本日は、かねてより、ずっと気になっていたカップヌードルミュージアムへ。
その楽しさから、子供たちに大人気のミュージアムとのことですが。
日ごろカップヌードルにお世話になっている僕の方が、
カップヌードルミュージアムを楽しむことが出来る自信があります (←何の張り合い?)
ではでは、入館料の500円を払って、展示室へと向かいましょう。
この大階段を上れば、展示室です。
まず、最初に待ち受けていたのは、インスタントラーメン ヒストリーキューブというコーナー。
1958年に発売された 「チキンラーメン」 。
ここから、インスタントラーメンの歴史は始まります。
それが、年々進化を重ねていき・・・
現在では、年間約800種類の新商品が発売されるほどに。
このコーナーには、なんと3000点ものインスタントラーメンのパッケージが展示されているそうなのですが。
ゴチャゴチャ感じるどころか、むしろスッキリと感じられたのは、
人気アートディレクター・佐藤可士和さんが、展示の総合プロデュースを務めているからでしょう。
そのセンスは、さすがの一言でした。
このコーナーには、懐かしいインスタントラーメンは、もちろん。
「えっ、こんなのあったの?!」 という驚きのインスタントラーメンもたくさんありました。
例えば、こちらは、タッチのカップラーメン。
あだち充先生何やってんすか (笑)
そして、 『北斗の拳』 のラオウとラ王、ある意味で夢のコラボ。
原哲夫先生何やってんすか (笑)
商品化に至った理由が謎だったのが、トミーズとのコラボインスタントラーメン。
おそらく、日清の黒歴史に違いない。
ちなみに、黎明期には、こんなインスタントラーメンも。
スパゲニーって・・・。
レモンがいっぱいの冷めんって・・・。
たくさんの日清製品を目にした後は、
カップヌードルの生みの親・安藤百福の生涯をCGアニメーションで紹介する百福シアターを観賞 (14分) 。
“カップヌードルって、すごいでしょ” 的な内容では無くて、
安藤百福のクリエイティブな発想力に迫る内容のムービーでした。
この後、展示は、さらに、さまざまなインタラクティブアートで、
安藤百福のクリエイティブな発想力に迫る内容となっていきます。
ここに来て、ようやく、このカップヌードルミュージアムが、
単なるカップヌードルの歴史を展示するミュージアムなのではなく。
カップヌードルを生み出した安藤百福の・・・
“クリエイティブシンキング=創造的思考”
を体感しながら学ぶミュージアムであることが判明!
どうりで大人よりも子供たちのほうが、楽しめるわけです。納得。
さてさて、一通り、クリエイティブシンキングを体感した後は、
このミュージアム最大の目玉とも言えるマイカップヌードルファクトリーへ。
こちらは、世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作ることができる工房なのです。
まずは、自動販売機にて、カップを買います (1食300円・消費税込)
カップを購入したら、よ~く手を消毒してから、
オリジナルのカップをデザインする作業に入ります。
う~ん。何を書こう。
クリエイティブシンキングの片鱗が見えてきません (笑)
悩みに悩んだ末に、少しでもカップヌードルを高級に見せようと、
フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》 を描くことにしました。
フェルメールの美術展のミュージアムグッズとして、いかがでしょう (笑) ??
(日付を間違えて書いてしまったため、軽く怒られましたw)
パッケージが完成したら、麺を入れてもらい、
スープ (4種類から1種) とトッピング (12種類から4種) を自分で選びます。
その組み合わせは、なんと合計5460通りになるのだとか!
悩みに悩んだ末、僕がオーダーしたのは、こんなカップヌードル。
オーソドックスな醤油味のアップヌードルに、
炭火焼チキン、チェダーチーズ、キムチ、ガーリックチップをトッピング。
普通に食べたいものを選んでしまったので、
フェルメール展のミュージアムグッズという設定は、もはやどこかに行ってしまいました。
食欲には勝てません (笑)
そして、最後は、きっちり密封してもらって、出来上がり!!
正真正銘、世界にひとつだけのオリジナルカップヌードルです。
いやぁ、もったいなくて、食べられませんf^^;
(賞味期限は、1ヶ月です)
ちなみに。
マイカップヌードルファクトリーのお隣には、チキンラーメンファクトリーが。
こちらは、小麦粉を捏ねるところからスタートする本格的な体験教室。
要予約となっていますので、体験したい方は事前予約をオススメいたします。
この他にも、小学生を対象にしたカップヌードルパークというアスレチック施設があったり、
世界の麺料理を300円というお得な価格で楽しめるNOODLES BAZAARというフードコートがあったり、
と、お客さんを楽しませるべく、
実に、いろいろと考えられたミュージアムでした。
決して、施設自体は、インスタントではありません。
ただ、一つ難点を挙げるのならば、一人で訪れるには、少々気恥ずかしいことでしょうか。
マイカップヌードルファクトリーで、
「何名様ですか?あっ、お一人様ですね」
というやり取りが何度もあったので、
あまり一人で行く人は、いないのでしょうね。
まぁ、確かに、自分自身、
“一人で来るんじゃなかったなぁ (誰かと来たかったなァ)”
と、何度も感じてしまいました。
何ともせつない 「REAL」 です。
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