今年2022年は、沖縄県が復帰して50年目の節目の年。
それを記念して、現在、東京国立博物館では、
“沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」”が開催されています。
沖縄、および琉球王国をテーマにした、
質・量ともに、過去最大規模の展覧会とのことで、
全部で約360点以上もの展示品で構成されています。
それらの中には、かつて首里城正殿にあったとされる銅鐘を筆頭や、
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重要文化財 《銅鐘 旧首里城正殿鐘(万国津梁の鐘)》 藤原国善作 第一尚氏時代・1458年(天順2) 沖縄県立博物館・美術館蔵
球における最高位の神女である聞得大君が使用した簪といった、
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沖縄県指定文化財 《聞得大君御殿雲龍黄金簪》 第二尚氏時代・15~16世紀 沖縄県立博物館・美術館蔵
まさしく「琉球の宝」「沖縄の宝」と呼ぶに相応しい名品が多く含まれています。
さらに、「国民の宝」である国宝も大充実!
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国宝 《黄色地鳳凰蝙蝠宝尽青海波立波文様紅型綾袷衣裳》 第二尚氏時代・18~19世紀 沖縄・那覇市歴史博物館蔵
(注:展示期間は5/17~5/29)
しかも、その一部は写真撮影が可能となっています。
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とりわけ会場にいる女性人気が高かった国宝が、こちら↓
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群がる女性客たちの隙間を狙って、
展示ケースに近づいたところ、そこにあったのはまさかの刀剣!
国宝の《金装宝剣拵(号 千代金丸)》です。
“女性に人気のある刀剣ということは・・・・・もしや?”と思ったら、そのもしやでそた。
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会場の外に、ちゃんとフォトスポットが用意されていました。
刀剣乱舞人気は今年も健在のようです。
ちなみに。
個人的にテンションがあがった国宝は、こちらの《玉冠(付簪)》。
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「王冠」と書いて、「たまんちゃーぶい」と読むとのこと。
初見で読める人0人説です。
こちらの王冠は琉球国王尚家に伝わったもので、
即位儀礼である冊封や重要な国内の儀式の際に着用したものとのこと。
貴重なものゆえ、所蔵する沖縄・那覇市歴史博物館でも、
公開する日を限りなく絞って公開するほどの貴重品なのだとか。
なお、帯状の金糸の上に鋲で止められているのは、
サンゴや水晶、金、銀など7種類の玉、計288個とのこと。
全然関係ないですが、駄菓子屋で売ってる占いチョコを思わず連想してしまいました。
《玉冠(付簪)》も派手でしたが、
さらに派手だったのが、御玉貫(うたまぬち)。
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上原俊展(金細工まつ)、高田明(公益財団法人 美術院) 《模造復元 御玉貫》 2018年度 沖縄県立博物館・美術館蔵
(展示期間は5/3~5/29)
カラーリングだけ見れば、
レゲエ感、ボブ・マーリー感がありますが。
琉球王国の王族らが正月や儀式の際に使った酒器とのこと。
錫製の瓶子の表面を色付きのガラス玉で覆っているのだそうです。
沖縄=テーゲーな文化なのかと思い込んでいましたが。
こうした手間のかかる工芸品もしっかり作っていたのですね。
(誤解をしていて、沖縄県民の皆様ゴメンナサイ!)
そうそう、国王が身に付けるものだから、
すべてゴージャスなのかと思えば、さにあらず。
国王が正装で使用していたという御官庫(ウカンクー)は・・・・・
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地味というかなんというか。。。
ワークマンで販売されていそうな感じすらありました。
国宝とは思えない地味さです。
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