銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催中の展覧会、
“「コズミック・ガーデン」 サンドラ・シント展” に行ってきました。
エレベーターの扉が開くと、まず目に飛び込んできたのが、こちらの注意書き。
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一人で訪れているので、特に声を発する予定はないですが、
注意書きがあるので、いつも以上に静かに鑑賞しようと思います。
さてさて、今回の主役サンドラ・シントは、
ブラジルのサンパウロを拠点に制作を続けるアーティスト。
今展では、約2週間をかけ、6人のアーティストともに、
ガラスブロックの空間の壁全体に、白いペンでドローイングを施したのだそうです。
はじめに広がっていたのは、水色を基調とした空間。
こちらは、「朝」 をイメージしているのだとか。
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確かに、午後14時過ぎに訪れたのですが、
まるで朝であるかのような爽やかな空気が漂っていました。
作品自体はもちろんのこと、そんな朝の雰囲気をより演出していたのが・・・・・
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スピーカーから時おり流れてくる鳥のさえずり。
確かに、会場が静かでないと、この音を聞き逃してしまうかも。
それくらいに、さりげない演出。
おかげで、今、銀座にいることを忘れさせてくれました。
まさに、どこかしらのガーデンにいるかのような印象です。
さて、「朝」 の世界があれば、「夜」 の世界もあります。
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「朝」 の世界が、青空のイメージなら、
「夜」 の世界は、高度がぐっと上がって、宇宙のイメージです。
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また、「夜」 がテーマ名だけに、星や銀河だけでなく、
ドローイングの中には、シャンデリアも描かれています。
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ちなみに、「夜」 の空間には、
彼女のドローイングをもとにしたカーペットが敷かれていました。
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実は、彼女はかねてより、
カーペットを使ったインスタレーション作品を制作したかったのだそう。
しかし、自国のブラジルでは、なかなか実現ができなかったとのこと。
今回の展覧会で、その長年の願いが叶ったのだそうです。
また、カーペットだけでなく、クッションもシント仕様。
シントのドローイングが、クッションの全面にデザインされていました。
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こちらの 「夜」 の空間は、
クッションに全身を預けて、身体全体で作品を味わうのがベター。
プラネタリウムとはまた違った宇宙の鑑賞体験を味わうことが出来ますよ。
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ちなみに。
日中に訪れたため・・・・・
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当たり前ですが、シントが描いた宇宙の対面には、
ガラス越しではあるものの、青空が広がっていました。
昼なのに夜。
夜なのに昼。
まるで、マグリットの世界に入り込んでしまったかのようです。
日中に訪れるのもイイですが、
夕暮れや夜に訪れるのもイイかもしれませんね。
何度も通いたくなる展覧会です。
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ガラスブロックの空間の壁全体に、白いペンでドローイングを施したのだそうです。
はじめに広がっていたのは、水色を基調とした空間。
こちらは、「朝」 をイメージしているのだとか。


確かに、午後14時過ぎに訪れたのですが、
まるで朝であるかのような爽やかな空気が漂っていました。
作品自体はもちろんのこと、そんな朝の雰囲気をより演出していたのが・・・・・

スピーカーから時おり流れてくる鳥のさえずり。
確かに、会場が静かでないと、この音を聞き逃してしまうかも。
それくらいに、さりげない演出。
おかげで、今、銀座にいることを忘れさせてくれました。
まさに、どこかしらのガーデンにいるかのような印象です。
さて、「朝」 の世界があれば、「夜」 の世界もあります。

「朝」 の世界が、青空のイメージなら、
「夜」 の世界は、高度がぐっと上がって、宇宙のイメージです。

また、「夜」 がテーマ名だけに、星や銀河だけでなく、
ドローイングの中には、シャンデリアも描かれています。

ちなみに、「夜」 の空間には、
彼女のドローイングをもとにしたカーペットが敷かれていました。

実は、彼女はかねてより、
カーペットを使ったインスタレーション作品を制作したかったのだそう。
しかし、自国のブラジルでは、なかなか実現ができなかったとのこと。
今回の展覧会で、その長年の願いが叶ったのだそうです。
また、カーペットだけでなく、クッションもシント仕様。
シントのドローイングが、クッションの全面にデザインされていました。

こちらの 「夜」 の空間は、
クッションに全身を預けて、身体全体で作品を味わうのがベター。
プラネタリウムとはまた違った宇宙の鑑賞体験を味わうことが出来ますよ。

ちなみに。
日中に訪れたため・・・・・

当たり前ですが、シントが描いた宇宙の対面には、
ガラス越しではあるものの、青空が広がっていました。
昼なのに夜。
夜なのに昼。
まるで、マグリットの世界に入り込んでしまったかのようです。
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