“春眠暁を覚えず”
春は眠くなる季節です。
美術展の会場で、ついウトウトと・・・。
そんな人を、チラホラと見かけます。
と、そこで、今回は、都内にある美術館を、
寝心地の良さという観点で、ランキング形式で発表してみたいと思います (笑)
おそらく、こんなランキングを作成するのは、
アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】 blogだけ。
ある意味で、美術館業界激震の (?) 最新寝心地のイイ美術館ランキング。
それでは、第6位から発表してまいりましょう!
(注:美術館は、寝るための施設ではありません)
☆ Ranking ランキング
第6位 東京都現代美術館
東京都現代美術館のエントランススペースに設置された、この謎のカラフルなソファ。
このソファのふかふか感たるや!
ひとたび座ったならば、ソファにお尻が沈み込むと同時に、意識も心の奥底に沈み込んでしまいがち。
ここで、ついウトウトしてしまった経験は、2度や3度ではありません (笑)
第5位 国立新美術館
国立新美術館のあちらこちらに設置されているのが、
ハンス・J・ウェグナーがデザインした 「スリーレッグドシェルチェア」 をはじめとする名作北欧椅子。
その座り心地の良さと、差し込む日差しの暖かさ、そして、他の人が気にならないほどの開放感。
このトリプル効果により、眠気が発生します。
要注意。
第4位 渋谷区立松涛美術館
こちらの美術館の2階の展示室には、
サロンも兼ねているため、中央に革張りの立派なソファが設置されているのですが。
このゆったりとしたソファに座ると、ものの数分で眠気が襲ってきます。
さらに、静かで落ち着いた美術館の雰囲気が、その眠気を増幅。
このソファで落ちなかったことはありません (笑)
第3位 日本科学未来館
日本科学未来館のシンボル・ジオコスモス。
それを下から見上げるために設置されたソファ…というよりも、もはやベッドが第3位。
土日祝日は、子供たちがいっぱいなので、さすがに眠くはなりませんが。
平日の空いている時に訪れると、このベッドは魔物 (笑)
地球を見上げながら眠れるだなんて、素晴らしすぎますね。
第2位 東京国立博物館
さすが日本一の博物館だけあって、寝心地の良いポイントも多数!
平成館のロビーのふかふかソファーに沈むのも、
法隆寺宝物館の中で陽射しを浴びながら夢の世界に行くのもオススメですが (←?)
もっともオススメなのが、本館と平成館とを結ぶ連絡通路にある、こちらのソファー。
ここは、通路を行き交う人の死角に当たるので、いくらでも眠れます (笑)
実際、取材した (?) 日も、寝てる人が多数。
庭が展望できるのもオススメポイントです。
第1位 ちひろ美術館・東京
栄えある第1位に選ばれたのは、ちひろ美術館・東京 (喜ばしいことなのか・・・)
建築としても陽射しが十分に取り入れられており、心地よさは抜群。
それに加えて、いわさきちひろさんの作品の雰囲気、
美術館全体に充満する温かくほのぼのとした空気のおかげで、
実家に帰ってきたかのように、自然と眠さが訪れます。
館内のどこでも寝心地が良いですが、
展示室1に設置されているいわさきちひろさん愛用のソファが、一番安心して眠れます。
(監視員さんもいないので、本当にぐっすり♪)
美術館に行って、アート作品を見て、刺激を受けるのもいいですが。
本当に寝てください・・・とは、さすがに言いませんが、
寝に行くくらいの気持ちで、美術館にのんびりまったりしに行くのもいいものですよ。
むにゃむにゃむにゃ
・・・・・はっ、寝てる場合ではありませんでした。
今回、見事1位に輝いたちひろ美術館・東京さんより素敵なプレゼントが。
現在開催中の “中国の絵本画家展” のペアチケットを、抽選で5組10名様にプレゼントいたします!
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
http://homepage3.nifty.com/art-teller/tony_contact.htm
(〆切は、3月25日。当選は発送をもって代えさせていただきます)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(皆様の応援のおかげで、現在3位)
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