好きなチョコは、ブラックサンダー。
嫌いなチョコは、板チョコ。
そんな僕が、今回は、国立科学博物館で開催中の “チョコレート展” をレポートいたします。
さてさて、会場に入るやいなや、
「甘ーーーい!!!!」
と、思わず叫びそうになりました。
なんとも、甘いチョコレートの香りが、入り口から漂っているではないですか。
しかも、入り口には、科博の屋外で展示されているシロナガスクジラと、
蒸気機関車の模型が。
実は、こちらは、模型ではなく、チョコレート。
いやはや、よく出来ています。
入り口の門をくぐると、そこに展示されていたのは、カカオの木。
(注:こちらは、複製ですが、本物のカカオの木も会場には展示されています)
カカオの実も、生っていますね・・・って、幹に直で?!
(このように幹から直接生る果実を、幹生果というのだそうです)
しかも、自分が想像していた以上に、カカオの実は、デカい!
ちょっとしたラグビーボールのような大きさがありました。
ロッテのガーナチョコレートのパッケージのせいで、
もっと、カカオの実は、小ぶりなものかと思い込んでしまっていましたf^^;
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・・・と、展覧会の冒頭から、
意外とチョコレートのことを知らないという事実を突き付けられ、何だかほろ苦い気分になりました (笑)
さて、展覧会は、その後、チョコレートの歴史に迫ります。
起源とされるマヤ文明のチョコレートに関する出土品を紹介したり、
チョコレート・ポットなど、ヨーロッパでのチョコレート文化などを紹介。
そして、チョコレートの歴史に名を残す人物たちが、パネルやゆかりの品で紹介されていました。
個人的に、ツボだったのが、ZONE3の “チョコレートと日本”
こちらのコーナーは、権利関係のためか、写真撮影が不可でしたが。
コアラのマーチ、LOOKチョコレート、ポッキー、チョコボール…etc
人気チョコレート商品に関する懐かしいテレビコマーシャルや、
歴代のポスターに、歴代パッケージなどが、ズラリと紹介されていました。
いろいろと印象深いポスターはありましたが、
特に印象深かったのが、草刈正雄のガーナチョコレートのポスター。
あのスマイルは、ガーナチョコレートよりも、確実に甘かったです (笑)
日本の人気チョコレート商品を、一通り目にした後に待っているのは、
今回のチョコレート展の目玉となるチョコレート工場のコーナーです。
カカオ豆がチョコレートへと変わる複雑なプロセスを、
なんと、自分がカカオ豆になった気分で体感出来てしまうという画期的な試みです。
例えば、カカオニブ (=粗く粉砕されたカカオ豆) を炒ることで、
カカオ豆独特の味を引き出す 『焙炒 (ロースティング)』 という行程。
これを体感出来るようにするために、こんな装置が!!
・・・・・・・・・・・・・・・。
カカオニブをすり潰して、
カカオマスを作る 『磨砕』 という行程を体感するために、ここを通ります。
・・・・・・・・・・・・・・・。
多分、子供は楽しいのでしょう。
でも、大人には、ちょっと気恥ずかしい。
中途半端に体験型の展示にしたことで、
逆に、チョコレート作りのプロセスが、わかり辛くなっていたような気さえします。
付ける星の数は、甘くありません。
ちなみに。
大人は、展覧会の最後で紹介されていたショコラティエが手がけたチョコレートに興味津々。
高級なチョコは、宝石のように美しいですね~
(買えないので、チロルチョコで我慢しますw)
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チョコレート展
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