先日訪れた目黒区美術館での美術展にて、
めぐろ歴史資料館の存在を知ったので、早速、足を運んでみました。
・・・・・・・・・が。
地図が示す場所にあったのは、どう見たって普通の学校です。
“もし学校だったら、通報されるかな・・・?” と不安になりつつも、敷地に潜入してみました。
やっぱり、どう見たって普通の学校です (焦)
しかし、一見すると、どの学校にもあるような植え込みを、よ~く観てみると・・・
何やら、歴史資料的な石碑がいっぱい。
ということは、ここが、めぐろ歴史資料館ということで間違いなさそうです。
実は、めぐろ歴史資料館は、2008年に旧目黒区立第二中学校の1階部分を改装して開館した施設とのこと。
学校っぽいというか、2006年までは、普通に中学校として使われていたのですね。
では、早速、中に入ってみましょう。
外観が学校感そのままなので、内部もそのままなのかと思いきや。
外観からは想像できないくらいには、スタイリッシュな空間になっていました。
一般的な歴史資料館に抱きがちな古臭いイメージはありません。
これで、入館料が無料というから驚きです。
(ちゃんと税金を納めている目黒区民の皆様に、 「ありがとう!」 と言いたいです)
ちなみに。
めぐろ歴史資料館のロゴは・・・
「ぐ」 の濁点部分が、ハートになっていました。
なんともファンシー (笑)
さてさて、そんなめぐろ歴史資料館では、
現在、毎年恒例となっているという 『道具』 をテーマにした冬の企画展が開催中。
昨年は、竹という素材を切り口に、様々な道具を紹介したのだそうですが。
今年の切り口は・・・
『○ (マル)』
大きな丸い車輪が特徴的な大八車に、
台所にある様々な丸い道具に、
円運動を利用する農機具に、
中には、たまたま丸いから展示されている (?) 東急創立50周年記念コースターに、
実に、いろいろな 『○』 が紹介されていました。
現在、21_21 DESIGN SIGHTで絶賛開催中の “デザインあ展” でも、
暮らしの中で見つけることが出来る様々な 『○』 が紹介されていましたが。
こちらの展覧会は、そのクラシック版といった印象。
わかりやすいキャプションが添えられているのもマルなら、
このように一つの切り口で紹介するというアイディアもマル。
まさに、 『丸い卵も切りようで四角』 な展覧会です。
個人的には、丸いおもちゃのコーナーで、
子供のころに遊んでいた “コピットゲーム” を見つけ、懐かしさに震えました。
(このボードゲームを、 “コピットゲーム” と呼ぶことを、この日に知りましたw)
皆様も、それぞれに懐かしい道具と出会えるかもしれません。
まだまだ寒い季節ですが、こたつで丸まっているくらいならば、めぐろ歴史資料館へGoです。
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昔のくらしと道具展 働く形まるハッケン
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