本日は、渋谷ヒカリエへ。
その8階にあるd47 MUSEUMに、初潜入して参りました。
47のテーブルが常設されたd47 MUSEUMは、
日本の都道府県をテーマとした、ちょっと変わった美術館。
これまでに、 「トラベル」 や 「ビール」 など、
さまざまな切り口の展覧会で、都道府県の個性を浮き彫りにしてきたのだそうです。
そんなd47 MUSEUMで、現在、開催されているのが・・・
“みんなのスーパーマーケット 47都道府県のご当地スーパー展” なる展覧会。
キュレーターを務めるのは、立体造形家にして日用雑貨のコレクターとしても知られる森井ユカさん。
全国約140のスーパーを巡ったという森井さんが、
集めに集めたご当地ならではの商品が約1000点 (!) も展示されています。
例えば、北海道のテーブルは、このような感じ↓
東京のスーパーマーケットではお目にかかれないような商品が多数並べられています。
カステーラ?らっきょ飴??
また、ただご当地ならではの商品が並べられているだけでなく。
訪れたご当地マーケットの紹介や、
キュレーター・森井さんによる取材メモ、
さらに、ご当地コメンテーターのレポートまであり、
展覧会を観るというよりも、カルチャー本を読んだくらいの情報量を得ることが出来ました。
これが47都道府県分もあるので、相当お腹いっぱいになれます。はい。
各地のスーパーマーケットの商品を見て、
まず何と言っても、強く感じたのは、こんなにも都道府県の文化が違うものなのかという驚き。
秋田県のスーパーマーケットでは、なめこの缶詰が売られていたり、
福井県のスーパーマーケットでは、紙箱入りの水羊羹が売られていたり、
静岡県のスーパーでは、トランプ感が0の 「トランプ」 という謎のお菓子が売られていたり、
熊本県のスーパーでは、 「デカ」 というそう大きくもない牛乳が売られていたり、
まだまだ日本には知られていない文化が沢山あるということを再確認しました (笑)
・・・と、ここで突然ですが、皆様にクイズ。
Q こちらのテーブルは、何県のテーブルでしょう??
赤だしみそに、味噌煮込みうどんに。
そう、こちらは、愛知県のテーブルでした。
では、ここからが、本題。
Q こちらのテーブルは、何県のテーブルでしょう??
こんなにも大きな小麦粉の袋が、普通に売られている県なのですが。
正解は、長野県。
この大きな小麦粉のを買って、おやきを作るとのこと。
なるほど。
また今回展示されているのは、商品に限らず、
スーパーマーケットに関するエトセトラも紹介されています。
ご当地スーパーマーケットの衣装 (エプロン) だったり、
カゴだったり、
チラシだったり。
特にチラシにも県民性が出るようで、
下の京都のスーパーマーケットの落ち着いたカラーリングのチラシに対し、
大阪は派手!
しかも、チラシに求人広告を載せてしまうという常識破りっぷり!!
(求人広告のがスペースがデカいw)
いやぁ、こういうのを見比べるのは、
『秘密のケンミンSHOW』 を観てるみたいで、本当に楽しかったです。
ちなみに、僕の出身地である千葉県は・・・
案の定、面白味がありませんでした・・・。
(これが、千葉県クオリティーです笑)
というか、
ワイズマートは知っていますが、京北スーパーは知りませんし。
(千葉県の中でも、柏や松戸は別枠扱い)
僕の地元にあったスーパーマーケットのリブレ京成や野口屋が取り上げられてなくて、ちょっとショックです。
とは言え、全体的には、スーパー楽しい展覧会。
是非、出身県の違う方と一緒に訪れて、ワイワイ楽しんで頂きたいものです。
そして、展覧会を鑑賞した後には、こちらのコーナーが待っています。
ミュージアムショップならぬミュージアムスーパー (笑)
なんと紹介されていた商品の一部を購入することが可能です!
ついつい僕も3点ほどお買い上げ。
チケットの半券で後日再入場可能とのこと。
もう一回くらいミュージアムスーパーで買い物をするために、足を運ぼうと思います (笑)
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みんなのスーパーマーケット 47都道府県のご当地スーパー展
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