日本科学未来館で開催中の “サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~” へ行ってきました。
こちらは、再来年に誕生50周年を控えた伝説の特撮番組 『サンダーバード』 をテーマにした展覧会です。
『サンダーバード』 をリアルタイムで見てはいない僕ですが。
このテーマソングを聞くと、無性にワクワクしてしまいます。
きっと男子のDNAに訴えかける何かが、このメロディにはあるのでしょう。
さてさて、会場の入り口で、まず待ち受けていたのが・・・
「ん?誰だ??」
『サンダーバード』 で見たことのないキャラクターだなぁ、と思ったら。
『サンダーバード』 の人形風になっている毛利衛さん (日本科学未来館館長) でした!
芸が細かいです (笑)
そんな毛利・トレーシーの挨拶を受けた後は、
サンダーバード3Dシアターが待っています。
こちらでは、 『サンダーバード』 の本編映像を3D映像化した約10分ほどのムービーが楽しめます。
なんと、3D化された 『サンダーバート』 の映像が公開されるのは、本邦初とのこと。
2Dの映像で 『サンダーバード』 に親しんだ世代の皆様必見のコーナーと言えそうです。
サンダーバード3Dシアターを堪能した後は、サンダーバートギャラリーへ。
『サンダーバード』 の主要なメカが展示されているのは、もちろんのこと。
当時製作されたメカといった貴重なコレクションをはじめ、
『サンダーバード』 の特撮秘話や、その秘密、
さらには、小松崎茂画伯による 『サンダーバード』 のプラモデルの箱絵原画など、
『サンダーバード』 にまつわるエトセトラが、余すことなく紹介されていました。
史上最大規模の 『サンダーバード』 の展覧会と銘打っているだけはあります。
・・・・・ただ、サンダーバートギャラリー に関して言えば、あくまで個人的な感想ですが。
『サンダーバード』 を観たことがある人は、かなり楽しめるでしょうが、
『サンダーバード』 を観たことがない僕のような人は、そこまでハマれないかなと。
実物が展示されてはいるものの、そのほとんどが、
実際の 『サンダーバード』 の放送で使われたものではないので、
これと言って感慨深くはありませんでした。。。
とは言え、 『サンダーバード』 を初めて知ったであろうチビッ子たちは、会場で目を輝かせていたので、
逆に、 『サンダーバード』 を全く知らない人には楽しめる展覧会なのかもしれません。
さらに、会場には、チビっ子がもっと目を輝かせる体験型展示もありました。
こちらでは、国際救助隊と力を合わせて消火活動を行う体験が出来ます。
僕が訪れたのは平日だったので、そこまで並ばなくて体験できましたが、
土日は混雑必至のアトラクションになりそうです。ご注意のほどを。
・・・・・と、ここまでは楽しい感じのサンダーバード博ですが。
会場の最後には、これまでの日本科学未来館の展覧会の例に漏れず、
最新科学技術を紹介するお勉強的な展示コーナーが、待ち構えています。
国際救助隊つながりで、レスキュー隊の最新事情を紹介しているのは納得でしたが。
『サンダーバード』 第6話 「原子炉の危機」 という1エピソードにちなんで、
海洋開発の最新事情を紹介し、それに関連して、高性能災害対策用水処理装置が展示されていたり。
と、こじつけ的な展示も多かったような気がしました。
日本科学未来館的には、大真面目で意義のある展示コーナーなのでしょうが。
“サンダーバード博” 全体のカラーからすると、蛇足だったような気がしてなりません。
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サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~
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