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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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死ぬまでに一度 声に出して読みたい日本語

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先日お届けした 『(笑) の大学』 に引き続き、
本日も、あるトークイベントの前座として披露したネタをブログver.でお届けいたします。
アートには全く関係ない記事ですが、まぁ、そこはご容赦くださいませ (笑)



“死ぬまでに一度 声に出して読みたい日本語”

―それは、ドラマや漫画の世界では、ごく当たり前のように使われているが、
我々の日常生活においては、一度も声に出したことがない日本語のことである。
そんな日本語を、一生の間に一度でも声に出すことが出来たなら。
貴方の人生は、きっとドラマチックなものになるに違いありません。


「アンタ、街でだいぶウワサになってるぜ」
もし貴方がバーのカウンター席で飲んでいる際に、
ハードボイルドな主人公がバーに入ってきたら、こう言ってあげましょう。
ただ、地域のコミュニケーション不足が騒がれる現在、
街中が一人のウワサで持ち切りになるなど皆無に等しいです。
よくて、ネットで炎上するくらいなもの。



「おいおい。安全装置がかかったままだぜ」
銃を向けられる。
そんな絶体絶命のピンチに陥ったら、この言葉を口にしてみてください。
きっとなんとなかなるはずです。
とはいえ、実際の銃をこの目で見たことないので、
安全装置がどんなものかは、いまいちよくわかりませんが・・・。
アメリカに行く人は、呪文のように唱えて覚えるべし!!



「ムニャムニャ・・・もう食べられないよ・・・」
寝言の定番中の定番と言えば、コレ。
しかし、実生活ではなかなかお耳にかかれません。
もしかしたら、自分の人生で1度くらいは声に出したことがあるかもしれませんが。
なにぶん寝言なので確認するのは不可能です。
なお、この寝言を聞いた親から飛び出るセリフは、
十中八九 「まったく、この子はどんな夢を見てるんだか」 です。



「はは~ん。なるほど」
今回、発見したこの日本語は、漫画界では頻出のセリフです。
それゆえ、何気なく読み過ごしがちですが、
この日本語こそ、是非一度声に出してみて頂きたい。
なにか、ものすごくこそばゆ~い感じがしませんか?
この日本語を違和感なく言えるようになるには、かなりの練習が必要となるでしょう。



「べ、別に好きじゃねぇよ、あんな暴力女!」
少年漫画雑誌の恋愛漫画によく登場する日本語です。
風のイタズラによって、貴方の前を歩く女の子のスカートの中が見えてしまう。
すると、貴方は振り向いた女の子に変態扱いされ、あろうことかビンタされてしまいます。
去りゆく彼女の背中に向かって、
貴方は 「何だよ、いきなり!この暴力女!」 というセリフを投げつけることでしょう。
さて、その後、二人はかなり高い確率で意外な場所で再会します。
しばらくギスギスした関係が続きますが、最終的には結ばれますよ。
おめでとうございます。



「一体どうなってるんだ・・・この街は・・・?」
日常生活で “あれっ?” と違和感を覚えることはよくありますが。
その違和感が街規模になると、それはもう立派に奇妙な世界の主人公です。
これから貴方の身に起きる出来事は、タモさんによって語り継がれることでしょう。



「・・・って、感心してる場合かー!!」
漫画やアニメの世界では定番中のギャグです。
敵の攻撃やライバルの行動に、
主人公がのほほんと構えていたら、すかさずこの日本語を口にしましょう!
すると、この言葉をきっかけに主人公が本気を出してくれるはずです。
そんなスーパーサブのための日本語。



「旅の人」
旅先で 『旅行客』 や 『旅人』 と言われるよりも、遥かに旅情を醸し出す日本語。
「おやおや、旅の人はどこから来たのかね?」
「今日の宿は決めてあるのかい?旅の人」
現在、「旅の人」 という日本語は絶滅しかかっています。
観光地にお住まいの方に、是非とも声に出していただきたいものです。




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