別展が開催中です。
刀剣育成シミュレーションゲーム 『刀剣乱舞-ONLINE-』 の影響で、
展覧会場は、女子だらけ。
8割、いや、9割は女子でした。
どエラい時代になったなぁ。。。
とは言え、これだけ女子が集まるから、
これほど大々的な刀剣展が開催されるわけです。
刀剣女子さまさま。
『刀剣乱舞-ONLINE-』 さまさまです。
おかげさまで、個人像を含む未見の国宝刀剣・・・
・《太刀〈銘来国俊/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘来国次/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘来国光(名物有楽来国光)/〉》 (ジャンル:工芸品)
・《短刀〈銘吉光/〉》 (ジャンル:工芸品)
を4件ゲットしました。
余談ですが。
”京のかたな” を鑑賞中、展示室を進んでいると、
向こうの方から、刀剣女子とは明らかにオーラが違う男性2人組がやってきました。
間違いなく、本職。
刀剣を商売道具にしている人たちです。
気づけば、体が勝手に回れ右。
その人たちと出くわさないように、別のルートを進んでいました。
今日は迂回ばっかり。
今現在の国宝ハンティング数 983/1115
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