旅するピーナッツ。
スヌーピーファンの聖地であるカリフォルニアのシュルツ美術館。その世界初の公式サテライトミュージアムとして、六本木にオープンしたのがスヌーピーミュージアムです。ただし、こちらは期間限定での開館ゆえ、惜しまれつつ、3年間でその幕を閉じました。...
View Articleチームラボボーダレス
2022年8月に、惜しまれつつ、閉館したお台場のチームラボボーダレスが、ついに2024年2月、麻布台ヒルズにリニューアルオープンしました! なお、施設の正式名称は、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス。館内で使われているエプソンのプロジェクターは、実に560台とのこと。さらに、540台のエプソン製のパソコンも使用されているそうです。...
View Article美術の思っちゃったⅤ
美術に関するニュースや美術品を見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早速発表していきましょう! ●マリー・ローランサンを見て思っちゃった もし、ローランサンが、前列でお笑いライブを観ていたら、芸人が掴みで、「今日のお客さんはべっぴんさんが多いですね!べっぴんさん、ぺっぴんさん、ひとつ飛ばして、ローランサン」と言うと思う。...
View Article館長!これどうするんですか!?
現在、祐天寺のアクセサリーミュージアムでは、“館長!これどうするんですか!?”が開催されています。 アクセサリーミュージアムのコレクションの大半を占めるのは、もちろん、コスチュームジュエリーやファッションに関するものです。しかし、館長夫妻のご自宅を改装した館内や収蔵庫には、お二人の個人的なコレクションも、まだまだ数多く眠っているのだそう。なお、公式のプレスリリースによれば、...
View ArticleURまちとくらしのミュージアム
昨年9月、ヌーヴェル赤羽台(旧・赤羽橋団地)に、団地をテーマにしたURまちとくらしのミュージアムがオープンしました。団地生まれ、団地育ちの僕としては、行かないわけにいきません!ということで、つい先日、雪が降った翌日に訪れてまいりました。 ちなみに。外観のみのの見学となりますが、ミュージアムの敷地内には、もっとも一般的な団地である「板状階段室型」(我が家もこのタイプでした)と、...
View Article大名茶人 織田有楽斎
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 本展の主役は、この人↓ 狩野山楽《織田有楽斎像》 古㵎慈稽賛 一幅 元和8年(1622) 正伝永源院 【展示期間:2/28~3/24】...
View ArticleFilm:73『ウェルカム トゥ ダリ』
■ウェルカム トゥ ダリ 監督:メアリー・ハロン脚本:ジョン・C・ウォルシュ出演:ベン・キングスレー、バルバラ・スコバ、クリストファー・ブリニー2022年製作/97分/PG12/アメリカ・フランス・イギリス合作...
View Article中平卓馬 火―氾濫
現在、東京国立近代美術館では、写真家・中平卓馬(1938~2015)の没後初となる本格的な回顧展、その名も“中平卓馬 火―氾濫”が開催されています。 もともとは、『現代の眼』という雑誌で編集者をしていたという中平卓馬。...
View ArticleMOMATコレクション
アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...アートテラー・とに~がアートに関わる方をゲストにお迎えしてトークする不定期配信のPodcast番組です。sorosoro-art.vercel.app 『そろそろ美術の話を…』にご出演頂いた、東京国立近代美術館(=近美)の成相学芸員も仰っていましたが、近美の常設展、通称、MOMATコレクションは近頃特に気合が入っています。...
View Article共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-
東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中の展覧会、“共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-”に行ってきました。 展覧会のテーマは、共棲。つまり、共に暮らす、共に生活することを起点に、表現を続けている4人(組)の作家を紹介する展覧会です。 まず紹介されていたのは、村上慧さん。TERRADA ART...
View Articleクイズ!あれ?どっちだったっけ? season2
本日お届けするのは、記憶力と注意力を試すクイズの第2弾。 『クイズ!あれ?どっちだったっけ?』今回お届けするのは、記憶力と注意力を試すクイズです。問題は全部で10問。一度とならず二度三度と、何度も目にしたことがある名画に関する二択クイズを出題いたします…ameblo.jp...
View Article開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z
昨年10月に、めでたく開館40周年を迎えた東京都庭園美術館。さらに、その本館である旧・朝香宮邸は、竣工からちょうど90周年を迎えました。それを記念して、現在、東京都庭園美術館では、“開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z”が開催されています。 こちらは、日本を代表する“アール・デコ建築”で旧朝香宮邸の見どころを、「Aida ando...
View Article櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!
現在、PLAY! MUSEUMで開催されているのは、“櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!”という展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております) 櫻井翔という名前を聞いて、“えっ、もしかして、あの櫻井翔?”と、頭に思い浮かんだ方がいらっしゃることでしょう。そうです。あの櫻井翔、国民的アイドルの櫻井翔さんの展覧会です。...
View Articleパーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい
現在、ワタリウム美術館では、コレクション品を中心に紹介する不定期企画、“アイラブアート”の第18弾が開催されています。...
View Article続・○○しそうな芸術家
本日お届けするのは、何の根拠も無いけれど、僕が勝手に芸術家たちに抱いているイメージを発表する企画の第2弾。あくまでも勝手なイメージなので、どれか一つでも、皆さまに共感して頂けたら幸いです。 『○○しそうな芸術家』芸術家の自画像やポートレートを眺めていると、時に、“もしかしたら、こんなタイプの人間だったのでは?”と、想像、いや、モーソウしてしまうことがあります。 という…ameblo.jp...
View Article魅惑の朝鮮陶磁/謎解き奥高麗茶碗
現在、根津美術館では、2つのやきもの展が同時開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 1つは、“魅惑の朝鮮陶磁”。根津美術館のコレクションを中心に、朝鮮陶磁の名品の数々を紹介する展覧会です。 それらの中には、貴重な5世紀の陶質土器や、 車輪双口壺 朝鮮・三国時代(伽耶) 5世紀 個人蔵 特に民藝運動の作家たちに愛された白磁、 白磁壺 広州官窯...
View Articleキリスト教交流史―宣教師のみた日本、アジア―
現在、日本最大級の本の博物館こと、東洋文庫ミュージアムでは、“キリスト教交流史―宣教師のみた日本、アジア―”が開催されています。 実は、東洋文庫は設立の時から、キリスト教関係の貴重書を豊富に所蔵しているそうで、その蔵書数は、国内有数の質と量を誇っているのだとか。本展では、それらの貴重な本の数々が一挙公開されています。 例えば、こちらの『コインブラ版日本イエズス会書簡集』という一冊。...
View ArticleFACE展2024
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 主催はSOMPO美術館と読売新聞社。2012年度よりスタートし、今回で12回目を迎えました。エントリー数は前回を大きく上回って、1184点。そこから厳選な審査を経て、見事入選した78点が、現在、SOMPO美術館の展示室に一堂に会しています。...
View Article美術クイズ☆正解は一年後
今回お届けするのは、ブログの読者参加型企画です。その名も、『美術クイズ☆正解は一年後』。 この企画は2024年の美術界で起こりそうなことを、現段階で皆様に予想して頂き、それが本当に起きたかどうかを、年末に答え合わせをしようというものです。正解したからと言って、特に景品はないですが、よかったら、コメント欄に予想を書き込んで頂けましたら。 Q1...
View Article第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)
岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。それが、岡本太郎現代芸術賞。通称TARO賞です。プロアマ問わず誰でも応募可能で、国籍・年齢の制限はなし。さらには、表現の技法も一切制限ありません。高さ5m×幅5m、奥行き5m以内という規定さえ守れば、平面でも立体でも何でもありの現代美術界の賞レースです。...
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