現在、Gallery AaMoで開催されているのは、
“櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展” という展覧会。
こちらは、日本唯一のアウトサイダー・キュレーター櫛野展正さんによる、
アウトサイダー・アートの展覧会で、70名を超える作家が参加する大規模なものです。
近年では、アウトサイダー・アートというと、「障碍者によるアート」 と捉えられがちですが。
本来の意味は、「美術の教育を受けていない人々によるアート」 のこと。
障がいの有無にかかわらず、表現せずには生きられない人々が紹介されています。
例えば、1992年生まれのけうけげんさん。
彼は、お笑いが大好きなあまり、
13歳の時より、架空の芸人を描き続けているのだそう。
彼が生み出した架空の芸人は、名前やコンビ名だけでなく、
キャラクター設定や所属事務所、芸歴や持ちネタまで詳細に決められているとのこと。
その数は、すでに1000組以上を超えているのだそうです。
もう、普通に芸人やればいいのに。
また例えば、自称・宇宙のオリオン座大星雲M423 α‐α-α生まれの景山八郎さん。
若き日の彼は、天体の発見やロケットの設計など、
普通 (?) に、天文の研究をしていたそうなのですが。
ある時から、隕石やUFOに興味がシフト。
現在では、新宿にある 「宇宙村」 の村長として、宇宙パワーシールなどを販売しているそうです。
ちなみに、展示されているのは、そんな景山さんが、
今から約20年前にテレパシーで描いたという宇宙人のスケッチの数々。
貝型宇宙人って、何?
顔と手の生え方が衝撃的でした。
グレイ型宇宙人よりも恐ろしいビジュアルです。
他にも、家族写真を画像編集ソフトで加工し、
9歳から現在まで毎年休まず、こだわりの年賀状を制作し続けている深沢佳名子さんや、
元々はブライダル中心の貸衣装店だったのに、
今では独創的な衣装で、ド派手な成人式文化の一翼を担っているというみやび小倉本店など、
強烈なキャラ (一部、企業) が、続々登場します。
展覧会を観ているというか、『月曜から夜ふかし』 を観ている感覚に近い件。
しかも、すべての作家のキャラが濃いうえに、作品数も尋常ではありません。
その数、実に2000点以上!
観終わる頃には、完全にグロッキー状態でした。
これほどまでに、ぐったりした展覧会は初めてかも (笑)
何はともあれ、良くも悪くも、
自分が普通の人間であることを実感させられる展覧会でした。
ちなみに。
今回参加している人々の中で、他にも印象的だった人々をご紹介。
まずは、沖縄県の玉木秀一さん。
どこからどうみても普通の盆栽にしか見えませんが。
その正体は、ペットボトルや束ねた端切れ。
その上から絵の具を塗り、松の造花や水草を取り付けたものなのだそうです。
そう言われても、立派な盆栽にしか見えません。
安価な材料で、盆栽風のものを作ってしまう。
謎の才能です。
続いては、2000年生まれの及川陣太さん。
幼い頃より、デコトラに魅せられ、
中3の時には独学で、デコトラならぬデコチャリを制作してしまったのだとか。
今回出展されているのは、2017年頃より1年かけて制作したアップデートver.とのこと。
デコトラとは違って、威圧感は全く無し!
補助輪がキュートです (笑)
最後に紹介したいのは、ダンスをしながら髪を切る美容師・藤堂正之さん。
65歳になる現在も現役バリバリで踊っているそうです。
モニターでは、マイケル・ジャクソンの曲に合わせて、
踊りながら髪をカットする一連の様子が再生されていました。
ステップ。ステップ。カット。ターン。
ほとんどダンス。髪を切ることのほうが、むしろおまけな感じでした。
僕だったら、さすがに途中で、「いいから、切れよ!」 とツッコんでしまうでしょう。
スゴイのは藤堂さんよりも、微動だにしないお客さんでした。
┃会期:2019年4月12日(金)~5月19日(日) ※開催期間中無休
┃会場:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
┃https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/kushino2019.html
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “アウトサイド・ジャパン展” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、4月26日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展” という展覧会。
こちらは、日本唯一のアウトサイダー・キュレーター櫛野展正さんによる、
アウトサイダー・アートの展覧会で、70名を超える作家が参加する大規模なものです。
近年では、アウトサイダー・アートというと、「障碍者によるアート」 と捉えられがちですが。
本来の意味は、「美術の教育を受けていない人々によるアート」 のこと。
障がいの有無にかかわらず、表現せずには生きられない人々が紹介されています。
例えば、1992年生まれのけうけげんさん。
彼は、お笑いが大好きなあまり、
13歳の時より、架空の芸人を描き続けているのだそう。
彼が生み出した架空の芸人は、名前やコンビ名だけでなく、
キャラクター設定や所属事務所、芸歴や持ちネタまで詳細に決められているとのこと。
その数は、すでに1000組以上を超えているのだそうです。
もう、普通に芸人やればいいのに。
また例えば、自称・宇宙のオリオン座大星雲M423 α‐α-α生まれの景山八郎さん。
若き日の彼は、天体の発見やロケットの設計など、
普通 (?) に、天文の研究をしていたそうなのですが。
ある時から、隕石やUFOに興味がシフト。
現在では、新宿にある 「宇宙村」 の村長として、宇宙パワーシールなどを販売しているそうです。
ちなみに、展示されているのは、そんな景山さんが、
今から約20年前にテレパシーで描いたという宇宙人のスケッチの数々。
貝型宇宙人って、何?
顔と手の生え方が衝撃的でした。
グレイ型宇宙人よりも恐ろしいビジュアルです。
他にも、家族写真を画像編集ソフトで加工し、
9歳から現在まで毎年休まず、こだわりの年賀状を制作し続けている深沢佳名子さんや、
元々はブライダル中心の貸衣装店だったのに、
今では独創的な衣装で、ド派手な成人式文化の一翼を担っているというみやび小倉本店など、
強烈なキャラ (一部、企業) が、続々登場します。
展覧会を観ているというか、『月曜から夜ふかし』 を観ている感覚に近い件。
しかも、すべての作家のキャラが濃いうえに、作品数も尋常ではありません。
その数、実に2000点以上!
観終わる頃には、完全にグロッキー状態でした。
これほどまでに、ぐったりした展覧会は初めてかも (笑)
何はともあれ、良くも悪くも、
自分が普通の人間であることを実感させられる展覧会でした。
ちなみに。
今回参加している人々の中で、他にも印象的だった人々をご紹介。
まずは、沖縄県の玉木秀一さん。
どこからどうみても普通の盆栽にしか見えませんが。
その正体は、ペットボトルや束ねた端切れ。
その上から絵の具を塗り、松の造花や水草を取り付けたものなのだそうです。
そう言われても、立派な盆栽にしか見えません。
安価な材料で、盆栽風のものを作ってしまう。
謎の才能です。
続いては、2000年生まれの及川陣太さん。
幼い頃より、デコトラに魅せられ、
中3の時には独学で、デコトラならぬデコチャリを制作してしまったのだとか。
今回出展されているのは、2017年頃より1年かけて制作したアップデートver.とのこと。
デコトラとは違って、威圧感は全く無し!
補助輪がキュートです (笑)
最後に紹介したいのは、ダンスをしながら髪を切る美容師・藤堂正之さん。
65歳になる現在も現役バリバリで踊っているそうです。
モニターでは、マイケル・ジャクソンの曲に合わせて、
踊りながら髪をカットする一連の様子が再生されていました。
ステップ。ステップ。カット。ターン。
ほとんどダンス。髪を切ることのほうが、むしろおまけな感じでした。
僕だったら、さすがに途中で、「いいから、切れよ!」 とツッコんでしまうでしょう。
スゴイのは藤堂さんよりも、微動だにしないお客さんでした。
┃会期:2019年4月12日(金)~5月19日(日) ※開催期間中無休
┃会場:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
┃https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/kushino2019.html
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “アウトサイド・ジャパン展” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、4月26日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
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