“建築家のミタ ~芝・三田編vol.1~” の続き。
08 東京さぬき倶楽部 (旧・東京讃岐会館) /大江宏
東京都港区三田1-11-9
ここに注目!
○PC(プレキャスト)コンクリートパネルを見事にデザインに取り入れいている
○列柱を縦方向に組み合わせたような外観が特徴的
[とに~の呟き]
「自分は、千葉県出身なので・・・と躊躇していたのですが。
香川県の方でなくても、利用できるそうです。」
09 ノアビル/白井晟一
東京都港区麻布台2-3-5
ここに注目!
○竣工当時“現代の墓標” とも評された白井晟一の代表作の一つ
○楕円の円筒部分の表面は、硫酸銅により黒く処理されている
○レンガや赤御影石、黒御影石など、さまざまな建材が使用されている
[とに~の呟き]
「“ザ・異様” な建築です。
このビルが建っているおかげ (?) で、飯倉交差点は、異空間のような印象です。
ちなみに、現在、テナント募集中とのこと・・・・・・誰が、入るんだ?!」
10 聖アンデレ教会礼拝堂/香山壽夫
東京都港区芝公園3-6-18
ここに注目!
○シンプルで幾何学的なファサード
○もともとの教会を覆う形で保存している
11 聖オルバン教会礼拝堂/アントニン・レーモンド
東京都港区芝公園3-6-25
ここに注目!
○アントニン・レーモンドによる木造平屋建ての教会建築
○木とレンガの温かみを活かしている
[とに~の呟き]
「教会が隣接しているという珍しい光景。
しかも、両建築とも、建築家による作。
個人的には、レーモンドの教会の方が好きです。」
12 東京タワー/内藤多仲
東京都港区芝公園4-2-8
ここに注目!
○“塔博士”の異名を持つ内藤多仲の代表作
○自立式の鉄塔としては、しばらく世界一の高さ (333m) を誇った
[とに~の呟き]
「芝・三田編の建築ツアーとしては、ハズせないっしょ…というノリでセレクト。
一応、足もとまで来て、下からも眺めてみましたが。
ツアー中、ほとんどの場所から、東京タワーの姿は見えていました。」
13 ジー・イー・ジャパンビル(旧・船木商会社屋)/北川原温
東京都港区芝公園1-10-15
ここに注目!
○北川原作品としては、大人しい部類に属する
○斜線制限を超えている部分は、看板とみなされている。
[とに~の呟き]
「作品としては、大人しい感じですが。
立地的には、路地裏にひっそりと存在しているので、
その雰囲気が、 “静かな狂気” という感じはある。」
14 日本赤十字社本社ビル/黒川紀章
東京都港区芝公園1-1-3
ここに注目!
○黒川紀章の円熟期の作品
○大きく張り出したキャノピー(庇)が特徴的
○日本赤十字本社と貸しビル(レンタルオフィス)が左右に分かれて1つの建築として計画されている
[とに~の呟き]
「シンプルかつダイナミック。
特に面白味はないですが (笑) 、 日本赤十字社っぽくないことが面白いと言えば面白い。」
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建築家のミタ ~芝・三田編vol.2~
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