本日は、クリスマスイブですが。
特に、クリスマス色のない記事をお届けいたします (笑)
ご紹介させて頂きます展覧会は、
東京大学総合研究博物館で開催中の “東大古生物学―130年の軌跡” 。
何でも、従来非公開だった東大の化石コレクションを初めて公開する貴重な展覧会なのだとか。
この東大らしからぬ (?) スタイリッシュなポスターが気になって、
早速、会場に辿り着いてみますと、
入り口も、想像以上にスタイリッシュな仕様になっていました!
ただ、入り口脇に、なぜ馬がいたのかは、最後までわからないまま。
(東大式の思考には、僕は、ついていけないようですw)
とりあえず、馬は置いておきまして。
会場に入って、まず出合う化石が、こちら↓
一見しても二見しても、フツーの化石…というより石にしか見えませんが。
実は、こちらは、東京帝国大学地質学教室の初代教授ナウマンが報告したとされるナウマンゾウの化石。
この化石が無かったら、ナウマンゾウはナウマンゾウという名前では無かったはず。
そう考えると、大変、感慨深い化石です。
この化石は、だいぶ貴重な化石なのだそうですが。
これ以外にも、今回の展覧会では、
太っ腹にも、非公開だった貴重な化石が、まだまだ展示されています。
これは、東大からのクリスマスプレゼントと言えましょう (←無理無理、クリスマスと絡めてみました)
例えば、こちらの化石は、らせん状に巻いたサメの歯の化石なのだとか。
そして、こちらのウ○コにしか見えない化石は、
らせん状に巻き下がりながら成長する珍奇なアンモナイトの化石なのだとか。
こんなアンモナイトの化石は、初めて見ました。
古生物学の知識を持ち合わせていない僕ですが。
(会場ではパネルなどを使って、古生物学についての解説がなされていましたが、やや難解)
コイルみたいな化石を見たり、
魚拓みたいな化石を見たり、
スイートブール (山崎パンの菓子パン) みたいな化石を見たりするのは、
知識ナシでも、純粋に楽しかったです♪
その上、無料なので、何かと物入りの年末には嬉しい展覧会。
ちなみに、今回の展覧会に合わせて、
このような東大の古生物学の図鑑が発売されたそうなのですが。
東京大学総合研究博物館の中でも発売しているのかと思いきや・・・
東京大学総合研究博物館はおろか、
東大の構内でも売られておらず、近くの本屋さんに行かないと買えないそうです (笑)
こんな地図までプリントしてくれて、親切なのだか不親切なのだか。
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東大古生物学―130年の軌跡
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