昨年、好評だった 『今年度外せない展覧会ランキング』 。
今年もリクエストに応えて、お送りしたいと思います。
ただ、あくまで、これは現時点での期待度のランキング。
ランキングに入ってないけど、行ってみたら大正解だった美術展もあれば (例えば、こちら)
ランキングに入っているけど、行ってみたら 「・・・。」 だった美術展もありますw (例えば、こちら)
さぁ、2013年度はどうなるのでしょうか。
それでは、10位からカウントダウン!
☆ Ranking ランキング
第10位 “たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 埼玉県立近代美術館
<会期> 2013年4月4日(木)~2013年5月19日(日)
企画展示室や常設展示室だけでなく、エントランスや図書室など、
館内の様々な場所を活用して、コレクションを、な・な・なんと1000点も紹介しようという美術展。
超大規模なコレクション展に期待が高まります。
「埼玉県立近代美術館のモノ=たまもの」 というネーミングセンスにも惹かれています。
第9位 “牧野邦夫―写実の精髄”
<開催> 練馬区立美術館
<会期> 2013年4月14日(日)~2013年6月2日(日)
知る人ぞ知る昭和の天才画家・牧野邦夫 (1925~1986) の23年ぶりとなる大回顧展。
実は、 ‘知る人ぞ知る’ ゆえ、僕も牧野邦夫を知らなかったのですが (笑)
芸人キラーでお馴染みのKさんや、
なんでも鑑定団でお馴染みのIさんなど、芸能人にもファンが多いのだとか。
練馬区立美術館はスベらないので、期待が高まります。
第8位 “プーシキン美術館展”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 横浜美術館
<会期> 2013年7月6日(土)~2013年9月16日(月・祝)
本当ならば・・・
2011年に開催される予定だった “プーシキン美術館展”
しかし、あの東日本大震災の影響で、開催目前して中止。
再び開催されるのか、暗礁に乗り上げていた美術展です。
まだまだ東北は復興し始めたばかりですが、
この美術展の開催が、一つの復興の兆しとなるといいなと思います。
第7位 “暮らしと美術と髙島屋”
<開催> 世田谷美術館
<会期> 2013年4月20日(土)~2013年6月23日(日)
高島屋をテーマにした美術展が高島屋でなく、
世田谷美術館で開催されるということに興味津々です。
竹内栖鳳の 《アレ夕立に》 をはじめ、出展される作品もレベルが高そうです。
高島屋のエレベーターをメインビジュアルにしたポスターも秀逸。
第6位 “LOVE展:アートにみる愛のかたち”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 森美術館
<会期> 2013年4月26日(金)~2013年9月1日(日)
いよいよ森美術館が開館10周年を迎えます。
それを記念して開催されるのが、 『LOVE』 をテーマにした美術展。
何と言っても、気になるのが、その出展作家のラインナップ。
ダリに、シャガールに、フリーダ・カーロに、草間彌生に、マグリットに、そして、初音ミクに。
まさに10周年記念に相応しい豪華なメンバーです。
第5位 “国宝 大神社展”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 東京国立博物館
<会期> 2013年4月9日(火)~2013年6月2日(日)
これまでに、薬師寺展やら三井寺展やら醍醐寺展やら。
京都・奈良の古寺をテーマにした展覧会が開催されてきましたが。
今回は、それらのお寺に対抗すべく (←?) 、日本国内の神社が連合で真っ向勝負 (←??)
国宝・重要文化財160件。
これは、前期も後期も絶対に見逃せません。
第4位 “ミケランジェロ展―天才の軌跡”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 国立西洋美術館
<会期> 2013年9月6日(金)~2013年11月17日(日)
現在、同じく国立西洋美術館で開催中の “ラファエロ” と、
4月23日より東京都美術館で始まる “レオナルド・ダ・ヴィンチ展” と合わせて、
今年2013年は、なんとルネサンスの3巨匠それぞれの個展が開催される稀有な年。
確実に、今年は美術の当たり年と言えそうです。
第3位 “特別展 「深海」”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 国立科学博物館
<会期> 2013年7月6日(土)~2013年10月6日(日)
先日、NHKで世界で初めて撮影に成功したダイオウイカの姿が放映されました。
そう。今、サイエンスの世界では、 “深海” が熱い!
科博が満を持して開催する深海の展覧会というだけあって、期待も高まります。
きっと深い感動が待っているに違いない。
第2位 “貴婦人と一角獣展”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 国立新美術館
<会期> 2013年4月24日(水)~2013年7月15日(月・祝)
世界一有名なタペストリー・・・と言っても過言ではない 《貴婦人と一角獣》 が、まさかの来日。
フランス国外に貸し出されるのは、メトロポリタン美術館以来2回目とのこと。
これは、昨年のフェルメールよりも貴重な美術展なのかもしれません。
個人的には、タペストリーで一度も感動したことが無いので、そういう意味でも楽しみです。
僕を感動させられますかね~ (←何故に上から目線?)
第1位 “仏像半島—房総の美しき仏たち—”
(展覧会HPは、こちら)
<開催> 千葉市美術館
<会期> 2013年4月16日(火)~2013年6月16日(日)
全千葉県民必見?!
いや、千葉県民でなくても、もちろん必見の仏像展です。
なんと房総半島中から、約150体もの仏像が集結 (この期間中、房総半島は大丈夫でしょうか?)
史上最大にして、おそらく二度と開催されない大千葉仏像展でしょう。
僕も、千葉県出身者として (?) 、来る4月20日に、
同じく千葉県出身の仏像研究者と、千葉市モノレールの千葉駅で、
この展覧会を盛り上げるトークショー、その名も 『“仏像半島”の歩き方』 を開催します。 (入場無料!)
詳細は、また追って告知します。
ともあれ、自発的に、トークイベントを企画しちゃったくらいに期待大の展覧会ということです。
この他にも紹介しきれなかった展覧会が、まだまだまだあります。
2013年度も、精力的に各美術館を巡って、
精力的に、勝手に、星を付けていこうと思います (笑)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在5位です)
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とに~が判定!2013年度外せない展覧会ランキング
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