普段は非公開の浅草寺内にある伝法院庭園が公開されていると聞いて、早速行ってきました。
“大絵馬寺宝展と庭園拝観” は、5月7日まで。
寛永年間 (1624~45) に小堀遠州によって築庭され、
2011年9月21日付けで、国の名勝に指定された伝法院庭園。
庭園の良し悪しは、よくわからない僕ですが、
そんな僕でも、 「はぁ~。見事なお庭だこと」 と感じる庭園でした。
しかも、そんな情緒あふれる日本庭園越しに・・・
東京スカイツリーを望むことが出来るという嬉しいボーナス付き。
しかも、同時に写真のフレームに収めるのは不可能でしたが、
浅草寺の五重塔と東京スカイツリーの両方が並んだ景色を望むことが出来ます。
日本庭園と五重塔と東京スカイツリー。
なんとも不可思議な光景と感じながらも、
このような光景が、まさに東京らしい光景なのだろうなぁ、と妙に納得。
サービスで振る舞われたお茶を頂きながら、
しみじみと、そんな時空を超えたような景色に浸っておりました。
・・・・・・と、ここでレポートが終わってしまっては、単なる庭テラー (←?)
アートテラーなのですから、アートな情報のレポートも。
実は、特別公開されているのは、伝法院庭園だけではありません。
浅草寺に伝わる絵馬や扁額といった寺宝の一部も展示されているのです。
場所は、浅草寺のアイコンの五重塔。
・・・・・・の裏手です。
庭園の鑑賞と合わせて、入場料は300円。
その良心的な値段から、正直なところ、
あまり・・・いや、ほとんど期待していなかったのですがf^^;
そこは、東京を代表する寺・浅草寺。
公開されていた絵馬の中には、歌川国芳の 《一つ家》 や、
柴田是真の 《茨木》 をはじめ、
谷文晁、鈴木其一、鳥居清忠など、名だたる絵師や浮世絵師の絵馬も含まれています。
絵馬だけでなく、国宝の法華経 (ただし、レプリカ!) や、彫刻作品、
《天台大師像》 といった絵画作品も展示されていて、見応えは十分。
浅草観光を兼ねて、行かれてみてはいかがでしょうか?
1つ星。
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大絵馬寺宝展と庭園拝観
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