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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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社会リストラ計画

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今日6月1日から、ぼちぼちと都内の美術館も活動を再開しはじめました。
というわけで、僕もぼちぼちと美術館巡りを再開。
明日からは、このブログもようやく通常運転に戻ります。

というわけで。
本日は、あるイベントの前座として披露したネタを紹介する最終回。
世の中にある無駄なモノを槍玉に挙げる 『社会リストラ計画』 をブログver.でお届けします。


・靴下についているタグ
金具に、値札シールに、素材表示に。
新しい靴下を買うと、やたらとタグがついていて、イラッとさせられます。
「何で、こんなに色々ついているんだ!」 と。
さらに腹立つのが、あの白いプラスチックの固く細いヤツ。
あいつは、親の敵かというくらいに、固い!
ハサミかライターを使わなければ、太刀打ちできません。
靴下一足を履くまでに、どれだけの手間をかけさせるのか。


・刺身のパックに入っているプラスチックの菊
刺身のパックを買うたびに、こいつの存在が気になって仕方がありません。
果たして、このプラスチック製の菊に、
一体、どれだけの人が風情を感じているのでしょうか?
彩りを添えていると言えば、まぁ、添えているような気もしなくはないですが。
何だか浮いているように感じられるのは、きっと僕だけではないでしょう。


・巨大料理を作ったというニュース
やれ巨大ピザだの、巨大海苔巻きだの、巨大芋煮だの。
これらの巨大料理が作られたということが、たまにニュースで取り上げられます。
そう言われたところで、“ふ~ん。で?” としか思えないのが事実。
全長10mだろうが、100人前だろうが、“ふ~ん。で?” としか思えません。
あと、変な形の大根が採れたというニュースも、“ふ~ん。で?” としか思えません。


・キャベツ太郎に描かれているキャラクター




↑こいつです。
え~と、とりあえず、何でカエルなのでしょう?
「キャベツ ⇒ 緑 ⇒カエル」 ということなのでしょうか??
まぁ、仮にそうだとしましょう。
で、何で、カエルが警官なのでしょうか???
帽子を目にかぶっていたり、ネクタイ着用だったり、
そのくせ、喋り方は意外と普通だったりと、ツッコミどころが多すぎです。
ハッキリ言って、このキャラの必要性が見当たりません!


・“うまい棒” に換算
「年収10億?!えっ、じゃあ、うまい棒が1億本も買えるじゃん!」
・・・・・・・・・まぁ、そりゃそうでしょう。
だから、何だというのだ。
年収10億円もピンと来ませんが、
うまい棒が1億本あるというのも、同じくらいピンと来ません。


・初対面での 「わ~、私の友達にそっくり!」 発言
僕はよくこの手の発言をされます。
いとこに似ていると言われたこともあります。
正直なところ、言われた側としては、
何のリアクションも取りようがなく、「そうなんだ・・・」 と返すのがやっとです。
ちなみに、心の中では “じゃあ、そいつ、連れてこいよ!” と思っています。


・服屋の 「店の先までお持ちしますよ」 というサービス
PARCOやマルイの服屋でよくあるのが、
会計を済ませた後に、「あっ、店の先までお持ちしますよ」 という謎のサービス。
店先までのわずか5歩くらいのストロークだけ、購入した服を持ってくれます。
が、しかし、そのわずかの距離で、一体何の恩恵を感じられましょうか。
やるなら、1階の入口まで持ってこい。
そうでないなら、最初から自分で持ちます。


・鼻の下にある溝
正式には、人中という名がついているそうです。
まぁ、それはさておきまして。
37年の人生で、こいつは一度も僕の役に立ったことがありません。
君は何のためにいるのかね??
むしろ鼻水が出た際に、唇へと導く導線となり、厄介なことこの上ないです。


・カラオケでのリフレイン部分
カラオケで一番気まずい思いをするのが、
歌のラストで、サビのメロディを何回もリフレインして歌っている時。
リフレインを3回くらいしたあたりから、
みんなが多少飽きているのが、手拍子の感じでなんとなくわかります。
“あ~、もう早く曲終わらないかなぁ・・・”
そんな僕の願いも空しく、曲は容赦なく4回目のリフレインへと突入。
“まだ終わらないのかよ!” と、泣きたくなります。
ようやく終わったかなと思えば、
5回目のリフレインからは、歌詞が 『♪ラララ~』 になる始末。
いたたまれなくなって、演奏停止を押すと、
みんなから、「まだ歌えばよかったのにぃ」 などと言われたりもする。
“いやいや、そんな顔してなかったじゃねぇかよ!!”


・「絹本着色」 の 「着色」
最後くらいは、アートテラーらしくアートに関するものを。
日本画の展覧会のキャプションでよく目にする言葉、絹本着色。
絹に描かれているのか、紙に描かれているのか。
そこは大事なので、「絹本」 や 「紙本」 が明記されるのはわかります。
ただ、着色しているかどうかは、見りゃわかるよ、と言いたい。
だって、色が付いてるんだもん。



さてさて、次にリストラの対象になるのが、
この記事自体にならないことを祈りつつ、ここら辺でお別れしましょう。
では、また。




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