今年も、東京国立博物館に初もうでに行ってまいりました。
2週間限定で特別公開されている長谷川等伯の国宝 《松林図屏風》 を愛でたり、
今年の干支にちなんで展示されているヘビたちに睨まれたり、
今年も、本館で開催中の “博物館に初もうで” を堪能させて頂きました。
・・・・・と、本館だけでも十分にお腹いっぱいになりましたが。
今年は、トーハクから、さらに、嬉しい嬉しいお年玉が!
そう。長らく耐震改修工事が行われていた東洋館が、ついにリニュアルオープンしたのです!!
ではでは、早速、中に入ってみましょう♪
「お~~~」
そこに広がっていたのは、
地味な外観からは想像できないほど (←失礼!) 、スタイリッシュな展示空間
トーハクご自慢のアジア文化コレクションたちが、
実に、カッコよくスタイリッシュに展示されていました!
正直なところ、これまで、アジア文化コレクションには、そんなに興味が湧かなかったのですが。
この新生・東洋館でのスタイリッシュな展示なら、
全6階13フロアという広大なスペースでも、最後まで興味深々でいられました。
また、スタイリッシュな展示にこだわるだけでなく。
曲線を描いた目新しい展示ケースを導入してみたり、
トランク風のケースで解説ガイドを流してみたり、
と、チャレンジ精神も溢れていました。
建物だけでなく、展示スタイルまで、ちゃんとリニューアルされているのですね。
これからの東洋館にも期待大です。
それでは、ここからは、今回展示されていたコレクションの中から、
心に刺さった作品の数々を、厳選に厳選を重ねてご紹介いたしましょう。
まずは、 “さくらももこ” 感が、ハンパじゃなかった 《聖魚オクシリンコス像》
続いて、 “エヴァ” 感が、ハンパじゃなかった 《鳥頭形石器》
そして、 “殴り書き” 感が、ハンパじゃなかった 《草書五言律詩軸》
他にも、謎キャラすぎる 《人物型土器》 がいるわ、
貫禄たっぷりなガネーシャがいるわ、
本物のミイラがいるわ。
東洋館は、大賑わい。
まさに、ごった煮なアジアの縮図といった印象です。
皆様も、是非、お気に入りの逸品と出会ってみてください。
最後に。
今回の東洋館のリニューアルの目玉の一つとして、
本館、表慶館を一望できるとっておきのビュースポットとして、テラスが作られたとのことなのですが。
テラスへと続く導線が、全くスタイリッシュではなく・・・。
しかも、いざテラスに出てみると、
ガラスが、汚れているという有様。。。
本館、表慶館とともに、ガラス汚れも一望できました (笑)
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東洋館リニューアルオープン
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