昨日は、資生堂ギャラリーでの展覧会を紹介しましたが。
資生堂の子会社で、スキンケアブランド 「ザ・ギンザ」 を扱う株式会社ザ・ギンザ、
その旗艦店であるザ・ギンザ コスメティックス 銀座にもアートスペースがあるとのこと。
せっかくなので、資生堂ギャラリーからハシゴしてみました。
どうやらそのアートスペースは、
資生堂ギャラリーと同じく、地下にあるようです。
1フロア分、階段を降り・・・・・
さらに、1フロア分、階段を降りると・・・・・
そこに、お目当てのアートスペースがありました。
その名は、THE GINZA SPACE。
ロゴは、どことなく 『ピタゴラスイッチ』 っぽいですね。
と、まぁ、それはさておき。
こちらのTHE GINZA SPACEで開催されていたのは、
“しきのいろ 志村ふくみ・洋子×須田悦弘” という展覧会です。
まず、会場に入って目に飛び込んできたのは、
《ひかりの茶室》 というインスタレーション作品。
紬織の人間国宝で、御年95歳の現役染織家・志村ふくみさんと、
同じく染織家で、染色の芸術学校アルスシムラを主宰する娘の洋子さん。
親子による競作です。
染織家ではあるものの、
「布を織る前の、糸の状態の時の色が最も美しい」
と考えている志村親子。
この新作では、藍やくちなし、ヨモギなど、
さまざまな野草で染め、春夏秋冬の色を表現した約800本の糸を・・・・・
あえて織ることなく、そのままの姿、ありのままの姿で見せています。
縦の糸のあなただけ、横の糸の私はいなかったですが (←?)
これはこれで、繊細で幽玄で美しかったです。
いつまでも見ていられる作品でした。
・・・・・と、あまりにも志村親子の 《ひかりの茶室》 に目が吸い寄せられすぎて。
すっかりその対面に設置されていた須田悦弘さんの作品に気づきませんでした。
まさに、「志村~!うしろ、うしろ~!志村のうしろ~!」 状態です。
須田さんといえば、本物と見紛うほどリアルな草花を木彫作品で制作する現代作家。
しかも、他の芸術家が制作した屏風作品の裏側や柱の上、
監視員が座る椅子の下など、展示空間の四角に作品を設置することでお馴染みの現代作家です。
しかし、今回は珍しく、堂々と (?) 作品が展示されています。
資生堂の容器とコラボ。
まるで生け花のように、作品が飾られていました。
作品は、全部で4点。
コヒルガオに、露草に、菊に、そして、資生堂だけに椿。
須田さんの作品も春夏秋冬が揃っているようです。
ちなみに、展覧会はなんと無料!
日本に四季があってよかった。
日本に資生堂があってよかった。
そう思える展覧会です。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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資生堂の子会社で、スキンケアブランド 「ザ・ギンザ」 を扱う株式会社ザ・ギンザ、
その旗艦店であるザ・ギンザ コスメティックス 銀座にもアートスペースがあるとのこと。
せっかくなので、資生堂ギャラリーからハシゴしてみました。
どうやらそのアートスペースは、
資生堂ギャラリーと同じく、地下にあるようです。
1フロア分、階段を降り・・・・・
さらに、1フロア分、階段を降りると・・・・・
そこに、お目当てのアートスペースがありました。
その名は、THE GINZA SPACE。
ロゴは、どことなく 『ピタゴラスイッチ』 っぽいですね。
と、まぁ、それはさておき。
こちらのTHE GINZA SPACEで開催されていたのは、
“しきのいろ 志村ふくみ・洋子×須田悦弘” という展覧会です。
まず、会場に入って目に飛び込んできたのは、
《ひかりの茶室》 というインスタレーション作品。
紬織の人間国宝で、御年95歳の現役染織家・志村ふくみさんと、
同じく染織家で、染色の芸術学校アルスシムラを主宰する娘の洋子さん。
親子による競作です。
染織家ではあるものの、
「布を織る前の、糸の状態の時の色が最も美しい」
と考えている志村親子。
この新作では、藍やくちなし、ヨモギなど、
さまざまな野草で染め、春夏秋冬の色を表現した約800本の糸を・・・・・
あえて織ることなく、そのままの姿、ありのままの姿で見せています。
縦の糸のあなただけ、横の糸の私はいなかったですが (←?)
これはこれで、繊細で幽玄で美しかったです。
いつまでも見ていられる作品でした。
・・・・・と、あまりにも志村親子の 《ひかりの茶室》 に目が吸い寄せられすぎて。
すっかりその対面に設置されていた須田悦弘さんの作品に気づきませんでした。
まさに、「志村~!うしろ、うしろ~!志村のうしろ~!」 状態です。
須田さんといえば、本物と見紛うほどリアルな草花を木彫作品で制作する現代作家。
しかも、他の芸術家が制作した屏風作品の裏側や柱の上、
監視員が座る椅子の下など、展示空間の四角に作品を設置することでお馴染みの現代作家です。
しかし、今回は珍しく、堂々と (?) 作品が展示されています。
資生堂の容器とコラボ。
まるで生け花のように、作品が飾られていました。
作品は、全部で4点。
コヒルガオに、露草に、菊に、そして、資生堂だけに椿。
須田さんの作品も春夏秋冬が揃っているようです。
ちなみに、展覧会はなんと無料!
日本に四季があってよかった。
日本に資生堂があってよかった。
そう思える展覧会です。
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