「六本木アートナイトのおかげで入場無料だから行ってみましたよ。」 シリーズ第2弾 (←?)
“カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-” をご紹介いたします。
国立新美術館にて、6月3日まで開催中です。
新進気鋭の建築家・中村竜治さんが手がけた展示会場には、
チャールズ&レイ・イームズがデザインした 《ESU(イームズ・ストレージ・ユニット)》 があったり、
リーバイ・ストラウス&カンパニーの 《トップス、パンツ》 があったり、
サーフボードがあったり、
バービー人形があったり、ガードレール用の反射板があったり、自動車があったり・・・と。
良く言えば幅の広い、悪く言えば脈絡のない美術展のように思えます (笑)
ただ、展示品に、本当に脈絡がないわけではなく、
展示されているのは、すべてカリフォルニアで展開したモダン・デザインの作品。
アメリカのホームドラマを観た日本人が憧れたようなアメリカンライフを彷彿とさせるものばかりです。
ある程度の年代以上の人にとっては、懐かしく、
ある程度の年代以下の人にとっては、逆に新鮮に感じるデザインなのではないでしょうか。
「カリフォルニアのモダン・デザインに関する初めての大規模な展覧会」 ということで、
主催者側は、気合を入れて、いろいろな解説パネルや関連映像を紹介していましたが。
そのせいで、お勉強感が強まってしまっていたのが、個人的には残念。
美術展を鑑賞するというよりも、
セレクトショップを眺めるような感覚のほうが、ちょうど良かった気がします。
この美術展会場がセレクトショップだったとして、
さらには、僕にお金の余裕があったとして、買いたくなった作品を、いくつかご紹介。
まずは、ダン・ジョンソンがデザインした 《机》
普通の四角い机には、もう飽きた。
そんなすべての人に捧げる机です。
これでもかというくらいにシャープ。
続いて、アーリーン・フィシュがデザインしたジュエリー 《ピーコック・テイル》
僕は、アクセサリーを付ける趣味はないですが。
もし自分が女子なら、このジュエリーを、衝動買いしてしまいそうです。
ジュエリーなのに、あまり高く見えなさそうな、
かといって、そこまで安物にも見えない、絶妙なチープ感に惹かれます。
逆に、自分が女子でも 「買わないぞ…」 と思ったのが、こちらの水着↓
愛国心、どんだけ~!
もの凄いアメリカ好きの女性が着たのか。
はたまた、もの凄いアメリカ好きの男性が着させたのか。
この水着の前で立ち止まっては、いろいろと想像を巡らせてしまいました。
そんな姿を、誰かに見られていたら・・・と思うと、今さらながらに恥ずかしいです。
(その時の僕を見かけた皆様、決して、着たかったわけではないのですよ!)
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カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-
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