その存在が、ず~~~~~~~~~っと気になっていた光が丘美術館に、ようやく足を運べました。
降り立ったのは、都営大江戸線の終着駅・光が丘駅。
ここに美術館が無かったら、きっと降り立つことは無かったであろう駅です。
駅の近くには、団地ばかりが建ち並んでいましたが、
ちょっと脇をそれると、そこには、閑静な住宅街が。
そして、そこに、光が丘美術館はありました。
この蔵のような建物が、光が丘美術館です。
ちなみに、美術館の建物以外にも、いくつか建物が。
どうやら蕎麦屋さんや陶芸教室もあるみたいです。
(僕が訪れた時間には、閉まっていました)
では、美術館の中へ。
入り口では、松木安太郎みたいな (?) 石像が出迎えてくれています。
建物は、2階建て。
全部で3つの展示室に、
森田りえ子さん、中野嘉之さん、田村耕一さん、井上員男さん…などなど、
正直なところ、存じ上げない作家さんの作品ばかりが展示されていました。
(もちろん作品は、それなりに良かったですが!)
唯一、名前を知っていた作家の作品は、
横山大観の 《椰子の実を採る土人》 という墨絵でした。
大観が描く土人の絵は、初めて観ました (笑)
ちなみに、美術館のHPを見るに、
現在は、 “木村圭吾の世界展” が開催中とのこと。
“井上員男/紙版画展” も “田中良忠/「買い合わせ」展” も同時開催とのこと。
しかし、美術館には、一切キャプションが無かったので、
どこからが “木村圭吾の世界展” で、 どこからが “井上員男/紙版画展” かは不明。
というよりも、もはや、本当に、そんな美術展が開催されていたのかも不明 (笑)
何と言うか、よくわからない美術展でした。
(星なし) もやむなし。
さらに、もう一つ言わせて頂くならば、
この美術館の目玉の一つでもあるベーゼンドルファーのピアノに関して。
オーストリア建国1000年を記念して、
12台だけ制作された限定モデル “1000年祭グランドピアノ” のうち1台が、光が丘美術館にあるのですが。
なんと、カバーが掛けられていて、全く観れないという(T_T)
触れるの禁止と書かれていたので、
音も全く聴けないという (T_T)
なんか悔しいので、youtubeで音色だけは見つけました。
こんな綺麗な音色を奏でるのですね、あのカバーに掛けられていたピアノは!
さらにさらに、もう一つ言わせて頂くならば、男子トイレの個室に関して。
大きい方をしようと思ったら (注:お食事中の方はごめんなさい) 、
鍵が閉まらなくて、本当に困りました。。。
開いてしまわないように必至に、内側からドアの金具を摘みつつ、用を足しました。
美術展が、よくわからないのも、
ピアノが観れなかったのも、構わないですが。
トイレだけは、早急に改善してくださいませ (笑)
美術ブログのランキングにご協力をお願いします
↧
木村圭吾の世界展
↧