現在、PLAY! MUSEUMで開催されているのは、
“櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!”という展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)
櫻井翔という名前を聞いて、
“えっ、もしかして、あの櫻井翔?”と、
頭に思い浮かんだ方がいらっしゃることでしょう。
そうです。あの櫻井翔、国民的アイドルの櫻井翔さんの展覧会です。
本展でフィーチャーされているのは、
櫻井翔さんが生み出す言葉の楽しさや豊かさ。
2008年より続けられているというブログ「オトノハ」や、
キャスターとして、自身の言葉で伝えた記事など、
さまざまな言葉が、さまざまな形で紹介されています。
改めて、こういった形で紹介されてみると、
その多岐にわたる活動ぶりは、一アイドルというレベルを超えていますね。
とりわけ展覧会で着目されていたのは、
櫻井翔さんのラッパーとしての側面でした。
そんな櫻井さんのラップ、通称、サクラップを楽しめるコーナーがこちら。
その名も、『ことば工場』です。
PLAY! MUSEUMは毎回、入館の際に、
展覧会に関連するお土産を何かしら貰えるのですが。
今回は、サクラップの1フレーズが書かれた「ことば工場カード」がもらえます。
1人1枚。全90種類。
カードの裏側にはQRコードがあり、
それを、こちらのリーダーに読み込ませると・・・・・
モニターにその言葉が反映される仕組みとなっています。
そして、その言葉が5つ溜まると、
それら5つの言葉から導き出された新たな言葉が1つ追加。
計6つになると、モニター上のシルエット櫻井さんが、
その6つの言葉を繋いで即興ラップを披露してくれます。
どういう仕組みなのかまったく見当もつきませんが、
おそらく、AI的な技術(←ざっくり!)が使われているのでしょう。
実に最先端なアトラクションでした。
また、サクラップといえば、こんな体験型のコーナーも。
その名も、『サクラップサウナ』。
こちらでは、熱くパワフルなサクラップの歌詞を、
まるでサウナのロウリュのように、浴びることができます。
なお、実際のサウナ同様に、
水風呂に相当するクールダウンの時間も設けられています。
3セットくらい体験すれば、“ととのう”こと請け合いです。
ちなみに。
こちらの展覧会は、昨年春に六本木ミュージアムで開催された、
“櫻井翔 未来への言葉展 SHO SAKURAI:WORDS FOR THE FUTURE”が元となっていますが。
毎回こだわりの展示が光るPLAY! MUSEUM。
単なる巡回展ではありません。
六本木ではサクラップサウナは、ヘッドセットで楽しむコンテンツだったそうですが、
PLAY! MUSEUMでは、サラウンドスピーカー仕様で、全身でラップを浴びれるようになっています。
なお、『ことば工場』にいたっては、本展の完全オリジナルコーナーだそうです。
また、『すきのあいうえお』も本展のオリジナル企画。
「あ」から「ん」まで、櫻井さんが好きなもの45個挙げて、
それらをすべてイラストレーターのクリハラタカシさんがイラスト化したものです。
個人的には、ドラマがドンピシャ世代なので。
「き=木更津」が妙に嬉しかったです。
にゃー。
ファンにはお馴染みなのでしょうが、
正直なところ、ここまで多才な方だとは存じあげませんでした。
その多才ぶりを目の当たりにして、
「嘘だろ」が自然と口をついてしまいました。