新宿の新たなアートスポット、草間彌生美術館。
現在、こちらでは、4回目となる展覧会、
"幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限" が開催されています。
「草間彌生さんといえば水玉模様」 というイメージが強いかもしれませんが。
同じくらいに代表的といえるのが、『無限の網』 シリーズです。
キャンバス一面が、びっしりと網目で埋め尽くされた作品シリーズで、
若き日に単身渡米した草間さんが、前衛芸術家として一躍注目を浴びるきっかけにもなっています。
今回の展覧会では、そんな 『無限の網』 シリーズの貴重な初期作品を展示。
さらに、ニューヨーク滞在時代の資料や写真も併せて展示されています。
いうなれば、草間彌生さんの青春期にスポットを当てた展覧会。
"世界のKUSAMA" の若手時代の姿が垣間見える展覧会です。
今展の目玉はなんといっても、《無題(無限の網断簡)》。
約10mにも及ぶ巨大な巻物風の作品で、
右から左まで、ただひたすら網目が反復し続けています。
実はこちらは、ニューヨークでの初個展で発表され、
当時の観客や美術評論家から絶賛された作品のごく一部。
発表時は、幅約10m、高さは約3mほどある巨大な作品でした。
そう。横だけでなく、上にも下にも無限に網目が続いていたのです。
なんという労力。。。
さてさて、一つ上の展示フロアでは、
そんな 『無限の網』 シリーズと対比して、最新の絵画シリーズ 「わが永遠の魂」 が紹介されています。
無限の網目を見過ぎて、目がチカチカ疲れてしまった方は、
どうぞこちらのカラフルなフロアで目を休めてくださいませ。
ただし、絵から放たれる生命のパワーが強いので、目とは別のところが疲れてしまうかもしれません。
ちなみに。
平成から令和へと変わるこのタイミングで、
4階に常設されていたインスタレーション作品が一新されていました。
新作は、ハシゴをモチーフにしたインスタレーション作品。
その名も、《天国への梯子》 です。
もちろん、水玉模様。
そして、色が刻一刻と変化していきます。
天井と床面には、鏡が設置されており、
床の鏡を覗き込むと、そこにはハシゴが無限に続いているかのような光景が。
地獄の果てまで、このハシゴが繋がっているのではないか。
ジーっと見ていたら、奥底から草間さんが登ってくるのではないか。
・・・・・・・なんか、急に怖くなってきました。
逆に、天井に目を向けてみると、
当たり前ですが、ハシゴは上へ上へと無限に伸びています。
タイトルの通り、まさに天国へのハシゴのよう。
希望が感じられました。
また、屋上に設置されていたカボチャも一新。
日本初公開となるステンレス製のカボチャの立体作品です。
シルバーに輝くカボチャは、どこか未来や宇宙を彷彿とさせるものがあります。
そして、ポップでカラフルな水玉は、
どこかアサヒペンを彷彿とさせるものがありました。
草間彌生美術館
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
日時指定・各回定員入れ替え制
毎月1日10:00 (日本時間) に美術館webサイトにて翌々月分のチケット発売開始
https://yayoikusamamuseum.jp/
※当日券はございません。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
現在、こちらでは、4回目となる展覧会、
"幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限" が開催されています。
「草間彌生さんといえば水玉模様」 というイメージが強いかもしれませんが。
同じくらいに代表的といえるのが、『無限の網』 シリーズです。
キャンバス一面が、びっしりと網目で埋め尽くされた作品シリーズで、
若き日に単身渡米した草間さんが、前衛芸術家として一躍注目を浴びるきっかけにもなっています。
今回の展覧会では、そんな 『無限の網』 シリーズの貴重な初期作品を展示。
さらに、ニューヨーク滞在時代の資料や写真も併せて展示されています。
いうなれば、草間彌生さんの青春期にスポットを当てた展覧会。
"世界のKUSAMA" の若手時代の姿が垣間見える展覧会です。
今展の目玉はなんといっても、《無題(無限の網断簡)》。
約10mにも及ぶ巨大な巻物風の作品で、
右から左まで、ただひたすら網目が反復し続けています。
実はこちらは、ニューヨークでの初個展で発表され、
当時の観客や美術評論家から絶賛された作品のごく一部。
発表時は、幅約10m、高さは約3mほどある巨大な作品でした。
そう。横だけでなく、上にも下にも無限に網目が続いていたのです。
なんという労力。。。
さてさて、一つ上の展示フロアでは、
そんな 『無限の網』 シリーズと対比して、最新の絵画シリーズ 「わが永遠の魂」 が紹介されています。
無限の網目を見過ぎて、目がチカチカ疲れてしまった方は、
どうぞこちらのカラフルなフロアで目を休めてくださいませ。
ただし、絵から放たれる生命のパワーが強いので、目とは別のところが疲れてしまうかもしれません。
ちなみに。
平成から令和へと変わるこのタイミングで、
4階に常設されていたインスタレーション作品が一新されていました。
新作は、ハシゴをモチーフにしたインスタレーション作品。
その名も、《天国への梯子》 です。
もちろん、水玉模様。
そして、色が刻一刻と変化していきます。
天井と床面には、鏡が設置されており、
床の鏡を覗き込むと、そこにはハシゴが無限に続いているかのような光景が。
地獄の果てまで、このハシゴが繋がっているのではないか。
ジーっと見ていたら、奥底から草間さんが登ってくるのではないか。
・・・・・・・なんか、急に怖くなってきました。
逆に、天井に目を向けてみると、
当たり前ですが、ハシゴは上へ上へと無限に伸びています。
タイトルの通り、まさに天国へのハシゴのよう。
希望が感じられました。
また、屋上に設置されていたカボチャも一新。
日本初公開となるステンレス製のカボチャの立体作品です。
シルバーに輝くカボチャは、どこか未来や宇宙を彷彿とさせるものがあります。
そして、ポップでカラフルな水玉は、
どこかアサヒペンを彷彿とさせるものがありました。
草間彌生美術館
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
日時指定・各回定員入れ替え制
毎月1日10:00 (日本時間) に美術館webサイトにて翌々月分のチケット発売開始
https://yayoikusamamuseum.jp/
※当日券はございません。
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